「男は女に惚れるもんじゃねぇ」次郎長三国志 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
男は女に惚れるもんじゃねぇ
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映画「次郎長三国志」(マキノ雅彦監督)から。
仁侠の世界に生きる「清水の次郎長」だけど、
今回は、男と女にスポットが当てられた痛快時代劇である。
気になる一言は、女にもてる設定の「小政」が、
女に縁がなさそうな兄弟子たちにさらっと言いのけるシーン。
「兄さんたち、男は女に惚れるもんじゃねぇ、
惚れさせるもんだよ」と。
思わずメモをしたが、それが一番難しい、と心の中で思った。
しかし、物語後半に、次郎長と妻・お蝶の馴れ初めの話がある。
詳しくは語らないが、どうやって口説いたかが話題になるシーン。
みんな興味深々で、中井喜一さん演じる、照れる次郎長に問いただす。
しかし、答えたのは、鈴木京香さん演じる、妻・お蝶。
「口説かれたりはしませんよ、惚れたのは私」
おっ、またこんなところで、この台詞が・・とまたまたメモをした。
こんなことを書くと、
そうそう、最近は惚れさせてくれるような男がいない、と
呟く女性陣の顔が目に浮かぶ。(汗)
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