劇場公開日 2008年3月8日

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「ロバートハンセンに売られたスパイは50人以上。実際にあった米国史上...」アメリカを売った男 yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ロバートハンセンに売られたスパイは50人以上。実際にあった米国史上...

2021年8月28日
PCから投稿

ロバートハンセンに売られたスパイは50人以上。実際にあった米国史上最悪の機密漏えい事件を映画化した作品。既に幾つかの証拠は掴んでるものの現行犯逮捕しないと刑が軽くなってしまうので、FBI捜査官になりたがっている新人訓練生オニール(ライアン・フィリップ)に特務を与えてロバートを捜査。2人だけのダミー部署「情報管理部」をFBI内に新設し監視する。
はじめは本当の捜査目的を教えてもらえず、ロバートは変態だから性的倒錯者の証拠を掴めと指令を受ける。善い人だからと女上司にぶちキレるんだけど、真の捜査本部に連れていかれ、米国スパイがKGBに何人も殺されてることを知らされ奮起する。
捜査官同士、嘘をつくプロ嘘を見破るプロで、緊張感がありハラハラする。ドロドロした話や裏切りはなく展開はストレート。新人ながら機転の効いたファインプレイを見せて期待以上の仕事をしてみせた。ハッキリしていて曖昧なところが無くてみやすかった。

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