ダイブ!!のレビュー・感想・評価
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若かりし3人の運動神経
今でもしっかり活躍する主演者たちの鍛えた身体と、運動神経に感心しきり。やっぱり役者は運動できないとだめだねえ。あの腹筋はだぶついたおじさんからは羨ましい限り。
ダイビングはどこまで跳んでいるのか分からないところもあるけど、過酷な練習風景はきちんと体が動いていることを証明していてすごいなあ、と。
林・池松両君が若々しい。なぜか溝端君のみ清々しくない(笑 役柄ゆえ...
林・池松両君が若々しい。なぜか溝端君のみ清々しくない(笑 役柄ゆえか?)
瀬戸朝香が変な意味でなく(笑)いい体していて、ほんとのコーチっぽい。ただこのコーチ、贔屓が激しい。話はどこか今一つ。薄い。TVドラマのダイジェスト?
主役は誰?林遣都っぽいが、冒頭とラストのみ。中盤までは溝端、終盤は池松の方が主役っぽい。
ビキニパンイチの若い男が見られる女子が喜びそうな作品(笑)
TVO鑑賞
新たな夏映画
スポーツメインの青春映画です。
飛び込みというマイナースポーツを素人でも分かりやすく、飽きずに見応えある作りになっております。
3人の主役が、それぞれの葛藤を乗り越え、競技に向き合う姿は眩しく見えます。
サマーウォーズ、ウォーターボーイズに代わる新たな夏といえばこの映画と言える作品だと思います。
初々しい林遣都
林遣都扮する坂井知季が所属するダイビングクラブに瀬戸朝香扮するアメリカ帰りの新コーチ麻木がやって来た。知季には陸上自主トレーニングが課せられた。クラブ経営が厳しくオリンピックへ行く事が使命とされた。合宿に選ばれた知季は、嫉まれ友を失った。果たして知季は頑張っていけるのか? 林遣都が初々しくていいね。瀬戸朝香は余りコーチという雰囲気がしなかったが、久しぶりに見られてよかったよ。
思ってたより良かった。
というより、何とか最後まで見れたってのが
正直な感想。
今は有名な若手俳優も大勢でてます。
林遣都や溝端淳平らは伸びましたね。
青春の一ページをさりげなく描いたら
こうなるのかなあ。
スポコン映画です。
やや青春物語
こんな中学生いたらすごいです。
水泳というか高飛びの映画は初めてだったので新鮮でした。
あんな崖かは飛び込むとかもすごい。
部活、スポーツクラブに入っているときに見ると刺激的ですね。
努力し続けることって大事で、ライバルは必要なんだなと思わされました。
トップ3が全部のクラブとかあり得ないと思いますけどね。
今では有名になった俳優さんが多いんじゃないでしょうか(^^)?
動きが速くてダイブの醍醐味が掴めないという企画と表現面で問題有り
最近の青春スポーツ物は、出演者が吹き替えなしのガチンコで競技に取り組むことがトレンドになっています。『奈緒子』では、演技もさることながら出演者が必死で走り流れ落ちる汗に感動したものです。
『ダイブ!!』は、全編水着だらけ、飛び込みシーン連続の映画だけに、出演者がリアルな飛び込みが出来るようになることが必至の作品でした。それだけに元オリンピック選手をコーチに迎えて、約3ヶ月間猛特訓に突入したそうです。おかげで、出演者の腹筋はどの子もパックリ。見事なアスリートの体型に変身し、女性ファンの胸を焦がすような肢体を作り込んでおりました。
肝心なダイブも、少しもひるむことなく、10メートルからの飛び込みを次々に決めておりました。
なかでも一番シンプルでフォームが問われるスワンダイビングを決めた飛沫役の溝端淳平のフォームは見事で、水面に吸い込まれる一瞬に至るまで、美しい弧を描いていました。
部活の合宿のような生活を過ごすなかで過ごしたので、自然と絆も深まり、ドキュメンタリーのような映像に仕上がっています。
但し、飛び込み競技について馴染みが少ない観客に対して、競技の説明が足りないことが、この作品の欠点です。どこが見所なのか、ルールなどそれなりには語っています。しかし、一瞬で決まるダイブは、そこで主人公が4.5回転を決めましたといっても、分からないのです。知季のようなダイヤモンドの瞳(卓越した動体視力)を持たないとダイブの醍醐味が掴めないところをうまく処理出来ていませんでした。
例えば、フィギアなら3回転ジャンプのすごさは、誰でも認知できます。フィギアのように認知できれば知季たちのすごさに感動できたことでしょう。ところが知季の4.5回転ダイブに挑戦したシーンでは、4回映像を止めて、動体視力で目に映る映像を表現しているだけで、技自体の難易さが伝わってきませんでした。
もう一つあげると、ストーリーの絞り込みが甘いと思いました。知季一人が主役で、4.5回転を決めて、オリンピックに出場するストーリーなのか、ミズキダイビングクラブを何とか存続するために、みんなが一致団結してオリンピック出場を目指す群像劇なのかどっちつかずになってしまっています。
但し富士谷が劇中なんども知季に語っているように、ダイブは完全な個人技。同じチームであってもライバルなのです。その点では、もっと知季にシフトして、彼の恋や苦悩を描くべきでした。
それでも富士谷がオリンピックを辞退してまでも、何のために誰のために飛ぶのか自問自答するところはよかったです。クラブのコーチが父親という環境で育った富士谷は幼いときから、そのコーチのために飛ぶことが半ば義務づけられていたのです。そして心の中で父親不在を苦しんでいました。
競技中、体調不良と精神面のトラウマが重なり、ジャンプ台で踞ったとき富士谷コーチは、コーチとしての対面をかなぐり捨てて走り寄り、富士谷を息子として抱きしめます。とても印象的なシーンでした。
あと知季を演じた林遺都は、すごい才能と存在感を感じましたね。場面のイケメンのなかでもひときわ目立つ存在です。しかも、彼が写ると不思議と場が和むのです。女性ならきっと母性本能をくすぐられる俳優さんなのでしょう。きっとこのあともっと活躍しますよ。
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