「あふれる映画愛」僕らのミライへ逆回転 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
あふれる映画愛
店主のフレッチャー(グローヴァー)は、ジャズ黎明期のミュージシャン、ファッツ・ウォーラーの生誕地ということを売り物にして店の存続を賭けていたが、時代はDVDへの変化を遂げ、勉強のために旅に出る。
『ゴーストバスターズ』、『ラッシュアワー2』を撮った時点で、なぜだか客のウケがいい。続けて『ライオンキング』、『ロボコップ』、『ドライビングMissデイジー』、『2001年宇宙の旅』、『キングコング』、『キャリー』、『メン・イン・ブラック』etc.と撮りまくることになった。
店主のいない間に店は大?盛。おまけに参加してくれる近所の人たちも増え、評判を呼んでいったのだが、著作権協会から係員がやってきて、撮ったビデオテープはすべて廃棄されることになった。その係員がシガニー・ウィーバー(笑)。
取り壊される前にリメイクではない、オリジナルの作品を皆で撮ろうと、町中の人たちにファッツ・ウォーラーについてインタビューし、彼の一生の物語を撮ることになった。上映会は取り壊しの直前。店の中の100人だけでなく、店外にも数百人の人が集まった。俳優気取りのジェリー(ジャック・ブラック)がとても良い。
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