「楠ふみのイメージが・・・」鴨川ホルモー baamiさんの映画レビュー(感想・評価)
楠ふみのイメージが・・・
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原作読了後に映画を視聴。
前半は京都の学生の雰囲気もよくわかるし、スピーディでなかなか面白かったが、後半でキーになる楠ふみのイメージが、原作とは違う。
楠ふみは原作では、地味でちょっと変わっているが、とびきり知的な女性として描かれている。ひも理論では宇宙は10次元になるという話を、青竜会の仲間に学食でしていたりとか、2台持っているパソコンのうち1台は数式を解くためだけにつけっぱなしにしているとか・・・。
そしてクライマックスでは、この楠ふみの知略がさえわたり、仲間の男子学生たちを勝利に導くという流れ。
映画では、楠ふみはドライバーを持ち歩いてすぐ家電を分解するような、ヘンにオタクっぽい女性、クライマックスでは嫉妬から?早良京子をボコりに行くガサツな女性になってしまっている。
これでは主人公が楠ふみと結ばれても、なんだかなぁという感じしかない。
そこが残念でした。
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