最後の初恋のレビュー・感想・評価
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リチャード・ギア&ダイアン・レイン2度目の共演!
80年代アメリカ映画の美男美女が、『運命の女』に続き、2度目の共演ということで見に行きました。Rギアは私の特に好きな俳優で、『愛と青春の旅立ち』なんて何度見たことか。『アメリカン・ジゴロ』もかっこがよかった!そこで期待して劇場に出かけたのですが、作品の出来はイマイチ・・・『運命の女』の方がはるかに上、本作のストーリーはよくあるような話で、斬新さも面白さ、洗練さも皆無です。普段はあまり映画を見た事が無い、中高年のカップル限定にオススメしたいと思います・・・。
泣けましたっ!でも涙のツボが違うかもっ^^;
実際にはあり得ないだろう・・・海辺にひっそりと建つリゾートホテル。 存在しないホテルだとはわかりつつ、綺麗な景色に魅了され、よりいっそうロマンチックな映像になりました^^♪ それはともかく、大人の恋愛ってどぉ~なんだろーーーっ??? エイドリアン側から見れば全然OKじゃん♪でも・・・だ!子供側から見たらそれはOKなのか???ちょっと複雑な気持ちになりましたね^^; ズバリ泣けました!!え?私が泣いたわけ!? スコット・グレン演じる遺族が、愛する奥さんの話をポールに話すシーンに・・・ そして 気力をなくして、ただ寝てるだけの母エイドリアンに、何も聞かずにただ黙ってそばについてる娘の存在に・・・・ 大人の二人が、しだいに惹かれあってくのは自然な流れでよかったと思います^^ あんなロマンチックなリゾートホテルならなおさらっす!!! とかく女はシチュエーションに弱いっ(笑) ジェームス・フランコが息子役で出演しているとは全く知らずに、ちと得した気分だった^^ 何はともあれ、いつまでも現役でいたいもんですね♪ そう感じさせてくれる映画でした^^ 9月30日109シネマズ高崎にて観賞
もお、イイお歳です…。
リチャード・ギア、ダイアン・レイン何と3度目の共演。『カッコイイ!』『SEXY!』とか言われていたご両人も、気が着きゃ59歳と43歳(見えね~!)。本作は、中高年に捧げる(?)、ロマンティック・ラブ・ストーリーになっております。 もお、昼ドラにでてくるような、非常にベタで定番のよろめきストーリーです。でも、そんなに“ドロドロ”はしていません。むしろ“サラっ”と爽やかにさえ感じられます。これは、主演の2人の力に依るところが、非常に大きいと思います。表題に“お歳”と書きましたが、持ち合わせているキャラは、幾つになっても歳をとらないモンですね。今回のこの映画をみて、吾輩その点を再認識させられました。だって、芝居がまだまだ若いんやモン!恋愛に歳は関係ねえ~ってか(^^;! ただ、これで『感動するか?』と問われると、そこは大いに“?”でございます。妙に話が淡々と、そしてアッサリ進んで行くんですね。『へ?こんなことぐらいで、そういう風になっちゃうの??』とか『え~、この次にもうこんな展開になっちゃうかな~??』てな感じでストーリーが進んでいっちゃうモンですから、正直チョット肩透かされました。うん、理解出来ん!ッて言うか~、最初から海辺の宿にエエお歳の男女が2人きり(もちろん、客と宿主ではありますが…)って設定だけで、もおその先どうなるかなんて、わかるやろ?って感じでストーリーなんか、どっちかっていうと“後付け”なんとちゃうか?とまで思ってしまいましたわ。ええ、すみませんね。夢を潰すような発言をいたしまして…(^^;。でも主人公2人に、感情移入出来なかったのは事実です。そこら辺が吾輩的には非常に残念でしたね。結構期待していたモンですから。何?お前がまだ大人の恋を理解出来ないだけやって?ど~せ、吾輩は子供ですよ(いやいや、充分“オッサン”です(^^;)! 前述しましたが、主役のご両人はホント実年齢には見えませんね。スクリーン越しに『確かに年とったな~』と感じるシーンは、何回かありますが、それを踏まえた上で輝いた演技を見せてくれます。やはりこれは気持ちや心が若いから出来ることなのでしょうか?吾輩もこんな年齢の重ね方をしていきたいモンです…(多分、いや絶対にムリでしょうけど…)。 物語の舞台となる“海辺の宿”がスクリーンに映った瞬間『こんなモン、嵐が来たら一発でつぶれるがな!』と真剣にツッこんでしまいました。その後、作中で『ここは頑丈だから、嵐が来ても大丈夫』って台詞を聞いて、思わずズッこけてしまいました。あんなん、壊れる。絶対にムリ!吾輩なら泊まりたくないよ~(^^;。
ベタだけど 丁寧で素敵な映画
「永遠の伊達男」リチャード・“ダンディハウス”・ギアと ダイアン・レインの2人が組んだ 大人のラブストーリー。 タイトルや宣伝キャッチコピーから大体想像できるストーリー展開ですが やっぱり渋いリチャード・ギアの魅力や恋をしているダイアン・レインの ウキウキした表情が物語を自然に成立させてしまいます。 「マディソン郡の橋」を彷彿とさせるストーリーではありますが、 あれほど艶かしいラブシーンの連続ではなく、わりと控えめに サラリと描いていて好感が持てます。 そんな場所に建物を建てるのか!?とツッコミたくなったり、 ハリケーンのシーンだけ突如ホラー映画と化したりしますが それもまた ご愛嬌。 それぞれ 夫や子供たちとの関係、仕事での問題を抱えて悩みながらも 問題に正面から向かい合って行く。 その辺りもしっかりと描かれていて、この映画をただの 恋愛もので終わらせない要素となっていました。 特にギア演じるポールの息子と関係の修復や エイドリアンと娘の 「母と娘」ではなく、「女同士」として 話が出来るようになる関係への変化に ジンと来ました。 製作者の思うツボ・・・と思いながらも、後半~ラストは ポロポロと泣いてしまった。 こういう内容の映画で泣けるようになるとは、自分も歳をとったなぁ・・・と 思わずにはいられない・・・。 母の世代にも観て欲しい映画。
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