アフタースクールのレビュー・感想・評価
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リズムよし!役者よし!展開よし!
映画好きの知人から、おすすめリストをもらってその中にあって、昔々映画館の予告で気になっていた本作をピックアップしたら、大当たり!
だ、ま、さ、れ、たーっ!!
良い役者が揃っていて、あら、若かったのねー12年も前だものねーなんて思いながら、この時から良い役者さんだったんだなーなんて味わいました。
お話しの展開は、全く予想できず!
政治家のおっちゃんが絡んでくるのかと思いきや、そこはただの伏線。
アユミちゃんの正体もなかなか気づかないまま、ラスト近くで、えーっ!!
学校の先生やらヤクザやら社長やら警察やら。
え?あの人があれで、あれがこれ?
みたいなややこしくて分からない!ってパニックにさせないところが好き。えーっ!って思いながら、なるほどね〜ってニヤニヤしちゃう。
湿っぽくならずに、おセンチメンタルを描く。
役者の演技がそう思わせてくれるのかな。
中学の初恋の相手ってところがまたいいね。
大泉洋ちゃん、繊細なハートの役が似合うわ。
男前じゃないのにやることが男前ってね。
素敵。
甘く見てるとついていけなくなりますよ
内田けんじ監督の作品は初めてで、必ずどんでん返しを持ってくる監督だということは知っていたので、頭フル回転(あんまりできなかったけれど)で頑張ってみました。
前半はとにかく木村を見つけ出せ!
常盤貴子の出産、怪しすぎる佐々木蔵之介、消えた堺雅人、ととにかく序盤から内容が掴めず、後半のネタバラシまでは少し退屈でしたが、それも見越していたのでなんとか。
そうして後半どんでん返しへ。
と思ったのですが、ジワジワと謎が解けているのか、いないのか?
確実に何かしら騙されはするのですが、設定やストーリーが複雑に絡み合いすぎて、イマイチわからずモヤモヤが残る。
あと、登場人物と名前がどうも結びつかず、神野?大黒?片岡?えっと佐々木蔵之介は…といった感じ。
どんでん返しはコンフィデンスマンJPくらいの分かりやすさ、伏線の張り方はサマータイムマシン・ブルースくらいの気持ち良さが最高だなぁと思ってしまいます。
なんだかんだ偉そうなことを言ってしまいましたが、脚本はしっかりしていて、普通に作品として楽しくて好きです。
おもちゃ屋さんとかDVD選びとか笑えるポイントはしっかりあって、2000年代コメディのこの感じはやはり最高でした。
ネタバレサイトを見てしまいましたが、そこで「なるほど!そこに伏線があったのか」と思わせられる部分が地味ではありますがあったので、3回くらい見るとより面白いかもしれません。
ちゃっかりムロツヨシも良きです。
なにがなんだか
藩士のおもい
どの作品を見ても、あの「水曜どうでしょう」のおもしろ変顔モジャの彼が!
と驚くが、その驚きは見ている間にすぐになくなる
早くから「水曜どうでしょう」を見てきた私が最初におみまいされたのは『歓喜の歌』だった
その頃の彼に役が重なりスッと作品に入れた
その後彼は色々な役をやっている
多くは愚痴を言い相手を非難して自虐的な部分も絡めた役が多いがコロンボのように第一印象とはかけ離れた心に刺さる事をしてくるのだ
あの「水曜どうでしょう」ていたらくをさらけ出し悪態をつき怒りを露わにする姿、しかし彼の根底には常に人を楽しませる事が根っこにある
今回見たこの作品は、すっかり忘れていた私のひねくれる前を思い出さしてもらいました
荒んだ道を見過ぎだ探偵と中学教師
どちらも多くを見てきているはず
探偵は裏の世界、教師は表の世界
そうかもしれないけど教師だって生徒を通して多くの家庭を見ているのです、人の悩みや辛さや痛さ理不尽さも見てきてる
捻くれすぎた探偵はリセット出来れば良いと思います
人のせいにしているうちはまだまだなのでしょうね。
彼も「水曜どうでしょう」を見たらきっと……
物語途中の突然の展開に、え?ってなる。
主人公神野のもとに、中学の同級生の木村を探しているという、これまた同級生の島崎が訪ねてくる。
この島崎は木村探しを依頼された探偵で本当は同級生ではないのだか、同級生のフリをして、神野と共に木村探しを行う。
そんな木村探しをしている中で、神野が島崎と別れると、木村と部屋の中で落ち合うシーンが突然やってくる。
え?木村をさっきまで探してたよね?なんで普通に部屋の中で会話してんの??と見ている側は一瞬パニックになる。どっか見逃したかな?とさえ思う。
結局は神野と木村はグルで木村と一緒に逃げているという設定の女もグル(神野の妹だった)だった。
神野と木村は木村の会社の社長とヤクザの裏取引の現場を抑えるために警察に協力していた。
協力した理由は、ヤクザの愛人のミキが2人の同級生で助けを求められたから。
島崎を名乗る探偵は会社の社長側に雇われて、なにかを探っている怪しい社員、木村を追えと言われていた者だった。
映画を見ている側は、最初のシーンで、木村とミキが夫婦だと思ってしまうし、2人の家にいたおじさんはミキのお父さんだと思ってしまうし、木村と一緒に逃げていたのは、愛人だと思ってしまう。
でもたしかにどのシーンでもそれは言及されてないのだ。
答えがわかったとき、じゃあ、あのシーンはなんで?と振り返って、答えがわかるのが面白い。
ただ最後のレストランでの警察総出で演技して、捜査してる感じはリアリティが、なかった。笑
2度見て楽しい作品!
いやー、大泉さんに見事に騙されましたー♫まあ、これは脚本によるものでしょうけど、大泉さんの"まんまと利用されてる人"感が見事でした。「お前たちと違って世の中のことを分かってる」と嘯く北沢が、神野に見事に騙されるストーリーは痛快でした。
後半は名言ラッシュ!「これからどうすれば?幸せになればいい!」「世の中がつまらないのは、おまえのせいだ。」いい言葉です。
一度目の鑑賞後に、もう一度見直すまた楽しい。特に前半部分での、一言一言が、一つ一つの表情が全く別の意味を持ってるからスゴい!2度見る意味のある作品でした。是非とも前半だけでも2度見てほしい作品です!
大泉さんと堺雅人さん、「真田丸」よりも前にガッツリ共演してたんですね。佐々木蔵之介さん含めた3人ですが、もちろんいい演技なんですが、今ほど俳優としてのオーラがまだ感じられないところがまた新鮮ですね。お3人ともここからさらに腕を上げていってるってことですね。これから先も楽しみな人たちです!じみ〜にムロツヨシさんも出てました。この頃からのこういうキャラクターなんですね(笑)そして、音尾さんも友情出演(笑)
実は自分はあまり邦画はどちらかというと苦手なんですが、この作品は面...
前半は佐々木蔵之介が主人公のサスペンス調。 あんまり好きな役者じゃ...
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