「作品としての最低ラインは突:破できた」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)
作品としての最低ラインは突:破できた
前作「序」の出来を反省したのか、そもそも捨て石なのか、
前作の卑屈仕様から大幅に改善され、
テンポもあがりコミカルに。楽しめる作品となった。
相変わらず謎は多い。
良い点
・世界観、作画
・シンジ総受け
悪い点
・英語を使ってみました感
・序盤の所々セリフ読んでる感
・基地と暮らしの極端な技術格差
・破壊の描写一辺倒で、いつの間の復興なのか
・「何この音、やめろー」という超絶認知
・どうやって歩いて基地に
・超接近戦が安らかすぎ
・これ以上は危険です的なセリフがややくどい
※レビューに謎のコメントがついたため追記
シンジが綾波にビンタされて、いきなり100メートル吹き飛ばされたらどうだろうか?コナンの犯人がテレポートの能力で密室を作ったらどうだろうか?
アニメだから実写だからはあまり関係なく、どんな作品でも(一部例外)その世界観における現実感は必要である。
エヴァのような作品ではその現実感は必要なほうだろう、ただ視聴者により求める現実感の程度は異なるため、全く気にならない人・・・最初にあげたような極端な例でも抵抗なく受け入れる人はいるだろうし、1~2箇所くらいあれ?と思う人もいれば100箇所に違和感を覚える人もいるのである。
ちなみに作品の没入感を高めるためあえて現実感を下げる場合もある。そういう非現実感は良しととらえ、逆に離脱感につながる非現実感は悪ととらえてよい。
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