「いよいよ最終章。」ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
いよいよ最終章。
私は、原作を一冊も読んでいないし、ポッタリアンでもない。
でも、いよいよ最終章。
これは、見る前から2部作とわかっているので、安心した。
ヴォルデモートが、結構登場。
闇の軍団での会議は、邪悪で、自己中心で、陰険で、悪そのものと言うカンジ。
スリザリン出身ということをも覗わせる場面だった。
悪の力は勢力を増し、拡大の一途をたどる。
魔法省やホグワーツにまで広がり、ダークな世界を作り出していく。
一方、ハリー達は、シリウスやダンブルドア先生がいないなか、いくつもの障害を、3人で乗り越えていかなくてならない。
ハリーの出生。
仲間の死。
友情とは・・・。
そんなことも絡めながら、大自然の中、たった3人で戦っていく。
いろいろなアイテムが登場し、パート2に期待がもてる。
邪悪、死、冷酷、不安、恐れ、いとおしさ、友情、温かさ。
ダークさが目立つ今作。
パート2への道しるべとなる、最も寂しい作品となったようだ。
ラストへの布石を充分に表現していると思う。
ハリポタの根底にあるものは、≪友情≫、≪知恵≫、≪勇気≫。
いつまでも変わらない良きもの。
冒頭の≪デイヴィ・ジョーンズ≫の登場に、一人ウケてしまった。
リス・エバンス、やっぱり上手な役者さんだな~。
後ろめたさ、虚勢、人の良さなど、複雑に入り混じった表情が良い。
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