「タイトルなし(ネタバレ)」シークレット・サンシャイン KQさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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「許そうと思った加害者をすでに神が許していた…」
救いを信じたところからの失望。そこからはじまる神への不良行為。息子を亡くした主人公女性の悲しみが行き場もなく衝動的に見え隠れする姿が痛々しい。
信仰への皮肉か?いや、そんなことはテーマではないだろう。もし皮肉があるとすれば、追い詰められたとき誰でも陥るかもしれない人間性の危うさに対してであろう。
構成的には、主人公の見栄っ張りな性格にしたことや周辺の人の軽い会話がこの映画への共感を薄めているのではと思ってしまった。
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