テネイシャスD 運命のピックをさがせ!のレビュー・感想・評価
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笑える
ブルース・ブラザーズならぬロック・ブラザーズ? ミュージカル映画如く、歌ってシャウトしまくるファッキンクレイジーロックンロールおバカ映画です。 オープニングの"掴み"は完璧でした✨ 是非一回観て、あなたにも おバカになってほしい!
どうしようもなくアホな90分を愉しむ
ここ数年、スクリーンで見る機会が増えたジャック・ブラック。どこか憎めない風貌とコミカルな演技で人気が出てきた。おかげで、お蔵入り寸前の本作も日本公開が実現した。 濃ゆい顔のJB、ハゲでスケベのKG、しかもどっちもメタボ・ボディ。どうもならんような2人だが、ロックに賭ける情熱はハンパじゃない。その熱さだけで90分を駆け抜ける。下ネタ連発、話はめちゃくちゃ、どうしようもなくアホな90分を熱く楽しめる。 渋谷のシネクイント、思ったよりもサウンドに迫力がある。 ラストは「ハワード・ザ・ダック」(1986)みたい。
フー・ファイターズのデイヴ・グローとジャック・ブラックのロック対決は必見の価値アリ
ジョン・キューザックも大ファンで「ハイフェデリテイ」にジャックが出演するきっかけとなった99年のTVシリーズ「テネイシャスD」がどんどん一人歩きして今も実際に活動をしているジャック・ブラックとカイル・ガスのロックバンドをネタにおもしろおかしく描いた放送禁止用語連発のロックミュージカルコメディ(>_<) 内容は悪魔が出てきたりカーチェイスしたりと相当ぶっ飛んだものとなっているがジャック・ブラックの美声は健在でこの映画では満足いくまでジャックのパフォーマンスを観ることができる☆ジャック・ブラックとカイル・ガスのダブル主演なんだけどどうしてもジャック・ブラックの個性のほえが目立ってしまって時々カイル・ガスの存在を忘れてしまいそうになるくらいだかバンドだからしょうがなんだけど...ジャック・ブラックだけでも成り立つと思うよ(>_<) ロックの知識があればあるだけ楽しめるがやたらに歌の上手い悪魔サタン役をやっているのはなんと元ニルヴァーナで今はフー・ファイターズのボーカル&ギターのデイヴ・グロール!!このデイヴ演じるサタンとジャック・ブラックのロック対決は必見の価値アリ(>_<) ただ音楽コンテストみたいなやつ結局ほかりっぱなしなんだよね(._.)だからオチはよくわからなかった... ミュージシャンのほかにも意外なところっていうか本当によく観てないとわからない部分に「キングコング」のコリン・ハンクスや「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス、「シカゴ」のジョン・C・ライリーが出演していてティム・ロビンスや製作もつとめるベン・スティラーも顔を見せる☆ 映画の冒頭でジャック・ブラックの少年時代を演じている子役がすごく似ているんだけどほかにも見たことがあると思ったら...その演じているトロイ・ジェンディルは「ナチョ・リブレ」でもジャックの少年時代を演じてるんだよね(>_<)今後、ジャックの少年時代はトロイが少年じゃなくなるまで演じてくれると思うよ☆ 「テネイシャスD」のライヴ映画も企画されているしジャックは「スクール・オブ・ロック2」の製作決定したということで今後もジャックの歌声を聞く機会はありそうだ(>_@)
真夏に頑張るデブ2人
ひと言で言うと、痛快おバカムービー! この真夏になんでデブ2人の暑苦しいドタバタ劇? って感じですね、でもやっぱりジャック・ブラックは 面白いから不思議、まじめにロッカーを目指してる んだけど、上手いようにジャマが入り笑いに繋がる B級映画、いやC級映画にありがちの現実無視の ハチャメチャな展開に爆笑どころか乾いた笑いしか 出ず・・・半分苦笑いです ただこの日の会場はやたらゲラゲラと笑い声が飛び 交っていましたね、しかもほぼ下ネタのところで 会場内の年齢層がやや高めで単に下ネタ好きが集 まっていただけかも 自分的にはそこで笑う? そんな面白いか? とツッコミを心の中で入れながら映画を見ていました まるでつまらないと言うわけではなく、程々に面白い けど爆笑出来るような映画では無いと思う・・・ 個人差ありと言うところかな 劇中で使われている曲はノリノリで良かったと思う! 主演2人のファンなら映画館で見てもイイが それ以外の人はDVDじゃないかな・・・
歌詞は放送禁止用語連発のお下劣ですが、音楽はノリノリのイカスもの。サービス精神満点のムービー
いろいろな映画の要素をてんこ盛りにしたロック&コメディ映画です。ロックのことは詳しくなくても、エンディング終了後までギャグがぎっしり!(ここが一番笑えた!)とても楽しめました。 ジャック・ブラックは、ロックユニットをやっているだけに、ギャグでおちゃらけていても、決めるところはばしっと決めていて、格好良さも感じさせてくれました。 冒頭の少年JBの家出編は、作品のプロローグとして独立していて、これが全編ロックオペラなんです。歌詞は放送禁止用語連発のお下劣ですが、音楽はノリノリのイカスもの。 ここから始まる作品通して、音楽性の高さはロックを聞かない小地蔵でも、いけるなぁと思いました。特に場面と場面のつなぎで流されるバラードには、クグッとハートにくるいい感じの曲ばかりでした。 映画に詳しい人なら随所に見た覚えのあるシーンを見つけるでしょう。ロスにたどり着いたJBがベンチで夜仮眠しているとき、覆面した青年の集団に暴行されるところは、時計仕掛けのオレンジに、そっくり。 だいたい運命のピック探しはインディジョーンズばりだし(^^ゞ、はたまたマジックマッシュルームを喰ったJBがファンタジックな幻覚を見るところでは、チャーリーとチョコレート工場に似ていました。あと二人の運命の出会いは、ちょっとロードオブリングぽいファンタジーのノリ(製作が同じニューラインシネマ)だったし、悪魔伝説から実際に悪魔が登場いるところなんぞ、ホラーぽいノリでありました。 手に汗握るカーチェイスのシーンまであり、もうサービス精神満点! ギャグの方も、ドタバタでなく、よく計算されたものたもので、意外な展開でついつい笑ってしまうシーンが多かったです。特にKGの正体がバレて禿げ丸出しになるところや、前半前振りで練習してたスライドの滑り込みが後の意外なところで活かされるところ(写真)、局所を膨張させてボタンを押すところなんか笑い転げました。 ただどうせなら、「テネイシャスD」バンドとして、バンド大会で大活躍するところを見せてほしかったです。 あと悪魔弱すぎ(^^ゞ 笑いだけでなく、途中けんか別れになった二人が再会するまでに思い合うところも、友情の深さを感じさせてよかったです。
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