マイ・ブルーベリー・ナイツのレビュー・感想・評価
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美しい映像に魅せられるスローテンポなラブロマンス
ストーリー自体は、予告編から十分に伝わってくる内容で、意外性等はあまりない単純な内容になっている。
しかしながら、恋に破れた女性が、実は相手も恋に破れた経験を持つ男性に惹かれていく様子、それが美しい映像で綴られている。
すぐに破れた恋から立ち直ることができるわけではないが、一旦破綻しながらも、深いところで愛で結ばれていた夫婦の物語や、断絶されたように見えながらも絆は残っていた親子の物語を客観的に見るにつれて、主役が「愛とは何か」ということを考え、気付きを得ながら、時間を掛けて成長し、立ち直り、新しい恋へのステップを踏み出そうとする姿が、相手役のジュード=ロウも同じく新しい恋へのステップを踏み出す勇気を持てるようになっていく姿と同調しながら、描かれている。
美しく、幻想的な映像が印象的な、スローテンポラブロマンスであった。
まったりします
ウォン・カーウァイの映像が大好き ノラジョーンズの曲が大好きの私としては この映画ははずせない。ストーリーとしては 退屈でしたが、カフェでまったりとするような いい気分になります。 ジュードロウが出ている ところがつぼかも。彼の登場で、映像が美しくなります。
細かいところですが、
ジュード・ロウのお店の、殺伐としてて必ずしもきれい(日本のファーストフード店とかカフェみたいな)ってわけじゃないんだけど、みんなが集まってくるような、いかにもアメリカって感じの雰囲気が個人的には好きです。 作品全体に漂っている幻想的な色合いもよかった。観た後になんだか幸せな気分になりました。
王家衛らしい
久々に起承転結物語の流れがハッキリしている(いや、そうでもないか)王家衛作品。彼の初期の作品の味わいがある。よって、お人好しなジュード・ロウが金城武に見え、慟哭するレイチェル・ワイズがマギー・チャンに見えたりもする。 デタラメに作っても艶とハートがあるのが王家衛。この作品でもそこは外していない。映像はドイルでなくダリアス・コンジだが、全くの王家衛世界。ノラの存在感がまた良く、後味はいい。
そのシーンの為の…
結局、ラストのポスターにもあるシーンを撮りたかった映画ではないでしょうか?
だって…あんなにカッコイイカフェのオーナーに(たとえ失恋してたとしても)やさしくされて…
悪い気がする女性は一人もいないと思うし…
彼女が毎日カフェに出没するようになった時
旅に出なければ…そのまま彼と結ばれるって構図既に出来てた気がするし…
っていうか…私にはカフェのオーナーに会いたい為にどうでも良かった元彼のことをネタに彼に近づいていったような気がしてならなかったのは…きっとノラさんよりジュードの方に好感度を強く持っていたからなのか??
しかし…あっさり2人が出来ちゃったら映画として尺が短いから
旅に出て…男と女の(他人&親子)絆に関するサイドストーリーを
織り交ぜただけって気がします。
ブルーベリーパイって食べたことないし
ブルーベリーが嫌いなので、ドアップで映像見せられても
食べたいと思わないし…おいしそうとも
思わなかった。
って…だいたいこの映画は出演してる人のファンが見るべき映画で
そうでない人は…DVDとかでも良いんじゃないかな?
良い意味での肩透かし
良い意味で脱力で、良い意味で斬新でなく、良い意味で肩透かしを喰った映画でした。 きっとこんな雰囲気の、あまり内容のない、ポワ~ンとした映画って駄目な人には駄目なんだろうなあ。でも、否定的な人達の意見も分からなくはないんスよね。つまらないってのは分かる気がする。逃避行中のエピソードも、もう一つくらい入れられるだろうとも思ったし。 でも、俺は好きなんだなあ。このダラけた雰囲気。いや、良い意味でね。鮮やかな色使いや、ザラついたフィルム感、変なタイミングのスローモーション、そして何よりこの映画の華、ノラ・ジョーンズ。 ノラには驚いたなあ。演技慣れはしていない…かといって下手でもない。自然体?…でもない。なんだろう。きっと観客の前でパフォーマンスをするっていうのと、演技するっていうのは彼女にとって大差なかったのかも。アプローチの違いなのかな。 肩肘張らずに観るにはうってつけの一本ですな。 それとノラジョーンズとレイチェルワイズが並んだ時はまるで姉妹みたいだった(笑)。
彼が素敵
切ない彼女から展開しはじめる物語。ジュード・ロウがなんとも素敵。映像も不思議な感じあり。雄大な自然も時折いいアクセント。待つ男も東洋風?ウォン・カーウァイぽい?いくつかの人生を垣間見て帰る彼女に 甘い甘いアイスがとろけるブルーベリーパイ。食べた~いって気持ちでいっぱいになります。
ジュードロウ格好良い☆
ジュードロウが格好良いです。 それ以外の感想はあまり残りませんでした。 最初にあらすじを頭に入れてみたほうが分かりやすいと思います。 公式サイトか何かに行って、あらすじを頭にいれておくことをオススメします。 そうでないと何がなんだか分からない映画です。 でも、雰囲気とかはかなり良いです。 音楽とかも含めて。 ブルーベリーパイが食べたいです。
おしゃれ~軽い~浅い~
とにかくストーリーが軽い! ジュード・ローを見たくて見に行きましたが、なんだか不完全燃焼でした。 おしゃれ~な感じには仕上がってましたが、ちょっとあまりにも内容がなさすぎる。Teenager向きの映画です。
見せない部分がないカーウァイ
カーウァイの作品の特色は、「花様年華」を代表として、見せない部分を感じさせるところにあると思う(すべて見ているわけではないが)。「愛の神、エロス」も3人の監督のうちで、もっともヌードとかを出したアントニオーニの作品がもっともエロチックでなく、もっとも見せないカーウァイの作品がエロスを感じさせたのも、彼の特色であるだろう。 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のもっとも悪い点は、「見せない」部分がなく、そのため、非常にうわべだけの描写となってしまったところだろう。英語作品のため、演技指導がしにくかったのだろうか。主役のノラ・ジョーンズも正直何を考えているのか、という感じで魅力的なキャラクターを作ったとはいえない。ジュード・ロウ、ポートマン、ストラザーン、ワイズなどの脇の人物とのかかわりも浅すぎる。 ロウの店に残されている「鍵」の扱いもいま一つだ。 途中途中でブルーベリーパイと思われるもののクローズアップが映されるが、内臓みたいで気持ち悪い。
ブルーベリーパイを食べたい
私にとって久し振りの恋愛物
なんだか恋愛したくなっちゃいました。
だって、ジュードロウはどんな役でもかっこいいんですもの・・
ってあんまり映画のレビューっぽくないか。
レイチェルワイズもナタリーポートマンもすっごく素敵でした!
フランス流のお洒落な...
舞台はアメリカですがフランス流のお洒落な映画です。音楽もすごく素敵でマッチしています。
ノラ・ジョーンズが可愛ですよ。ジュ-ド・ロウもいい味出しています。共演陣もすごく良いです。
カメラワ-クと角度も素敵です。
好き好きありますが「それで何なのさ」と考えたら、終わりですお洒落な映画ですから。
ウォン・カーウァイらしい
初期の頃から、基本的には何も変わってないなぁ、と改めて思わされる、若い頃のウォン・カーウァイを思い出すような、サラっとした恋愛映画でした。 とりあえず、ブルーベリーパイが食べたくなります。
ラッキーな試写会
監督が挨拶に来た試写会に行けたので、ちょっと興奮気味に見ました。でも、ノラ・ジョーンズは歌手であり、役者さんではないな~と思いました。レイチェル・ワイズの演技がとても素敵で引き込まれました。ワルのナタリー・ポートマンもかっこいい!
期待していたのにナァ~。
キャストが豪華だったのでちょっと期待してたんですが、単調なストーリーでノラ・ジョーンズの演技あまり印象に残りませんでした。それにしても、カフェのマスターでもジュード・ロウはかっこよかったです。
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