劇場公開日 2011年2月25日

  • 予告編を見る

「助けを得てじゃなくて自分で成長していく子供達」ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島 NAOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0助けを得てじゃなくて自分で成長していく子供達

2011年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

今回は3D実写映画、予告編で見てたときから、気になっていたんですが、かなり迫力のある映像になってますね。
冒頭の水の中の映像が特にすごいと思いました。
ぺペンシー兄弟末の二人、大きくなって~。特にルーシー役のジョージーチャンは大きくなりましたね。
育ち盛りの撮影だったんでしょうが、エドマンド役のスキャンダー・ケインズ君は、撮影中でもシーンごとにちょっと顔が違う位、成長がすごいです(笑)
3D、CGでクリーチャーの造詣もすごいですが、物語の芯となってくる「自分との戦い、成長」も見所です。子供たちが自分達だけで乗り越えて行くっていうのが、ナルニアのいいところですよね。でも自分の中の暗い部分との闘いって大人でもきついから、子供でそれを乗りこれて行くのはすごいなって思います。そして、その暗い部分を描きすぎていないのも、私はよかったなって思います。
個人的にはナルニアシリーズが子供の頃から大好きなので、アスランがでてくるとドキドキします(笑)CGがすごい。毛皮の感じとか、たてがみの感じが本物っぽくて。(アスランの声がリーアムニーソンだってのもエンドロール見てちょっとびっくりでしたけどw)
エンディングテーマ曲が映画にぴったりでよかったなぁ。字幕とか店た方がよかったンじゃないかなって思いました。
小説の邦題は「朝びらき丸東の海へ」だったと思うのですが、何故か映画のタイトルは「アスラン王と魔法の島」に。。。魔法とか入れたほうが売れると思ったのかなぁ。。原題とも違うし、ちょっと残念な気がしました。(アスランそんなに出てくるわけではないので)

子供が自分達で成長していく物語を通してえるものがあると思うので、是非子供には見てほしいかなぁ。

NAO