劇場公開日 2008年8月30日

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「難解な、とても難解な、でも味の有る。。。」コッポラの胡蝶の夢 カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0難解な、とても難解な、でも味の有る。。。

2009年3月18日

知的

難しい

とても難解な映画を観た。
どのように解釈したら良いか戸惑ってしまう。
こういう時はまずは
ストーリーを振り返るのが良いだろう。

ナチがヨーロッパを支配しようとしていた時代、
老人が雷に撃たれ病院へ担ぎ込まれた。
その老人は奇妙な事に
壮年に若返るとともに特殊能力等も手に入れ、
このナチ時代を切り抜け、
戦後を向かえた。
戦後暫くして、彼は運命の出逢いをする。
その女性も雷に撃たれ前世の人格を
蘇らせるようになっていた。
彼女と二人で楽しく日々を過ごしていたのだが。

西洋では珍しい輪廻の思想を説き、
話を更にややこしくしている。
確かに
この映画の題名から
老子の教えを重要視している事はわかるのだが、
今のところまだコッポラの真意が掴めない。

難解だったせいか、
斜め前に座った女性は途中から爆睡
していました、よ。

eiga.comのRATEも
やっぱり難解さ故でしょう、ネ。

カサキショー