「間違いなくダントツでディズニー史上最高傑作❣️」トイ・ストーリー3 Nux/ニュークス 👑さんの映画レビュー(感想・評価)
間違いなくダントツでディズニー史上最高傑作❣️
まず今作は私のオールタイムベストランキング10位です。
トイストーリーのシリーズは3までだと思っています。4は大嫌いなので。5を作るのならば4を無かったことにして欲しいくらいですね。
小さな頃から今作は金曜ロードショーなどでよくみていたが、成長してから見ると全然違う。
自分もアンディと近い年齢になって、共感できる場面が増えた。
自分も「昔はよく人形やLEGOで遊んでたなー」と思いつつ、あのおもちゃたちもこんなふうになっているんだろうかと思いながら見てた。
ウッディたちの立場に立ってみると、確かに自分たちの役目は子供に遊んでもらうことだから、すごくつらいし、すごい悲しいと思う。
で、中盤は普通に面白いといった感じなんですが、今作の素晴らしいところは終盤。
まず、保育園から脱出するシーンは息つく暇もなく、スリル満点で超おもろい!!!!!!
今作の焼却炉のシーンは初めて見た時はめちゃくちゃ衝撃だったんですが、劇中で1番好きなシーンです。
大抵の映画はもしあの状況に陥った場合、焼却炉に落ちずになんとか助かるんですが、今作は、落ちるんですよね。そのシーンの説明をちゃんとしたいので改行します。皆さんもわかってると思いますが、また思い出して欲しいからです。
落ちて、なんとか助かろうとするんですが、なんと諦めて死を覚悟するんですよね。そして仲間たちと手を繋ぎ、「死ぬなら、みんなで死のう」と言わんばかりのシーンです。そのシーンで毎回泣いちゃうんですよねー。
皆さんは使わなくなったおもちゃを捨てたことはあると思いますが、そのおもちゃがこんなふうに死を覚悟していたらと考えてみてください。
それを考えると涙腺が爆発するーーー!!!
そのシーンで十分に感動した後、アンディの元に戻ったあと、アンディはウッディたちを屋根裏にしまうわけでもなく、大学に持って行くわけでもなく、ボニーに譲るという決断を下します。
譲る時に、アンディがウッディをあげるのを躊躇するシーンで感情移入した!ずっと大切にしてきた1番のお気に入りの人形だから気持ちはとてもわかる。
また、その直後にアンディがウッディたちで再び遊ぶというシーンで涙が出きった。密かにアツい展開っていうか。
その後、アンディが車に乗って、ウッディたちをしばらく見つめて「ありがとう。みんな。」というセリフの後に去って行く車を見ながら、ウッディが「あばよ。相棒」だってよ。それは反則やって。何回泣かせてこようとすんねん。
今回はさらにキャラクターが魅力的でしたね。ロッツォのビジュもいいし、サニーサイドにいるおもちゃたちも良い。
ロッツォもただただ悪役なだけじゃなく、ちゃんと辛い過去があるっていうのが良いよね!
ディズニーでこんな素晴らしい中身の映画はない。これに並ぶものはない。
ここで終わっておけば、最高のシリーズだったろうに。4がそれを全て台無しにしてしまった…。