弾突 DANTOTSUのレビュー・感想・評価
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ダメ男を演じる珍しいセガール
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
セガール映画にしてはいつもと趣向を変えた設定になっていて、セガールは強い無敵の男から駄目な堕落した警官崩れの役になっているし、悪役はいつものような最初からわかりやすい悪役にはなっていない。謎の組織が突然登場する設定は複雑なものの、何故そのような設定が可能なのかという裏づけがないし、暗殺は衆人環視の中で堂々と正面からやってみるなど無理があるものになっているが、あまりそこらあたりは突っ込まないほうが楽しめる。格闘技を使う場面は少なめで、銃撃戦が中心になっているところが一番の見せ場かな。
やっぱり強いセーガル
いつも通りのセガール映画、終始セガールが敵をボコボコにする。
といっても普段よりも格闘は少なめに感じた。
ストーリーはやや凝っていたのは良かったが、
暗殺と言いつつ堂々と殺すあたり良くも悪くもセガールらしさを感じた。
あとラストの銃撃戦がやや長く、格闘なしで終わるのは少し珍しいかな。
セガール映画!!
最近、自分の中では再びセガール祭りである。
セガール映画は、もはや1つのジャンルと言っても過言ではないような気がする。
様式美と言うか・・・・
さてさて、それは置いといて。
最近の(いや、以前からか)セガール作品は、内容をを想像することさえ不可能な意味不明な、不可解なタイトルを持つ。
この作品もこの例に漏れない。
ただ、他の作品と違うのは最初から最後までセガールが悪党だということ。
これは珍しい。
それが最大である見せ場だろう。
肝心のアクションはスローモーションが大目で残念ながら、セガール拳の美しさは控えめ。残念。
前も書いた事があるが、合気道がバックボーンであるからして、スローは蛇足。製作者側には猛省を即したい。
ラストの銃撃シーンは良くできてはいるが、要はこれだけじゃん、、みたいなのはセガール映画らしいと言えばらしい。
らしいと言えば、「暗殺」しに行ったのものの、結局真正面からぶちのめすあたりはセガールらしくて「ぷっ」と笑えた。
それにしても、いつもながらセガール映画は、中身をシリアスに作れば作るほど笑えるのだからたまらない・・・
どんな緊迫シーンでも、悪党がセガールに銃を向けたら最後、絶対にのされてしまうからね・・・。
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