劇場公開日 2008年9月27日

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「予想外にかなり面白かった」アイアンマン masakoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5予想外にかなり面白かった

2008年10月16日

楽しい

私の予想後裏切ってかなり面白かったです。
アメコミのヒーローはヒーローなんですが、アイアンマンが普通のアメコミヒーローと違うのは、彼が至って普通の人間だということ。まぁ天才的な発明家ではあるのですが、彼に普通の人にはない特殊なパワーが備わってるわけではありません。しかも拉致された時に医師イノセンに助けられたのですが、彼が生き続けるには心臓ペースメーカーが必須。だからむしろ普通の人より弱点多かったりするんですよ。
そんな彼は天才的な開発力を発揮し、拉致時に作ったパワードスーツをさらにパワーアップして最強のスーツを作りあげます。はもう会社のことなんてそっちのけででひたすらパワードスーツに向き合う日々。しかも彼の開発部屋がすごいんですよ。彼の意思をちゃんと受け取るあのロボットだか機械だかは何?あの3Dは何?すごいの一言ですよ。天才発明家は違うなぁ。
そしてトニーの心臓ペースメーカーも新しいものに作り変え。でもね、これがなかったら彼の心臓は止まってしまうわけで、あんまり目立たないほうが良さそうなものの、ピカピカ光ってんの!二代目を作るならもっと控えめなの作ればいいのに・・・。なんて思っちゃった。
そして完成したパワードスーツを着て戦うわけなんですが、その戦う相手はトニーを拉致してたテロ組織ではありません。トニーがアフガニスタンで作ったパワードスーツの破片をかき集めて作ったスーツに入ったこれまた普通の人間と戦うんですよ。だから正直ね、この戦いのシーンはたいして見ごたえないです。結構すぐ終わっちゃうし。でもそれでもいいんですよ。これはアイアンマンが出来るまでの過程が面白いから。しかも新型のパワードスーツ、結構格好良くないの。その微妙な感じがなんか妙にいいんですよね。
しかもトニーを演じてるのはロバート・ダウニー・Jr。って結構地味~。40代のオッサンがヒーローですから。でもこれがかなりハマリ役。アイアンマンにはまっていたというより、トニー・スタークにはまってた感じです。またトニーの秘書のペッパーの存在もなかなかよかったです。

masako