「なかなか面白い」アフタースクール れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなか面白い
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すごい昔見たのに全く忘れていてまた見た。完全にわすれていた。前回は本当に最後まで見たのかな。古い映画ですね。
妊娠中の妻を残して堺雅人が行方不明。
探偵チンピラみたいな佐々木蔵之介を使って堺雅人の会社の社長が堺雅人を探させる。堺雅人の友人の大泉洋がなぜか佐々木蔵之介の怪しい誘いにのり、探偵業に協力していく。
社長はヤクザと繋がっていることが、わかり、堺雅人は不倫疑惑。どうなるんだ、この話しと思っていたら、どんでん返しが。。
最後にわかるけど、なかなか理解しにくい複雑な人間関係かなとは思う。
大泉洋と常盤貴子が結ばれハッピーエンド。良かった。良かった。
印象的なのは、大泉洋が逮捕された佐々木蔵之介に言い放つセリフ。
お前みたいな奴がクラスに必ずひとりはいるんだ。世の中わかったような顔して、つまらないという。でもつまらないのはお前のせいなんだ。
まあ、今の貧富の格差や世知辛い世の中で、自己責任論を全面的に支持はしないが、つまらないのはお前のせい。いや、言い方変えると、つまらなくするか、しないかは、自分次第という理解で考えてみると確かにそうだなと思う。
自分の考えひとつで世界は違って見えてくるのは事実。成功するか、しないかは別としてだ。
自分の生き方、価値観をグッと揺さぶられた感はあった。
堺雅人に同情する田畑智子と堺雅人がくっついたらいいのにと思った。
堺雅人は捜査に全面的に協力してきただけなのに、最後に、仕事探さなきゃと言っていたのが、理解がよくわからなかった点はありました。そりゃないよな。
内田けんじ監督は鍵泥棒のメソッドの方なんですね。なるほど、僕の好きな映画を作った方でしたか。
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