「エメリッヒ作で一番の、スペクタクル・ディザスター作品!」2012 とるさき ともたさんの映画レビュー(感想・評価)
エメリッヒ作で一番の、スペクタクル・ディザスター作品!
全人類に未曾有の天変地異が襲う様を描き出す、
ローランド・エメリッヒ監督“十八番”の超スペクタクル・ディザスター作品。
総製作費約260億円!
その半分以上を掛けたVFX映像だけあって、圧倒的な映像を魅せる。
大地震による地殻移動、火山の大噴火に巨大津波!
映画史上最大級でケタ外れの災害シーンの数々に、巨大建造物によるラスト。
この災害シーンの作り込みが非常に良く出来ている。
過去作品とは違い、比較的最後まで魅せ続ける仕上がり。
“全人類滅亡”規模で描かれる割に、やはり人間ドラマは希薄で散漫気味ではある…が、
エメリッヒ作に“それ”を求めてはいけない…。
“映像メインの作品”であるのは承知している方が多いと思う。
良くも悪くも、映像メインのアトラクション型ディザスター映画ではあるが、
この映像は一見の価値があり!
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