幸せになるための27のドレスのレビュー・感想・評価
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現代の女性のための映画
タイトルだけ見ると、B級のコメディドラマ?
と思ってしまいがちですがそうではありません。
働いてる女性(特に恋をしている女性)なら共感出来る部分が詰まった良作です。
例えば、同じ職場に好きな人がいればその人にアピールするかのように頑張ってしまうし、好きな人が納得出来ない相手と結ばれてしまった場合、自分でも驚くようなありえない酷いことをしでかしてしまう・・・そんな経験ありませんか?
もしくは、強がっても本当は自分に自信がなくて、相手に偽りの自分を見せてしまったり体裁ばかり気にしてうまくいかない時はヒステリックになってしまったり・・・そういう経験は1度は経験した事がある人が多いと思います。
でも、それでも良いんです。
それが自分自身を幸せにするために努力をする方法の1つなんです。
私はこの映画を見てその事に気付かされました。
映画の中のキャラクター達は皆一生懸命です。
だからこそ失敗もたくさんするし、人を傷つけてしまったりもします。
観終わった後に、「自分の人生なんだから主人公は自分だ。脇役なんかに絶対甘んんじてはだめなんだ」と底力が湧いてくる。
そんな栄養剤のような作品でした。
ドレスがゴージャス
さあ、残念なのは、妹の改心がはっきり描かれなかった事。
あんなにくそビッチなのに、『妹にも悩みがあるんだよ』描写だけ?
それで済んだと思ったかーー!
強気で真面目なジェーンを振り回す皮肉屋なケビン。
お似合いカップルのように思いました。
二人でバーで酔っ払って古い名曲の替え歌を歌いまくって盛り上がるシーンは見ているこっちまで楽しくなる。
何の曲なのか気になります。
恋愛映画としては、非常に女性向けの映画です。(恋愛映画は女性のものかもしれませんが・・・)
綺麗なドレスと『結婚への夢』を笑い物にしつつも、結局結婚を支持するような構成。
世の中の女性が抱く結婚願望と、それを馬鹿らしいと笑う女性の裏腹な心情を上手く盛り込んでいます。
深刻で起りにくい深い問題が二人の間に勃発するわけではなく、一般的に起りうる問題で二人の仲は壊れるので、
共感もしやすい、親近感がわきやすいものになっていると思います。
完全に壊れた、と思った二人の仲はジェーン側に変化が起った為、持ち直すのですが、人間の感情は不思議です。
恋愛感情って、直接的に気持ちを確かめないと分からないようなあやふやなものなのでしょうか。
キスまでして「なんか違うみたい」じゃないでしょう。おい!
今回注目した役者は、
日曜日の結婚式記事で世の中の女性の夢を演出している新聞記者役ケビンことジェームズ・マースデン。
他の人と違う所を見ている新聞記者役が非常に似合う雰囲気で、
シニカルでいつつも、深刻にならないラブロマンスの相手には最適の役者でした。
あと、会社の受付役のロックな彼女。名前が分かりませんけど、彼女もいいですねー。
ろくにセリフはない彼女に、何故心を奪われたかと言うと、初登場時に二つのNO.をいうシーン。
初めのNOと後のNOで違う心情が伝わってきて、しかもふてた声色が可愛い。
今後に注目しようと思いました。
追記:彼女はクリステン・リッターというらしいです。
アメリカーンなドレスがいっぱい
日本にいるとなかなかドレスを着る機会もなく。。
そんな生活のなか突然結婚式によばれたりすると
どうすればいいかわからない!となりがちだけど
この映画を観れば参考になるなる!という感じの映画でした。。
まぁ体型が違うので着こなせるかは別問題だけど。。
結局自分が素でいられるひとと一緒にいるのが幸せなのかも、、
と思わせられる映画です。
27着のドレス、センスが疑問です
ゴージャスはゴージャスなんだろうけどドレスのセンスが
かなり微妙ですね、今風じゃないというか・・・
日本人のセンスでは考えられないようなウェディングドレス
まぁ各国の特色を出したドレスを表現していると言えばしてる
プライズメイドのシステムが日本にはあまりなじみが無いので
結婚式、披露宴のシーンが日本とは違うので食いつきが・・・
この映画を見ていて思った事は、近々公開になる近距離恋愛
みたいな感じだ、と思った
意中の人がごく身近にいるのになかなか思いを伝えられない
または気が付かないストーリー展開です
さらには姉妹の絆にヒビが入るような大胆な行動を起こす姉は
なかなか面白いな、最終的にはハッピーエンドなんだけど、
アメリカ人が好きそうな映画ですね
姉さん気質の人の気持ちがよくわかる・・・
よくあるパターンのラブ・コメディだが、ブライズ・メイドの役割についてはよく知らなかったので興味深かった。日本にはない習慣ではないだろうか? 花嫁衣装まで選んであげるなんて、ちょっと信じられない印象だ。スカート丈を短くすれば、別の機会に着られると言い訳するのがおかしかった。主演女優は知らなかったが、落ち着いた雰囲気の女性で、的確に演じていたと思う。ジェイムズ・マースデンの出世ぶりには驚かされた。マーズデンと言えばまず思い出されるのが、「Xmen」のサイクロプス役、それから「スーパーマン・リターンズ」のロイス・レインの旦那役など、いわば仇役が多かった。ずっとそのパターンと思いきや、「ヘアスプレー」では粋な司会者役、「魔法にかけられて」では不思議の世界の王子様役を臆面もなく演じきり、ついにはヒーローになった。いや~出世したものである。
ラブコメはこうでなくっちゃ♪
27人もの花嫁介添えをしてきたジェーン。亡き母親のウエディングドレスに想いを馳せるゆえになかなか自分の幸せを見つけられない・・・・
日本の結婚式事情とは全く違う風習で、たくさんの花嫁介添えにイマイチ実感がないものの、花嫁の目論見やら本音は、人種問わずにどこも同じ^^;そこんとこ笑えました^^
プッツリ切れちゃってるジェーンの親友がいい味出してて良かったっす♪
他人の世話焼きもほどほどに・・・と思いつつ、ラストは勢ぞろいで面白かった。やっぱり他人には親切にしないとダメなのね(笑)
それにしても、キャサリンちゃんってば大きくなったなぁ♪彼女を初めて見たのは「暴走特急」のスティーブン・セガールの姪役だったんだもんね。それ以降は「ロズウェル」でシャーリーズ・セロン似の綺麗系になり、いつのまにか映画主演の女優さんに!!!エカッタ^^エカッタ^^
ラブコメはこうでなくっちゃ♪
「ラヴコメを観るためのいくつものハードル」は越えられず・・・
<ストーリー>
ジェーンは8歳の時に、従姉の結婚式でヴァージン・ロードでウェディング・ドレスの裾を持たせてもらって以来、花嫁付添い人の役に生き甲斐を見出し、既に27回もこなしている。しかもその時の27の付添い人としてのドレスを捨てずに残している。
一方自分の結婚に関しては憧れるばかりで、新聞の結婚式の取材記事を集めている毎日。勤める会社の社長、ジョージのことが好きなのだが、手際よく彼が仕事し易いように気配りをしていても、気持ちを伝えることは出来ず、会社の同僚全員が気付いているのに、ジョージ本人だけが気付いていない。
そんなある日、彼女の妹、テスがNYから一時帰郷する。ジョージも来ることになっていた婚約パーティーにテスを誘ったジェーンだが、遅れてきたテスとジョージの視線が合うのに気付き・・・
<個人的戯言>
【♪レ~ジ~メ~♪】
明らかに間違いました、アメリカン・ラヴコメ・デビュー・・・当然一人で観に来てる男性客など私一人で・・・もう一人初老の方がおられました。何を観に来られたのでしょう?(お前もじゃ!と言われますよね・・・)
主人公の女優さんはいかにも人のいい、自分の気持ちを押し殺してしまう、でも明るくてちょっとドジで・・・と、ラヴコメの主人公としては申し分ないのですが、笑わせどころが・・・えっ?ない?笑うところが一つもないんです~っ!こういうラヴコメって結末は見えてるわけですから、笑わせて笑わせて、たまにホロっとさせて何ぼですよね?
かつての、アイドルおたくと思われかねないリスクよりも(例:下妻物語、あずみ)勇気が必要だった、明らかな女性限定映画。まだデビューは早かったか・・・というか絶対無理か?未だ「カンナさん大成功です」の味が忘れられず・・・
【ぐだぐだ独り言詳細】
当然ですが、観客のほとんどは女性。私が確認した男性は3名で、お一人はご夫婦で来られてた初老の方と、あとお一人で来られてた初老の方がご覧になられてました。更に恥ずかったのが映画終了後。スクリーンから出ると、次回上映を待つ女性の山、山、山・・・ちょっと顔を伏せながら、一目算にトイレに向かいました・・・
本題である映画の方ですが、予告で観た主演女優の明るく、ちょっと男っぽい表情に惹かれて鑑賞しましたが、
家にある27のドレス、
主人公の付添いと受けた花嫁がブーケを投げるシーン、
妹と好きな上司がいいムードになる最初のシーン、
酒場で歌い踊りまくるシーン、
船に飛び乗るシーン等
もう少しデフォルメすれば笑いを獲れそうなシーンで、徹底度が足りず一つも笑えないのは致命的です。ラストの27のドレスの使い方くらいですかね、よかったのは・・・脇の役者も親友の女性以外は魅力的なキャラクターもなく、ただただアメリカン・ラヴコメにチャレンジしたことをひたすら後悔してしました。たぶんラヴコメ自体に目覚めそうになったのが、「カンナさん大成功です」だと思うのですが、私にとってはあの映画が奇跡だったのかも・・・
私も幸せな気分になりました
配役ははっきり言って知らない方がほとんどだったのですが、
皆、なかなかいい感じです。
キャサリン・ハイグルの演技はかなり上手なのではないでしょうか。
これからどんな役をやるのか楽しみです。
典型的なラブコメですが、かなり楽しめました!!
私は最初から最後まで感情移入しちゃって、もどかしい思いをかみしめたり、
頑張れって応援しちゃったり。
あっという間に2時間経ちました。
栄養剤的ラブコメ
面白かったぁぁぁぁ~♪
かなりビタミン注入されましたぁ~!!
友人代表暦27回だって幸せになれるんだぁ~!
っと言い聞かせてくれる映画でしたぁ~☆
お話は王道すぎるラブコメ&ロマンスだけど
ちょっとジワっきましたw
かなり笑っちゃいまし^^
この手の映画好きですw
私の中でビタミン映画決定です♪
王道のラブコメ、女性にオススメです!
14日新宿にて試写会。『プラダを着た悪魔』のスタッフが贈るロマンス・コメディということで、男でも楽しめるかと思い見に行きましたが、やはり観客の8割はやはり女性でした。『ブリジット・ジョーンズ』を超える大ヒットをアメリカでしたというのですが、正直言うとキャストが知らない方ばかり・・・。どちらかというと、日本人にはなじみが薄い配役だと思います。しかし、主人公のキャサリン・ハイグルはとても魅力的で、本作を見た客は彼女のファンになるのではないでしょうか?内容はよくあるパターンで、真面目な姉さんとわがままで勝手だけで顔だけはいい妹との恋愛バトル。昔、『思い出に変わるまで』という今井美樹主演の超暗いドラマを、明るくした感じです。素直に2時間、楽しめる映画だと思います。
女性にとっての「わかるわかる」がいっぱい詰まった物語。男も楽しめますぞ!
メリル・ストリープが最悪の上司を演じて大ヒットした映画『プラダを着た悪魔』をご記憶の方も多いでしょう。
この作品の脚本を担当したアライン・ブロッシュ・マッケンナが、同じコンセプトで脚本を書き下ろし、2匹のドジョウを狙った作品です。
本作でも、仕事に頑張りつつ、結婚にも憧れている若い女性の共感を得て、ヒット間違いなしでしょう。
小地蔵は、婦人科の映画が苦手です。女性特有の感性でないと到底理解できなく、いつか眠りについてしまう作品とかね、何とかのソナタのように、あ~だらこ~うだら散々よろめいて、もう見ていてね、えい!焦れったい、スパッと何で判断できないの?と生理的に苛つく作品が多いからです。
ところが、この作品はストーリーテーリングが巧みで、主人公の恋いの行方が二転三転して、男性が見ても充分飽きさせない作品になっています。
ズバリ花嫁達の付添人としていつも人の幸福ばかり祝福してきた主人公ジェーンのサクセスストーリーなんです。花嫁付添い人として着た27着のドレスは、他人の思い出のために作られたもの。それらは全て他人の幸福のメモリアルなのに、ジェーンは何の疑いもなくクローゼットにしまいこんでいたのです。
子供の頃からすっかり結婚式マニアになっていたジェーンが、自分の思い出の1着を得るためには27着を脱ぎ捨てなければならないことに気づき、28着目のドレスを自分のために通すというお話しなんです。
えっネタバレですか!いえいえ、仕事でもプライベートでも脇役の道を歩み続けてきたジェーンが、自分自身の本当の魅力に気づき、未来の幸せに向けて踏み出し、28着目のドレスを通すまで、物語は二転三転。結婚できることぐらいでは、ネタバレになりませんよ。それより誰とゴールインするか、最後の最後まで予測不能の展開になっていて、本当に意外なハッピーエンドでした。
万年付添い人の自分との訣別を胸に、勇気をふりしぼって好きな人の胸の中に飛び込んでいくクライマックスでは、誰もが彼女を応援したくなるはずですよ。幸せな未来は、自分の手でつかまえるもの。ジェーンの姿を通してそう語りかけてくるこの映画は、たくさんの共感と、「あなただってできる」という勇気を与えてくれることでしょう。
ジェーンのゴールインは一筋ならでは行きませんでした。何しろあこがれの憧れの上司ジョージは、こともあろうにニューヨークにやって来たジコチューな妹のテスに盗られてしまうのです。たまたま会社の同僚の結婚パーティーにテスを誘ったら、目と目があって、スピード結婚してしまうのですから、ジェーンにとってお先真っ暗な話です。けれどもこれまた急な破談後、ジェーンにチャンスがやってきます。このときのジェーンの意外な対応に注目してくださいね。
意中の人を妹に取られたあげく、その結婚式の仕切役まで引き受けてしまうジェーン。責任感の強いしっかり者の一面と、結婚に夢と憧れをはせる乙女チックな一面が同居する彼女の健気なキャラクターが、この映画のいちばんの魅力です。
方やジェーンに恋するライターのケヴィン。彼の書く『理想の結婚』レポートは、ジェーンのお気に入り記事でした。しかし偶然知り合ったケヴィンは、彼女の万年“付添い人”人生に興味を持ち、彼女を踏み台に結婚産業の欺瞞を暴く企画を思いついてしまいます。皮肉にも恋が芽生えたとき、止めたはずのジェーンの記事が発行され、絶交状態へ。
ただでさえ、真実をつきつけてくるケヴィンとはウマがあわなかったジェーン。二人の関係がどのようにもつれ合っていくのかも、興味深いところです。
ジェーンを見てるといつも自分のことを後回しているのです。そして誰かのために何かをする生き方が、自然と身に付いてしまったのでしょう。そんな彼女が、片思いの恋に破れ、自分の価値観を否定する男性と出会い、妹との確執を乗り越えていくうちに、自分自身を知り、成長していくわけなんです。こんなハッキリした筋なんで男性でも楽しめます。
デートムービーには彼氏も楽しめてぴったりでしょう。交際が長引いてるカップルには、彼女の方から映画を見ながら「私もあのドレスが着てみたい」っていえば、いいきっかけになるでしょう。
女性にとっての「わかるわかる」がいっぱい詰まった脚本。幸せな27のドレスのオンパレードに女の子ならきっと夢みちゃうことでしょう!
追伸
昨年12月23日、ミュージシャンのジョシュ・ケリーとアツアツの新婚生活を送っているジェーン役のキャサリン・ハイグル。私生活の幸せが垣間見える演技でしたね。
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