劇場公開日 2011年2月25日

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「ネズミの騎士リーピチープの思いやりと友情は最高!」ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島 aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ネズミの騎士リーピチープの思いやりと友情は最高!

2011年3月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

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四人のペベンシー兄弟姉妹のうち、今回は下の兄エドモンドと末っ子ルーシーが、夢見ることのできる子供しかいくことのできないナルニア国に再び招かれる。

現実世界は第二次大戦下、兄妹は親戚の家に疎開してて、その家の口が悪くひねくれた幼い従兄弟ユースチスも巻き込んで、懐かしのカスピアン王も乗る竜頭の帆船に乗り込む。
カスピアン王は行方不明の七人の貴族の消息を求めてナルニア国の東へ航海をしているところだった。

はじめに空き部屋の衣装ダンスの奥にナルニア国があるのを見つけた幼かったルーシーも年頃となって、少し色気づいたことで魔法の誘惑にとらわれそうになったり、かつて白い魔女の虜になったこともあるエドモンドは兄ピーターが譲った王座に未練があったことでカスピアンと諍いとなったり、波乱万丈の航海となる。
もっとも酷い目にあったのは、自業自得とはいえ従兄弟のユースチスか。
しかし彼はこの航海で最も成長し、ライオンの姿をしたナルニア国の創造主アスランからも認められて、次章では大きくなりすぎたペベンシー兄妹に代わって再びナルニア国を訪れるという。
ネズミの騎士リーピチープの気高さと勇気、毒舌とユーモア、そして思いやりと友情は最高!

aotokage