「非常事態宣言が何度も発出されるなぁ・・・」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
非常事態宣言が何度も発出されるなぁ・・・
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忘れた頃に見ると、やっぱりわからなくなってくる。新劇場版:序はTVシリーズとほぼ同じ展開だったために理解しやすかったのですが、今作はかなり新たなストーリーが加わっていた。「マリって誰?」くらいの知識の者の感想です。
懐かしいザ・ピーナッツの「ふりむかないで」とかピンキーとキラーズの「恋の季節」などが楽しめて、「今日の日はさようなら」とか「翼をください」なんてのも聴ける。また、ミサトの携帯がウルトラマンの着信音だったりして、かなり昭和の雰囲気を醸し出しているのですが、もはや庵野趣味炸裂気味です!
ストーリーも新しい要素が加わったためか、仮設5号機を壊してしまったマリがそのまま日本にやってきて(なぜ?)、アスカの代わりに2号機に乗ったりしてます。と、復習もせず、なんでも初めてみたいな気もしますが、「あんたバカァ?」というお叱りの声が聞こえても、ちょっとのめり込んで見てしまいました。
リリスとか人類補完計画とかカヲルくんはまたまた封印です。これはもう続きを見てくれと言わんばかりの国民総エヴァファン化計画の一端なのでしょう。セカンドインパクト映像にも見えた天使の輪っかみたいに、徐々に神に近いものになっていく・・・って、それよりアスカはどうなっちゃったんだよ!と、心配になっちゃいます。
そのアスカの声優は宮村優子、綾波レイは林原めぐみ。先日までコナンばかり見ていたので、クレジットに山崎和佳奈までいることにビックリ。シンジの声の緒方恵美も『ベイカー街の亡霊』に出演してたのですね。
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