「本物と見間違えるほどリアルな災害」2012 Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
本物と見間違えるほどリアルな災害
学校で習うような科学の知識と
テレビや新聞に出てくるような政治が
出てくる映画。
地殻変動やマントル、
球体の世界、
また聖書の予言など
それらを信じている人にとっては納得のいく設定で
2012年といっているが、未来の話だと思うこともできる。
アニメのように危機一髪で脱出する映像のリアルさを観ると、
CGでここまでリアルに災害を描けることに感心する。
今作は
誰がどうやって撮影したのかを意識させない上手さがある。
あとはカメラワークとBGMのセンスが好みかどうか。
ーーーーーー以下、余談------
誰かの仮説を信じ
証明のための概念すらも作り出す。
すべての災害を予測し対策できるか否か
なかなか進歩しない。
科学者も地質学者も
長い物には巻かれなければ食べていけないし、
政治家が
本氣で自己犠牲の精神で働けば
金も権力も失って政治家でいられなくなる。
ハリウッド映画は
赤字にならぬよう出資者や権力者を喜ばせ
プロとして仕事をする。
邦画も
反骨精神のある監督や作家もいるが、
権力者を敵にまわすと予算の調達が難しい。
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