「ユースケ・サンタマリアとm-flowの作品がなかったら正直観ているのがキツイ作品」R246 STORY Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)
ユースケ・サンタマリアとm-flowの作品がなかったら正直観ているのがキツイ作品
中村獅童のクソみたいな作品がオープニングだったら心配だったんだけど最初に駄作をやってくれたから後は結構楽しめたってのはあるね☆
浅野忠信の作品も負けずに意味不明のアートワールド全開の映画だったけど浅野自身、よくアート作品に出演してノウハウをわかっているのか、意味不明の中にも魅力があるというかアート映画としては観れる☆
中村獅童の作品は意味不明だしアート作品にもなりきれていないし245号線が昔の清水につながっているっていう設定でチンピラが現代風なのに回りは江戸時代というギャップを狙っているワケなのに家の中には現代的なものが置いてない。例えばテレビとかエアコンとかあったほうがもっとギャップが出ていいのに中途半端なことになってる(@_@)
短編集なのにひとつだけドキュメンタリー作品があって、それはm-flowの作品で日本のHIPHOPの現状や起源を様々なアーティストにインタビューして紐解いていくという内容で個人的にはこれが結構おもしろかった(>_<)
一般的なジャパニーズ・ポップと違ってあんまり地上波の音楽番組には登場しないレアなアーティストがたくさん出演していて自分の知らなかった世界をまた知ることができた☆あとMTVスクリーンで映画評論しているUTAMARUもちゃっかり出てるよ(._.)
逆にこういうドキュメンタリー作品が今までなかったことが不思議だよ☆ただコレはコレで単品の長編ドキュメンタリーとして観たかったってのはあるけどね(._.)
それ以外ではユースケ・サンタマリアの「弁当夫婦」がよかったかな(>_<)お昼の弁当を食べるときだけは唯一、いっしょに過ごすという不器用な夫婦の様子を淡々と描いていて、様々な展開を想像させてくれる(>_<)これも長編で観たいね☆
この短編集の感想をまとめるとおもしろかったのは6作品中2作品、普通レベルが2作品、意味不明アート作品が1作、クソ駄作が1作という感じかな☆