バンク・ジョブのレビュー・感想・評価
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おっぱい
金を手に入れて優雅に暮らすことが許されるならそうすべきだし
その機会を逃してはならない。
たとえとっ捕まって刑務所にぶち込まれる危険があっても
冒すべきリスクだろう。
銀行強盗ものです、と言っても原始的に地下から掘ると言う方法で。
奪ったものが大問題で、様々な人に狙われます。そこをどう解決するかというのがスリルあふれる展開になっています。
つまり強盗は前座です。
地下鉄を使って待ち合わせるのはいいですね。電車に乗ってしまえば追ってこれない。かっこいいシーンだと感じました。
しかし、何と言ってもパブでおっぱい丸出しの女性たちがセクシーに歩きウェイトレスをしているシーンが頭に残ります・・・
家族とみると気まずいです。
直接的な性描写はないのですが、テレビに映るおっぱいが食卓を凍らせました。
好きな映画だった♪
ジェイソン・ステイサムは外れないですね~。
トランスポーター、アドレナリンと♪
今回の役もめっちゃハマってる。
やんちゃなんだけど人は良くて、なんでこんなとこでくすぶってんの?
ってなるくらい頭の回転早くて。
こんなハゲなら惚れるわーって感じ(笑)
ストーリーもとんとん拍子にはうまくいかないし、
最後の最後までドキドキできました。
おすすめの1本です。
中盤からの展開は神
見始めて思ったのは「外れたな~」って感想。
ところが金庫破りの展開からはずっと興奮してた。
駆け引きや心理戦が秀逸で、常にギリギリな状況がよかった。
ジェイソンステイサムの灰汁の強さもいい感じでマッチしてたと思う。
ただ序盤のダラダラは本当に残念。途中退席してる人もいたしね。
これが実話だとは信じられない・・・
同じジェイソン・ステイサムが主演とはいえ、この作品はなかなかよかった。アクションではないが、サスペンスとして一流。小悪党たちが集まっての銀行強盗の過程が細かく描かれていて、興味深かったし、警察やほかの体制側の描き方もちょうどよかった。犠牲がなかったわけではないが、内容も小気味よかった。大作でなく小品ながら、快哉を送りたい作品だ。
ジェイソン・ステイサム、こんな役も出来るんだ!
1970年代のお話、
イギリスの某王女様のおいたから始まります。
王女様、痴態を写真に撮られてしまったのです。
その写真を奪い返そうと、諜報機関が動きます。
写真が隠されているのは銀行の貸し金庫室、
美味しい話を持ちかけて、
銀行強盗を有る一味にけしかけます。
結果、その一味は、銀行強盗に見事に成功、
でも、世の中、そう甘くありません。
彼らが盗み出した金庫室からは、
余分なスキャンダルネタもザックザク状態。
そのせいで、彼らは窮地に追い込まれてしまいます。
銀行の貸金庫って怖いですね。
色んな秘密が隠されています。
とても安心できるところだから、
そこに、悪人達がゆすりの道具を保管していたなんて、
とても皮肉な話です。
イギリスの作品ですから、
少しモッサイですが、だからこそリアリティもあり、
なかなかの作品です。
ジェイソン・ステイサム主演なのに、
アクションがほとんどありません。
だから、なにがなんでも大画面、
という作品ではないので、DVDででもご堪能下さい。
え、実話?マジっすか!?
とにかく良く出来た話だ・・・と思うと、実話に基づいていて、
9割は本当のこと(マジ?)っていうから驚き!
単なる銀行強盗のアクション映画かと思っていたら全然違った。
(主演の彼を見て勝手にそう想像・・・)
1970年代初頭に実際にロンドンで起こった銀行強盗、といっても
いわゆる「ホールドアップ!」ではなくて、地下にある貸し金庫を
2件隣から掘り進んで狙う、という観てるとかなり無謀な事件を
起こした犯人とその事件に絡んでくる人の話。
この映画の面白さ(というか事件そのものの面白さ)は、
強盗が見事に成功したってことではなくて、その盗まれちゃったもの内容故に、
王室、政府や官僚、MIや警察、そして裏社会の人たちがフクザツに絡み合っていることが
次第に明らかになっていくところなんだと思う。人物相関図を書きたくなるくらい。
それにしても、英国ってのはコワイ国だな~って改めて思ったわ。
自らの手を汚さずに目的を達成しようとする。失敗したら葬られる・・・う~ん。
今はタブロイドの報道合戦があるから、どんな写真が出てこようと
みんな大して驚きもしないような気はするけど。
チャールズやカミラの「もっとヤバイ写真」がどこかにあったりするんだろうか?
ハリー王子はありそうな気もするけど・・・。
後半の展開は本当にハラハラする。八方ふさがりでどうするの!?
ラストシーンを見て、実在する犯人は今何処にいるんだろう?
なんて考えてしまった。
人物が結構フクザツに絡み合ってくるし、皆さん背広を召された英国紳士ばかりなので、
ボーっと観てると誰が誰だか分からなくなる可能性大。映画館でしっかり観る方がおススメ。
プロット自体が娯楽的要素の事件。
銀行強盗たちが盗んだモノは王室のスキャンダル!
そして色々な組織に狙われるハメに…。
このプロットだけですっごく面白いのにそれが実際の事件とは…
めちゃくちゃ面白そう!
それを狙うマフィアに組織に警察…
ワクワク感を胸に劇場に。
前半の歯切れの悪さは否めない…。
後半の全体的プロットを消費してからはすこぶる面白い!
なんで前半、あんなにテンポが悪かったのか…
人間関係が多少、複雑だったけど
それでも…もうちょっとなんとかテンポよく魅せてほしかった。
ともあれ、後半のどう決着つけるのかは
すごくドキドキしました。
事実は娯楽的要素のある出来事でいっぱいなんだなって思いました。
…けど、なぜに面白い映画なのに東京で一館しかやってないのか…
事実は娯楽的要素のある出来事がいっぱいなのに…。
後半の展開がすごい
冒頭に王室スキャンダル写真のシーンが映し出されます。まぁ、こんな写真出回っちゃったら大変だわな。そりゃ必死で取り戻そうとするわ。
この映画、実話に基づいているということで結構衝撃的ではあるし、映画も面白かったのですが、前半のテンポはちょっと悪いです。登場人物の描写を丁寧に描いている為ある程度は仕方ないのかもしれませんが、マティーヌが銀行強盗の話を持ちかけ、実際に地下金庫に侵入するまでが結構長かった。
侵入する為に地下を掘ってる間も、途中休憩したり、無線を傍受されちゃってることに気づかないで無線でやり取りしたり、なんかすごい強盗事件を実行した犯人とは思えないような間抜けな感じなんですよ。
さらに金庫に侵入してからも結構ちんたらしてます。金庫もかなり豪快に壊していくのですが、音聞こえちゃうよ、早く奪って逃げなよ、そんなゆっくりしてる暇ないでしょ、と何故か犯人が捕まらないことを望みながら観ちゃったりして、ともかく、早くしなよーと思いながらずっと観てました。
でも彼らはプロの銀行強盗なわけではなくあくまでも素人だし、運も手伝って成功した計画で、この素人くささが逆にいい味を出していたのかもしれません。違う意味でドキドキでしたよ。見張り役もドンくさいなぁと思ってましたが、彼のミスのおかげで命拾いしてたところもありましたしね。その一見無謀に思えた銀行強盗も運よく成功してしまうのです。
そしてこの映画が面白くなるのはここから。
マティーヌの目的はティムに頼まれたスキャンダル写真だったわけなのですが、貸金庫ってすごいですね。スキャンダルの宝庫??金庫が破られたと知って慌てるロイズ銀行の貸金庫に保管していた人たち。保管していたものが金めのものだけだったら、銀行に賠償請求すればいい、ぐらいに思うのかもしれませんが、貸金庫は中身を報告することなく使える金庫、つまり他人には秘密にしておきたいものが大量に保管されていたわけなんです。
テリー達が奪ったものの中には、ティムに依頼されたスキャンダル写真以外にも何がなんでも流出を阻止したいブツが!
そしてテリー達は銀行強盗を成功させたものの、あらゆる組織から追い詰められていきます。もうこの辺りがドキドキ。でもテリー、なかなか頭がキレます。ただの中古車ディーラーじゃないんですよ。そして命を狙われているとわかっているのに、彼らに自分の優位になるような取引を持ちかけるんです。
後半は金庫に隠されていたものをなんとしてでも奪い返そうとするマフィア、汚職警官、MI-5・・・。そして彼らの駆け引きがテンポよく展開されていきます。後半の展開はドキドキ、ハラハラ、スリル満点でかなり面白かったです。そしてこれもすべて実話なのだとしたらすごい!まさに衝撃のクライム・サスペンスでした。
組織の圧力で闇に葬られた事件。それでも被害者達が大事にしなかったのは、金品だけではなく、人には言いたくない、プライバシーに関わるものを貸金庫に預けていた人が多かったからなのでしょう。実際にこの事件の被害者の多くは被害届を提出していないそうです。何を盗まれたかを人に知られたくなかったということですもんね。
観応えたっぷりで、単館上映なのがもったいないぐらいよく出来た映画だと思いました。
単なる銀行強盗の話が、国家レベルのスキャンダルに巻き込まれていく複雑なストーリー。主人公の危機的状況を一気に逆転するラストが痛快です。
まずは手短に冒頭の三題噺。
いきなりモロッコのリゾート地で、肌を露わに浅瀬で戯れる男女のグループが登場し、そのままベットイン。濃厚なからみが始まるや、窓の外では、その痴態を隠し撮りする男の姿が。
いきなり場面が変わって、主人公テリーが登場。荒々しい借金取りを追い返すところに経営が苦しいテリーの状況が暗示されました。
そして、またまた画面がいきなり変わって、英国諜報機関とおぼしき幹部のたちが密談している場。よく聞くと、黒人解放を掲げてつつも、その実麻薬王の裏の顔を持つマルコムXの逮捕が話し合われていました。
彼は、王室スキャンダルの証拠写真を掴んでいて、起訴されてもまんまと逃げおおせていたのです。
この何の関係もなさそうな3つの話が重なっていく様が、すこぶる小気味よくストーリーにのめり込んでいきました。
メインは銀行強盗の話なのです。ただ狙った先が貸金庫だったことから、ストーリーはそこに預けられていたマルコム一味の犯罪組織の情報はもちろん、一味とつながる娼婦館での政府高官スキャンダル、娼婦館と警察の汚職、イギリス政府が隠したい王室の秘密などなどがまるでパンドラの箱を開けたように、テリーたちの強盗団を追及しだして、絶体絶命に陥いるところは、かなり練り込まれたシナリオのセンスを感じさせてくれました。 強盗のシーンでは、一味の無線連絡が筒抜けで、警察がどの銀行が狙われているかロンドン中の銀行をしらみつぶしに捜査していく様は、ハラハラの連続でした。強盗団の動きとの交互の描写が巧みで、彼らがいる銀行に警察がいよいよ乗り込んでいくときは、どうなるのかと手に汗握ったほどです。
やがて強盗団の一人が犯罪組織に捕まり、面はわれ、テリーたちは八方ふさがりとなります。この危機的状況を一気に逆転するラストが痛快です。
しかもこの話の大半が実話に基づいていると言うから、驚きです。事実は映画より奇なりですね。
バットマンよりも低音な台詞回しで語りかける主演ジェイソン・ステイサムが渋い!ラストはアクションもばっちり決めてくれます。
ラストに向けて、複雑に絡んだ話を収斂させていく展開は、全く飽きさせませんでした。
同じ強盗もの『オーシャン』シリーズのスタッフに爪の垢を飲ませたくなるような傑作です。上映館は少ないので、DVDになったらぜひご覧ください。
追伸
本当に銀行強盗は行われ、なぜか映画と同じく途中からマスコミは事件のことを、ぷっつり報道しなくなったそうです。
実話とは信じがたい話ですね。
かなり上質な泥棒映画
ジェイソン・ステイサムだから結構B級だと期待して観ました
観てみると見事に期待が良い方に裏切られます
借金で首が回らない貧乏人に持ちかけられた
昔の恋人からの銀行強盗の話し
美味しい仕事のはずが。。。
笑いもあり、ドキドキするとこ多し
銀行強盗の内容自体も結構練りに練られていて
見ごたえがありました
ジェイソンはいつもスマートで頭の切れる役が似合いますが
今回もそんな役がとっても似合いますね
この作品を単館系公開にしておくのはかなり惜しいです
観て絶対に後悔しないエンターテイメント作品です
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