「人生をいかに生きるかと一人一人の人生の大切さを痛感」ベンジャミン・バトン 数奇な人生 mickyさんの映画レビュー(感想・評価)
人生をいかに生きるかと一人一人の人生の大切さを痛感
一言で言えば80代のおじいちゃんで生まれ、時とともに若返り、赤ん坊で生涯を終えたなんとも奇妙な生涯を描いた作品だが、いろんなネタがつまっていて、とても考えさせられる作品だ。
冒頭に出てきた逆回りの時計を作った時計職人、息子を捨てたことを後悔していきてきた実の親、タトゥーアーティストを夢見る船長、海峡横断の夢をあと一歩で果たせなかった人妻、バレエダンサーの夢を不運な事故で終えてしまった妻。
人には一人一人人生があり、そこには想いがつまっている。この作品を通じて終わり(死)に向かってどう生きるかの大切さ、見た目や環境ではなくその人自身を受け入れることの大切さを痛感した。
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