「複雑な感情を呼び起こす映画」ベンジャミン・バトン 数奇な人生 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
複雑な感情を呼び起こす映画
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通常の人と逆転の人生を送る男。
デビッド・フィンチャーはこの映画で何を伝えたかったのか?
多分に、「人生は苦労が付きまとうが、誰にでも出来ないことはない」
というメインメッセージだと思うのだが、私にはそれ以外の感情が多数沸き起こってきて素晴らしい映画だがなんだかもやもやしてしまった。
かなり昔の設定なのだが子供のころにまともな教育を受けなくてあんなに立派な人格が育つのか・・・。
不幸な生い立ち(捨て子となる)だが、後に莫大な親の遺産で金に不自由しない(全て処分してしまったが・・・)前半不幸でも後半ハッピーの方が絶対にいい、人生はバランスだよね。
二人の愛欲の日々がまるでハネムーンのように熱愛、
そして純愛として綺麗に描かれて過ぎている。
ケイト・ブランシェットとブラピの美男美女のカップルは幼馴染で紆余曲折をへて結ばれるが運命と言うより偶然の産物なのに。
結果的に彼女が怪我したことで夢をあきらめて彼の元に戻ってきたにすぎないから・・。
その愛は最後には最後に最愛の人に娶られて死んでゆく。
これぞ究極の愛
と様々なメッセージが頭を占めて素晴らしい映画なのですが
何か複数の消化不良の映画を数本観た後の様な気がしています。
落ち着いたらもう1回みてみよう。
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近大さんのコメント
2014年2月13日
コメントありがとうございます♪
確かに色々な感情入り混じる映画ですよね。
感動作ではありますが、ストレートな内容ではなく、人それぞれ感じるものがあると思います。
また見直してみても別の受け止め方が出来るかもしれませんね。
再レビュー、興味深いです♪