かいじゅうたちのいるところのレビュー・感想・評価
全64件中、41~60件目を表示
がおー、がおー。分かるなあの感じ
人気絵本を映画化。
かじゅうたちの動きが可愛くて
かじゅうたちがいる国も幻想的な世界だし。
子供の頃、この作品を見ていたら
かなり影響受けていたかもしれない。
王様ばんざい。
かいじゅう表情がよかった
スパイク・ジョーンズが監督ってとこで観にいきました。
やはり面白い画だなと思いました。
かいじゅうたちはただのきぐるみではなく、
とても生きた表情で面白かったです。
話しは、原作をよくしらなので率直な感想ですが普通でした。
普通にいい話しでした。
思い入れがある人には、良いものに見えたのでは?
自分にも心当たるかいじゅう達
公開前からチラシや予告の世界観に虜でした。
マイナスな感想を目にして不安になるもやはりどうしても見たい原作と監督の組み合わせ。
後れ馳せながらようやく劇場に足を運んで…結果…大満足!
目眩く見とれるような構図に色彩に心地好い音楽。私にはどんぴしゃ。
OPの落書きからタイトルロールの字体までくすぐられる。あの字体をDLしたい!
ストーリーはマックスが自身の心のかいじゅうに出会い、彼らを見つめ、感じ取り、王様でない事も認め、母のもとへ戻る。
安堵でウトウトする母をみつめるマックスの眼差しを見れば、マックスの成長が容易に想像つく。微笑ましい。マックス君の演技はパーフェクト!
そして見終わって…ふと、何だか自分の中のかいじゅう達をも見てきたような気分に。
こりゃ子供の心中だなんて片付けられない。悪気はないけど身勝手なあんなかいじゅう達は自分の中にも周りの大人にも見当たる。
太陽はいずれ消滅し、それより遥か前に人類は滅びる。
でもせっかく生きるならちっぽけな自分の世界の王様じゃつまらない。
マックスと共に冒険し、かいじゅうたちと共に暮らし、子供大人な自分も少し成長できたような気がします。
劇場で即お買い上げしたサントラも大満足。
絵本を超えられず
我が家に息子の絵本が昔から転がっていましたが、その絵の素晴らしさとモンスターのおそろかわいい造形が心に残っていました。しかしながら、原作は確か見開きで5ページくらいしかなかったような。それを90分の映画にしようってんだから無理がある。もうちょっと周囲の掘り下げがあってもよかったか?それより、あの絵本を映像化すること自体に無理があったのか?
モンスターは絵本どおりでよかったです。でもCGで作ったと思われるのに着ぐるみにしか見えないのが残念。
スパイク・ジョーンズの作品なのでどんな魔法を使ってくれるかと期待しましたが・・・500円。
何ともかんとも
何の予備知識も無く見たので主人公の自分勝手な行動とヒステリックな声に何だかなぁと共感出来ませんでした。
かいじゅうも何だこれ、鳥、山羊?
着ぐるみ感は別に良いのですが、意味深いのか深くないのか分かりませんでした。
ラストもすんなり戻って来て、映画の初めと同様に犬に吠えて、母親には一言も無し、何が変わったんだいマックスとため息。
ちなみに映画館には自分と連れともう一人しかいませんでした
しかも、その一人は早々に寝てました。
スッキリしたい方にはオススメしません。
奥の深さを追求したい方にオススメします。
怪獣が良い、です。
怪獣が、主人公の家族だったり、世界のいろんな人種に見えてきたのは私だけでしょうか。ハリウッド映画的な明快なストーリー展開ではありませんが、なかなかのメッセージがこもった、素敵な映画だと思います。
こどもの気持ちを忘れてしまいがちな大人のための映画
なんてかわいらしくてせつない映画なんでしょうか。。。
まだまだなにもかも幼い、
小さなマックスくんの冒険を通して、
子供のときの、
かまってもらえなくて寂しい気持ちとか
そんな「ひとりぼっち」を、だれかも感じているのだと知った時の
苦しい気持ちとか
誰かをたすけてあげたい気持ちや怒りや
自分の無力さに直面してしまったときのなんとも言えない憤り、
胸がしめつけられるような
大切な想いをたくさん思い出しました。
「かいじゅうたちのいるところ」は
そんな
社会の縮図そのもの。
現実にはマックスくんのような冒険を
誰もが経験できるわけではないけれど、
どんな経験もすればするほど、
人は強くなり、やさしくなれる
大切なことはそのチャンスをどう活かすかなんだなと
改めて(現実世界において、小さな冒険であっても)冒険する勇気と、
前向きに生きていく強い気持ちみたいなものを
教えてくれる、素敵な映画だと思います
これだけいろんな技術があるなかで、
あえて着ぐるみなかいじゅうたちもなんとも愛らしく、
そしてあったかく感じられました。
でも、子供向きではないのかも。
きっと大人が子供時代を振り返って、
いろんなことを思い出しつつ、前を向くための、
そして次の世代と接するときに、
かつて自分が子供だったときのことを忘れないように
自分の都合や感情だけで子供と接してしまわないようするために
そんなときに見たい映画かもしれません。
不思議な着ぐるみ効果。
原作の絵本も読んでみた。(珍しく^^;短かったし。)
明らかに子供向け。というより昔子供だった、大人向け。
冷静なオトナになった今(ホントに?)
あの傍若の限りを尽くした子供時代が懐かしく思える…。
子供なんて、ホントこの通りですからねぇ^^;
うちは息子だったから余計そう思うのかもしれないけど、
常に「お母さん命!」はもちろんのこと、
世界で一番可愛いのは自分だと信じて疑わないのが♂。
心にかいじゅうを飼っているどころか(爆)
そのまんま、かいじゅうといっても過言ではないでしょう。
自己顕示欲の塊→暴走を始めた。という程度の、
本当に些細で繊細な男の子の心の冒険を描いた絵本が
ま~よくこれだけの長さ(正直、ホントに長かった^^;)に
映画化されたものだと思いつつ、ではビジュアル的に
どうなのか…というと、着ぐるみ!!なのだ(懐かし~い)
かいじゅう、つーよりぬいぐるみ系。可愛いかは疑問^^;
そもそも主人公の少年がやっていること自体が可愛くなく、
反抗的…となれば、かいじゅうもあのくらいじゃないと!?
どこの世界にも自分を王様だと(認められたい)思い込んだ
どうしようもないオトナがいたりするものだが、
この子のように、子供の頃にその実体と挫折を味わえば、
母なる大地に勝るものはない、おかあさ~ん♪となる訳で
こういう単純で情けないところが男の子の持ち味だと思う。
納得いかなくても^^;それが母性を擽ったりするわけだ。
絵本にはもっと単純で分かりやすい軽やかさがある。
S・ジョーンズはちょっと悩ましく弄りすぎた気もするのだが。
(いまでもかいじゅうを飼ってるの?じゃ女の子って妖怪?)
世代がわからない
かいじゅうは良くできていましたが、ただ一緒に遊び回って関係がおかしくなれば逃げ出す、これでは子供に教訓にもならないし、大人にも見所がないし何が言いたい映画かまったくわかりませんでした。
重なり合ってねむりたい
アバターの最先端3Dの記憶が新しいというのに、この映画、かいじゅうたちが「着ぐるみ」なのだ!なんてアナログな!私のこどもの頃なんて、ウルトラマンだってロバくんだって、み〜〜〜んな着ぐるみだったのだ。なんともノスタルジックな気分になるけれど、そうはいってもあのリアルな表情はやっぱり CG。でも、やっぱりなんだか優しさがある。あのふかふかしてそうな毛並みや、ドンってぶつかっても痛く無さそうな身体。テレタビーズのようなキモかわなキャラクターたち。私、実はテレタビーズの大ファンで、ビデオ持ってるくらい好き。だから、はっきりいって、この映画のかいじゅうたちは、ツボなのだ!
そんなキャラクターをスパイク・ジョーンズ監督がイキイキと動かす。最初は食われてしまうのかとちょっと怖いかいじゅうたちも、時折見せる繊細な表情と、屈託のない笑顔、やさしさ。あ〜、私もかいじゅう踊り、踊りたい。重なり合って眠りたい。
たしかに、よくよく考えると、マックスはかいじゅうたちをめちゃくちゃにした。キャロルやKWの問題も何も解決していなくて、その後どうなったのかもわからない。それでも、あの別れのシーンに胸がいっぱいになるのは、あの「がお〜〜〜ん」という声の中に「大好き」というのが見えるから。孤独に感じたって、マックスはママが好きだし、ママだって恋人がいたってマックスが大事なのだ。キャロルだって、王様じゃなかったけどマックスが好きだった。KWも新しい友達ができたってキャロルが好きなのだ。
マックス=キャロルであることは明確で、キャロルのあばれっぷりでマックスは自分がわかる。まさしく、人のふり見て我が身を治せ(苦笑)。でも、見終わった後にきゅんとしつつも、ほんわかあったかい気持ちになれる。いつだって、おとなになったって、心に中にかいじゅうがいることを忘れちゃいけない。太陽が隠れた夜、暴れて吠えたくなったら、かいじゅう踊りを踊ろう。それから、重なり合って、みんなにお休みを言おう。そしてもう一つ、「王様じゃないこと」それから「普通の子どもであること」を忘れちゃいけない。
映像も素晴らしくて、浜辺を歩くKWとマックスの背景の空とか、砂漠をキャロルとマックスが歩くシーンや、がけの上にポツンとたたずむキャロルの姿とかが、美しくて、かわいくて、そこにかぶる音楽がまたすごくいいんだよね。そうそう、あの砂漠ですれ違った大きな犬、なんだか夢で見たような何とも幻想的なシーンであのシーンも好き。あ〜、これはDVD出たら買うかも。
繰り返しみたい映画
多感な男の子が本当に可愛いです。
そして寂しさせつなさがすごくキュンっときます。
暗いとか大人向けとかの感想があるみたいですが、絵本って結構子供の頃読んでるのと大人になって読むのとでは感じ方が違うのでそういう差なんだと思います。
子供は子供で素直に楽しんで寂しさを昇華できる気がしました。
寂しがりやのかまってもらいたいという誰にでもある気持ち。
マックスの色んな気持ちがかいじゅう達に反映されてます。
けれども寂しいだけぢゃない。
そこから少年が成長する何かがあるのです。
きっと頭ではなく心で感じる映画なのだと思います。
そんなアタシも色々語っちゃってますけど・・・
へへっ。
リアルに再現!!
私は子供の頃「かいじゅうたちのいるところ」の絵本が大好きで、いつも家で読んでいました。もう何百回読んだか分かりません。この絵本が映画化されると聞いてとても嬉しかったです。それにどう映画化するのかもとても興味がありました!実際見てみて、かいじゅう達も背景もとってもリアルで絵本の中に自分がいる様でした!!内容は絵本に+α・・・という感じですが、とっても深いなぁ~と改めて見て思いました。子供の頃は単純に自分もお母さんに怒られると主人公に共感できて嬉しかったのですが、それ以上のモノを発見できて嬉しいかったです!自分に子供が出来たらこの映画を絶対見せたいと思います♪
小さな子を持つ親に観てもらいたい
子供が持つ残酷さ、とくに男の子が持つ癇癪が物語の根底にある。
それは、優しさとの裏腹で、家族を思う気持ちが強い反面、良かれと思ったことに家族が答えてくれないと暴挙に走る。子供ばかりに限らず、男の場合、いくつになってもそうしたところがあるように思う。星野一徹がちゃぶ台をひっくり返すのも同じ理屈だ。
かいじゅうのキャロルもまた、そうした自分の思いが他に届かないもどかしさに腹を立てる。作者もそうしたことを強調したかったのか、少年の心の葛藤を描くのに、冒頭でかなりの時間をあてている。
とはいうものの、いくら原作が絵本とはいえ、映画の演出に芸がなく一本調子でのっぺりしている。映画的なエッセンスが不足で、大人の鑑賞には堪えない。いまどきの映画としてはかなり飽きる。そもそも、作者のメッセージは、かいじゅうたちが出る前、冒頭の15分で発してしまっている。
強いて言うなら、小さな子供を持つ母親に観てもらいたい。子供は何を欲しているのか、反抗期はあるべくしてあるものといったことが理解できるかもしれない。
絵本の世界感.....
吹き替え版観てきました。
世界中で愛されている絵本?というが、読んだ事はありません。
絵本の表紙に出ているかいじゅうは、可愛いと思うけど、予告編で観ていたかいじゅうた達は....でも、ストーリが進んで行くにしたがって愛着も湧いてきた。
自分の好きなようにならないとイライラして暴れまわる子供の典型ともいえる少年が家出して同じ心をもつかいじゅう達と触れ合うことによって一回り大人になって帰ってくる???というような話だが.....いるいろ無理があるね!
せめて、夢の中でかいじゅう達と触れ合う設定にした方が....絵本では、どう何だろう???
子供店長の加藤清史郎君の声も意外と合っていたし、かいじゅう(キャロル)の声の高橋克己もピッタンコでした....KW(キャロルの恋人:声 永作博美)は、可愛かったですね!
なんだかんだで、ラストのお別れシーンではホロっときます!
楽しいことだけが起こる場所なんて、ない
何処に行ったって、楽園なんて所はない。
其処から逃げても、孤独からは逃げられない。
だから此処が、楽園。
……なんて、中二病みたいなことを言ってみるw
まあ、劇場出た後、ぼんやり思ったことなんですがw
正直、自分はスパイク・ジョーンズの映画が余り得意ではありませんでした。
「マルコビッチの穴」も「アダプテーション」も、どうもハマらなかった。
何だか、変に奇を衒い過ぎてるとゆーか…
ミュージシャンのPV作品はあんなに名作揃いなのに…もしや彼に映画は不向きでは??
とか酷なことを思いながらも、それでもやっぱり気にはなる…新作と言えば観ずにはおけない。
んで、とりま劇場へ………
参りました。3度目の正直。号泣です。
かいじゅうたちは、最初から主人公の少年マックスに優しくはないんですね~。頭から迎合してはくれない。
かなりラジカルでペシミスト。ここがミソ。
マックスには、ある意味、サバイバルな訳です。
“王さま”と“被食者”の間を行き来する恐怖の綱渡りw(少なくとも、観てる側にとっては…)
でも、これは“空想の世界”だから大丈夫か?それとも…リアル?
空想だったら、マックスは其処を“楽しいことしかおこらない場所”にすれば良かったのに…そうしなかった。
そこでも、苦悩や怒り、孤独は渦巻いていて…そして、マックスは島を出る決意をする。
それであのラスト……いやあ、泣いてしまいました。
やばかった。少しでも気ぃ抜いてたら、嗚咽が漏れる程でした。
劇場出た後も、しばらく気を張ってなければ、涙がこぼれるぐらい。
この泣ける感覚、子供には分からないかも…大人の為のファンタジーかもしれない。
今度、絵本を読んでみよう。
スパイク・ジョーンズ、今度は本当に有難う。マックスとキャロルも、有難う。
字幕で見れない悲しさよ。
鑑賞できる映画館3館共に吹替えでしたので仕方なく見ましたが…
もう~...(´Д`|||) 最初からこども店長の声で映像とは関係なく
こども店長がしゃべってる感じでした。マジでウザかった。
キャロルも高橋克実の、KWも永作博美の顔に見えてしまって。。。
映画どころではありませんでした。(泣)
声優さんの活躍する場所がドンドン無くなっちゃうじゃないですか!!
コララインとボタンの魔女も榮倉奈々だし…
それで興行収入上がるって思ってるのかしら?
絵本は大好きです。
アニメで見たかった。残念。
童心にかえって見守ろう!
「遊んでほしい」「構ってほしい」という
子供らしい素直な気持ちが伝わるマックスと,
佇まいだけで愛らしい「かいじゅう」の交流が,
微笑ましさに満ちて良い。
ふとした瞬間に泣きそうになる場面も幾つか。
展開は始終ひとり遊びオンリーで平板。
やや退屈ではあるものの,負の印象は皆無。
愛に気付いたラストの笑顔を含め,
優しい目線で切り取った子供の日常風景が,
自然と観る者の童心を呼び覚まし,
ノスタルジーに包まれ好印象!!
全64件中、41~60件目を表示