「おやすみ、デイジー」ベンジャミン・バトン 数奇な人生 マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
おやすみ、デイジー
まずは監督のストーリーテリングの旨さに賞賛を惜しまない作品である。
最初から最後までぐいぐい魅せてくれる。
今まで扱ったことのない題材であることから着地(エンディング)が難しそうだが、結末が誰にでもわかるのに、お見事な着地を魅せる。
「死」と「生」。そして「愛」。
ああ、これがアメリカ流の描き方なのね、と思わせる作品でした。
個人的には、お互いがおやすみ前の「おやすみ」エピソードが出色でした。
感情の発露が見事に描かれていました、はい。
そして、明日から人生を精一杯生きようと思わせてくれる作品でもありました。
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