アフタースクールのレビュー・感想・評価
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藩士のおもい
どの作品を見ても、あの「水曜どうでしょう」のおもしろ変顔モジャの彼が!
と驚くが、その驚きは見ている間にすぐになくなる
早くから「水曜どうでしょう」を見てきた私が最初におみまいされたのは『歓喜の歌』だった
その頃の彼に役が重なりスッと作品に入れた
その後彼は色々な役をやっている
多くは愚痴を言い相手を非難して自虐的な部分も絡めた役が多いがコロンボのように第一印象とはかけ離れた心に刺さる事をしてくるのだ
あの「水曜どうでしょう」ていたらくをさらけ出し悪態をつき怒りを露わにする姿、しかし彼の根底には常に人を楽しませる事が根っこにある
今回見たこの作品は、すっかり忘れていた私のひねくれる前を思い出さしてもらいました
荒んだ道を見過ぎだ探偵と中学教師
どちらも多くを見てきているはず
探偵は裏の世界、教師は表の世界
そうかもしれないけど教師だって生徒を通して多くの家庭を見ているのです、人の悩みや辛さや痛さ理不尽さも見てきてる
捻くれすぎた探偵はリセット出来れば良いと思います
人のせいにしているうちはまだまだなのでしょうね。
彼も「水曜どうでしょう」を見たらきっと……
物語途中の突然の展開に、え?ってなる。
主人公神野のもとに、中学の同級生の木村を探しているという、これまた同級生の島崎が訪ねてくる。
この島崎は木村探しを依頼された探偵で本当は同級生ではないのだか、同級生のフリをして、神野と共に木村探しを行う。
そんな木村探しをしている中で、神野が島崎と別れると、木村と部屋の中で落ち合うシーンが突然やってくる。
え?木村をさっきまで探してたよね?なんで普通に部屋の中で会話してんの??と見ている側は一瞬パニックになる。どっか見逃したかな?とさえ思う。
結局は神野と木村はグルで木村と一緒に逃げているという設定の女もグル(神野の妹だった)だった。
神野と木村は木村の会社の社長とヤクザの裏取引の現場を抑えるために警察に協力していた。
協力した理由は、ヤクザの愛人のミキが2人の同級生で助けを求められたから。
島崎を名乗る探偵は会社の社長側に雇われて、なにかを探っている怪しい社員、木村を追えと言われていた者だった。
映画を見ている側は、最初のシーンで、木村とミキが夫婦だと思ってしまうし、2人の家にいたおじさんはミキのお父さんだと思ってしまうし、木村と一緒に逃げていたのは、愛人だと思ってしまう。
でもたしかにどのシーンでもそれは言及されてないのだ。
答えがわかったとき、じゃあ、あのシーンはなんで?と振り返って、答えがわかるのが面白い。
ただ最後のレストランでの警察総出で演技して、捜査してる感じはリアリティが、なかった。笑
2度見て楽しい作品!
いやー、大泉さんに見事に騙されましたー♫まあ、これは脚本によるものでしょうけど、大泉さんの"まんまと利用されてる人"感が見事でした。「お前たちと違って世の中のことを分かってる」と嘯く北沢が、神野に見事に騙されるストーリーは痛快でした。
後半は名言ラッシュ!「これからどうすれば?幸せになればいい!」「世の中がつまらないのは、おまえのせいだ。」いい言葉です。
一度目の鑑賞後に、もう一度見直すまた楽しい。特に前半部分での、一言一言が、一つ一つの表情が全く別の意味を持ってるからスゴい!2度見る意味のある作品でした。是非とも前半だけでも2度見てほしい作品です!
大泉さんと堺雅人さん、「真田丸」よりも前にガッツリ共演してたんですね。佐々木蔵之介さん含めた3人ですが、もちろんいい演技なんですが、今ほど俳優としてのオーラがまだ感じられないところがまた新鮮ですね。お3人ともここからさらに腕を上げていってるってことですね。これから先も楽しみな人たちです!じみ〜にムロツヨシさんも出てました。この頃からのこういうキャラクターなんですね(笑)そして、音尾さんも友情出演(笑)
実は自分はあまり邦画はどちらかというと苦手なんですが、この作品は面...
前半は佐々木蔵之介が主人公のサスペンス調。 あんまり好きな役者じゃ...
公務員をナメるなよ!
中学校教師がポルシェをローンで買った。ただでさえ公務員に対しては風当たりが強いはずなのにこんな贅沢をしている様子なんて・・・などと首をかしげてしまいましたが、エンドロール後にはさらに酷い奴(大石吾郎)が・・・『運命じゃない人』で見事に内田けんじの魔術に舌を巻いてしまったので、保守党議員がキーパーソンだと睨んでいたのです。だけど、それはちょっとした伏線に過ぎませんでした。
甘く見てると騙されちゃう。最近世の中がつまらなくなってきてるので(単にパチンコで負けただけ)、こうした二転三転する痛快ドラマは気分転換に最適。“木村を探す”ということが基本のストーリーなのに、子供が生まれるというのに不倫?なぜ探すのか?誰がどう繋がっているのか?と謎だらけの展開で、しかもそれがなかなか明かされない。中盤でようやく糸がほぐれてきたと思ったら、あれよあれよという間にどんでん返し。またしてもやられた・・・
最初から引っかかりはあった。堺雅人と常盤貴子のお父さんが山本圭。タバコはベランダで!と、どこの家庭でも見られるような光景ながら、どちらの実父か定かじゃない。怪しげな探偵である佐々木蔵之介が偽名を使って中学校教師である大泉洋に近づくのに、簡単に信じ込みすぎるという点。そうした小さな疑問も大きな謎のために忘れさせてしまうところに、ちゃんと作者の罠があったんですね。まさか病院に運んでくれた人まで仕掛けがあったとは驚きでした。
裏の世界を知りつくしているかのような探偵を中心にハードボイルド風な展開から、金を奪う若者のサスペンス。そして中学生時代に遡った純愛ラブストーリー。結局は美味しい要素をてんこ盛りというか船盛りにしたような・・・と、最後にはデザートまでついてくるような感じ。ざるそばも美味そうだったけど、怪しげな“豚の尻尾の竜田揚げ”も気になるところだ。
“アフタースクール”だなんて、なんだかそのタイトルだけでもエロDVDにありそうなんですけど、それも伏線だったのかな~などと余計なことを考えてみたりする・・・ちなみにラストの中学校時代の回想シーンだけは読めたのになぁ・・・それだけじゃダメダメダメ~~
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