「子どもは感じることができる。大人は・・・」マンデラの名もなき看守 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
子どもは感じることができる。大人は・・・
少しマンデラ氏が偉大に描かれすぎている感もなくはないが、人種隔離政策の一端が垣間見え、興味深かった。子どもはそれがおかしいと感じていた。そして、主人公は自分自身の偏見に捕らわれず、少しずつ変わっていった。それを私は観客席から応援し続けた。彼は差別にも会う。悲劇にも見舞われる。それでも、自分の信じた道を生きた。時代も少しずつ彼に追いついていった。南アフリカ共和国の大きな歴史の転換点を目撃したような気になった。
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