「今は1925年よ、考え方が古いわ」かけひきは、恋のはじまり shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
今は1925年よ、考え方が古いわ
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今は1925年よ、考え方が古いわ
映画「かけひきは恋のはじまり」(ジョージ・クルーニー監督)から。
アメフトのプロリーグが出来て間もない1925年が今回の時代背景。
昔の色として、セピア色が多用されるが、
今回の、物語全編にわたり包み込むような色合いが私は好きだった。
(文章力がなく、文字にするとうまく伝わらないが・・(汗))
その中で選んだ台詞は「今は1925年よ、考え方が古いわ」
主人公の女性、レクシーは、最先端のファッションに身を包んだ
上昇志向むき出しの新聞記者という設定。
美人で仕事ができ、プライドも並大抵ではないから、
この台詞が生きてくる。
いつの世も、その時その時が最先端で、保守的な考えを打ち破るとき、
「考え方が古い」という台詞が使われる。
しかし、今と比較しても、1925年の時の方が、活力に満ちていた。
誰にも、アメリカンドリームのチャンスがあったし、
人々の顔がイキイキと描かれていた。
「恋の駆け引き」の話なのかもしれないが、私は違った視点で観終えた。
恋の会話としてメモを選ぶとすると、
「君みたいな女性は、どこで見つけられる?」
「美しい女性は、活力の源」
「せっかく美しい君と話してる。寝る前に一杯どう?」かな。
アメフトのゲームのスポンサー紹介に懐かしいフレーズが登場。
「スポンサーは、すかっとさわやかコカコーラ」
さすが、最先端の1925年。
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