「吉高由里子の演技に脱帽。」蛇にピアス Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)
吉高由里子の演技に脱帽。
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主人公達と同年代の頃に観ていたら、もっと共感できたかも。
原作が芥川賞を受賞したときに私自身ちょうど大学生くらいだったから、リアルタイムで読んでたら感動したのかなぁ。
最初に吉高由里子のナレーションで「暗いところにずっといたい」みたいなのがあったけど、そういうアンダーグラウンドなことを好んでいたのはもう十年くらい前の話で、今となってはあまりに露骨な性描写にちょっと、というかかなり引いてしまった。AVみたい。激しすぎて、なんだかなぁ。
でも、吉高由里子の体当たりな演技は良かった。ARATAも格好良かった。
アマのときもシバさんのときも、ルイが証拠隠滅にひた走る様子が健気というか狂気じみているというか。
ルイが嫌いと言っていたあったかい家族の風景に自らの身を投じて久しい私には、もうこういうグロテスクなのは無理だ〜。
セックス描写が激しいという点ではへルタースケルターも同じ類だけど、あれは好きだったんだけどなぁ。。。単に吉高由里子より沢尻エリカが好きってだけかな。
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