「ディズニーが大好きな『多様性』の最高傑作」ウォーリー 青木真秀さんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニーが大好きな『多様性』の最高傑作
プロットは非常にシンプルだが、丁寧なストーリー構成になっている。
ほぼノンバーバルでロボット同士の恋愛を描いているのに感情が手に取るように分かる。表情や仕草が細かく、世界中の誰が観ても分かる。
年齢も言語も問わない普遍的な愛情がストレートに伝わる。
環境破壊へのアンチテーゼや人類の結束力の素晴らしさのようなものもストーリーの重要なエッセンスとして描かれている。
黒人女性を主役にしなくても、マイノリティに焦点を当てなくても、世界中誰もが共感出来る普遍的なテーマで作品をつくれば、全てが包容された傑作が生まれるのだと再認識。
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