重力ピエロのレビュー・感想・評価
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イズミとハル。両方英語にするとスプリングという仲の良い兄弟と父親の...
映画の味方
内容はレイプという思い題材だけど
血がつながってなくても沢山の愛をもらって育った2人は育ての親の子なんだと
ハルがくちびる触るシーン大好きです
この映画を見てから、あぁこういう話だったんだ
いい映画だったな。寂しくもあり暖かくもあり、、
みんなどういう感想なんだろうと思ってヤフーの口コミをみました。
そこには母親は綺麗なんだからあんなに町の噂になる意味がわからないとか
愛情そそがれてれば殺人をするような人に育つわけがないとか
こういう理由で星をつけない人や雰囲気ものの映画だと批判する人が多くて驚きました。
どういうつもりで映画をみてるんだろう
映画はリアルな世界ではないし、自分の感覚の範囲内だけで展開していってほしいのかな
この映画を雰囲気ものだと思う人はその雰囲気にのまれちゃってる人なだけな気がして可哀想です。
見てやるよ。っていう気持ちで見たらなにもおもしろくないだろうな。
この家族のキャストは全員良かったと思う
小日向さんの温和な雰囲気も合ってるし
岡田将生もまだあどけなくて自由な感じが
笑ってれば幸せになれるってことですね
素敵でした
作品の中に流れる純粋な家族の絆
先ずは、岡田将生君がとてもカッコ良いね。
うん
作中も、そういう役どころなんだけど、何処か繊細で自分ひとりの世界を大事にするというか、閉じこもっているというか
よく演じていると思いますし、この作品でファンになりました。
作品自体は、何が一般社会的に正しいか?
という点では、物議をかもすトコロだとは思いますが
家族の純粋すぎる絆に、胸をうたれました
映画をWOWOWで観て気に入り
↓
小説を買い、読み
↓
また、VODで映画を観る
小説は小説で良いし、映画は映画で良い
いずれも、表現に違いはあれど、どちらもオススメです
タイトルなし(ネタバレ)
サスペンスなんだけど、あたたかい雰囲気に包まれた家族の物語。
悲しい内容なんだけど、所々ほっこりできる部分があって。事件が進んでくにつれてどんどん2人の兄弟が落ちていくんだけど、絶望的ではないっていうか、なんか救いがあるように思えて。それは多分、この2人が善人だからっていうのと、2人をちゃんと愛してくれてる人がいるから、お父さんと何よりお互いがいるから、だと思う。
この家族は本当に最強の家族だと思う。特にお父さんは強くて優しくて、素晴らしいお父さん。小日向さん演じるお父さんがすっごく良い。そのお父さんの偉大さもあって、家族に凄く良い絆がある。
その対比として渡部篤郎がいるんだけど、コイツが救いようのないクズで。the悪。渡部篤郎と岡田将生の顔がこれまた似てるんだな~。このキャスティングは奇跡。血の繋がりってやっぱり自分の力で変えられるものじゃないから、どうしても一生付き纏うもので。いい意味でも悪い意味でも強力な力を持ってるなあと思った。
劇中で特に良いと思ったシーンは、春が家燃やして渡部篤郎を殺そうとするシーン。1人の時はためらっていた春が、泉水が来てその顔を見た瞬間安心したように思いっきりボコボコにする。春の本当は臆病っていう性格や、2人の関係性が感じられて凄く良かった。1番シリアスなシーンでもあるのにほっこりした。
翌朝、実家で2人が疲れきって寝てるシーンも凄く好き。もしかして春も死んじゃったの……!?と思わせてからの安心する一コマ。この映画は絶対にハッピーエンドで終わってほしいと願っていたから、この事件の結末はこの先どうなるか分からないけど、2人が最後良い顔をしていたのでああ良かったと思った。
結果的にやってしまったことは悪い事じゃないとは決して言えないけど、それは自分で考え抜いて出したやるべき事ことであって。渡部篤郎のように自分の私利私欲のためじゃなくて色々な人の事を考えてやった事で。善人が悪人をやっつけて、それでも殺人は殺人で。悲しい殺人。何か別の方法はあったのか、どうすれば良かったのかなと思うけど、それが春と泉水が考え抜いて出した結論だから、私にはそれを責められない。
それでもあのピエロのように楽しく生きようとすれば、結末はどうであろうと落ちないのかもしれない。あのエピソードはあの家族のあたたかさを象徴する、救われるエピソードだなと思う。
劇中ではガンジーの名言とか、印象的な言葉がいくつも出てくるんだけど、お父さんがそれ無理でしょっていうようなことを明るく飄々と言うのがすっごく好き。サラッと言うんだけど力強くて、信じられる言葉なんだよね。「楽しそうに生きていれば地球の重力なんて消してしまえるんだよ」とか。本当にそうなんだと思えた。
そういえば夏子さんもナイスキャラだった。彼女もちょっとズレてるけど愛のある人物で、ほっこりさせてくれた。
春と泉水の名前どおり、この映画の雰囲気は春のようにあたたかかった。それはストーリーもそうだし、映像の映し方や音楽も。全てがマッチしていて良かった。リピートしたくなる映画な予感。
かなり重いお話。犯罪者の子息は、環境が変われどもやはり犯罪者になり...
役作りがすごい
親子の会話が心に沁みたが・・・
題名が合わないなあと思いながら観続け、最後の最後に意味がわかったけれど、やっぱりしっくり来なかった。
また、レイプされてまず心配するのは、妊娠の有無や性病のはず。
何にも知らない少女ならともかく、もう子供一人産んでる大の大人だ。
ましてや、レイプされたことを夫にも警察にも言えなかったならともかく、そうではないのだ。
それなのになぜ、すぐ産婦人科に行かなかったのか。
アフターピルは飲まなかったのか。
レイプ犯の子供を出産するあたっても、もっと納得できるシーンが欲しかった。
悟らせるのではなく、ちゃんと描くべき部分だと思う。
その部分さえしっかり描かれていれば、高評価できたしもっと感動できただろう。
題材も面白いし、凄い事が起こっているのとは対照的な淡々とした感じが『普通の日常』っぽくて良い。
父と子の会話シーンも、すごく素敵で心に沁みる。
それだけに、もったいなかった。
よかった。
しっとり寂しいけど幸せな
仙台で起きている連続放火事件。現場近くに描かれるグラフィティアートとの関連性に気付く弟と、遺伝子パズルになっている事に気付く兄。事件を探るうちに24年前に家族を巻き込んだ事件とも繋がりが見え…。辛い過去に深く関係する弟を持つ兄と家族の物語。伊坂幸太郎原作。
原作を読んでいたはずなのに、映画を観てみるとほとんど覚えていなかった事に驚いた。印象に残ってなかったのだ。そんなに悪い話でもないのに、何かインパクトに欠けるんだろうなぁ…。映画は伊坂幸太郎の独特の不陰気はあって、音楽とのバランスや全体的に流れる切ない感じは胸に沁みる。不幸も幸せの一部になって浄化へと向かう様子は、確かに兄・弟・家族の強さを感じる。父役の小日向文世の静かな演技が良かった~。
鴨とアヒルのコインロッカーに続き
春が二階から落ちてきた
兄弟愛と父親との関係が実にいい雰囲気でよかった。前半、兄弟協力して放火犯を探し出すという設定で、しかも推理ゲームのように次の放火場所とかを特定するところなど興味深かった。ただ、途中からとんでもない展開になってしまって、前半がよかっただけに非常に残念。原作がそうなっているなら、致し方ないのだが。
実際、この映画でも原作でもその途中からの展開が本命なのだろうが、個人的には拒否反応してしまった。
(タイトルは、原作の冒頭の書き出し部分)
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