ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛のレビュー・感想・評価
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戦争は大人になってから!
『LOTR』並に上映時間が長いとヘルニア国物語になりそうですが、前作と比べるとストーリー構成もしっかりしているし、大人を経験している4兄妹の性格や演技も落ち着いているので鑑賞も苦痛ではありません。さらにオマケのオリジナル・オカリナが欲しくなって記念コンボを買ってしまい、オカリナがいつ登場するのかと楽しみにしていました・・・角笛しか出てきませんでしたけど・・・ 先日観た『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』の感動が冷めやらぬうちの鑑賞だったので、ミラース夫人の垂れ目具合が石野真子に見えてしまったり、角笛によってチューバを持った市原隼人を想像してしまったり、巨大な落とし穴に落ちたのは佐々木蔵之介のような気がしたりしました。すでに心の中では“ナルニア軍とテルマール軍の1300年戦争”と名付けてしまってます・・・スケールが違うってば。 何がよくなったんだろ?新たなヒーローであるカスピアン王子(ベン・バーンズ)がポイントだったのかもしれないし、4兄妹が未だ子供のままだけど大人を経験していることから、戦争描写も自然に受け止められたのかもしれません。また、王位継承に絡む醜い内輪もめや、それに絡んで“王は一人じゃない”ことに驚くミラースが面白かったこともあるし、スーザン(アナ・ポップルウェル)の「戦わずに・・・」などといった台詞に肯いたためかもしれないし、ただ、侵略される前に先手を打つ策を採ったのはいただけなかったけど・・・ 4兄妹の中ではピーターよりもエドマンドの成長が良かった。精神的にも肉体的にも大人になってると感じたのですが、何より白い魔女に対する恨みを発散させたところがいい。きっと美味しい食べ物にもつられなくなったことでしょう。一方、メインのカスピアン王子は森の中を駆けているとき木にぶつかるところが素敵でした。ルーク・スカイウォーカーですか? 脇キャラでは白い魔女を復活させようとしたドワーフのニカブリクを演じたワーウィック・デイヴィス。よく見かけるな~と思っていたら、『スターウォーズ』から『ハリーポッター』まで多くのファンタジー映画に出演しているんですね。メインのドワーフであるトランプキンよりもインパクトありました。 【2008年5月映画館にて】
角笛の音色が奇跡を呼ぶ!
「ナルニア国物語」シリーズ第2作。 DVDで鑑賞。 原作は、前作公開時に全巻セットを購入して読破しました。 白い魔女との戦いから1300年後のナルニア国。侵略者・テルマール人(その正体に驚愕…。ろくでもないぜ!)によって支配され、迫害された物言う獣たちや妖精は森の奥で身を潜めて暮らすことを余儀なくされていました。 叔父に父王を暗殺されたカスピアン王子は王都奪還のため、王家に代々伝わる角笛を吹くことに…。その角笛を吹くと、何らかの助けが彼方からやって来るという言い伝えがあったためでした。その音色に導かれ、ペベンシー家の4人の子供たちがナルニア国にカムバック! かなり深刻な現状に胸を痛めた4人はカスピアン王子と手を組み、ナルニア国の本来の姿を取り戻すための戦いへと身を投じていきました。その行方や如何に…? 抑圧を打破するために、弱き者が立ち上がり、強き者へ立ち向かう…。この手の話、嫌いじゃないです(笑) 無条件に胸が熱くなって来る! しかし、まぁまぁでした(笑) やっぱりファンタジーは苦手でございます(笑)
カスピアン王子カッコイイな
相変わらず兄ちゃんと姉ちゃんは可愛げがないけれど、前作で失態続きだった弟君が成長していて良かった。 前半あれだけの苦闘を繰り広げたのにアスランが出てきて一声で敵を壊滅って言うのも何だかなぁだけど、ずっとアスランの登場を心待ちにしていたのも事実だから、まぁこれでいいかな。
一作目よりは劣るかな?
一作目を見たのが当分前で最初の方はストーリーがよく分かりませんでしたw だんだんストーリーが進むにつれて分かっていきましたが 見終わったあとはなんとなく何も残らないというか印象に残ったシーンがあまりなかったです。強いて言うなら最後の方の戦いのシーンぐらいです。 曲は良かったと思います!
だいぶ大人っぽくなりました
原作は読んでいないのですが、前作よりもダークなトーンになり、王子が大人っぽいので前作ほどお子様向け感がなく、重厚感があって楽しめたかも。ペベンシー兄妹も身長伸びたり、だいぶ大人っぽくなって、おそらくいまがこうしたファンタジーには一番いいころなのかも。
せっかく良くなってきたんだけど続編が・・・
前作はやや物足りなかったが、この2作目は面白い。内容が大人っぽくなったからだろう。ラストのナルニア王とテルマール王の一騎打ちも最近にない緊迫感。 また、闇の描き方とカット繋ぎが巧い。リメイク版「隠し砦の三悪人」に足りなかったのはコレだ。 「ロード・オブ・ザ・リング」と同じような場所が出たり、ちょっと奥行き感が物足りないVFXシーンもあるが、多勢に無勢の戦いは割りに理にかなっていて「ロード・オブ・ザ・リング」ほど違和感がなく、物語にハマることができた。4兄弟+カスピアン王の性格も程よく描かれ、2作目にしてバランスがとれたファンタジー作品に仕上がった。 次男エドマンド王役スキャンダー・ケインズと次女ルーシー役ジョージー・ヘンリーが頼もしく育ってきた。次作が楽しみだ。 p.s. ところで続編はどうなったんでしょうね? 今からじゃ、4兄弟もすっかり大人だよねー。
うーん(・_・)
前作第一章よりも爽快感がなくなり寂しい印象。 ここ数年こういうファンタジー系作品が増えどれもこれも続きストーリーになっている。 前作のあの不思議世界感がなくなり、兄弟達はずっとあの世界で暮らしてたのか演技はイマイチだが、ライオンが後半出てくるとこから少しだけ面白味をみせる。 あまり印象深い作品じゃないんでこのへんで。 一人ごと ロードオブザリングシリーズはやっぱり凄い。改めて思った。
自分自身の良心との戦い
とても夢のあるファンタジー、 物語を単調にしない隠し味もピリリと効いて 上質の作品に仕上がっていました。 四人兄弟はテルマール国の王子に 現実の世界から呼び戻され、再びナルニアへ行きます。 平和だったナルニアはすっかり様変わりして ナルニア人は絶滅の危機、 それを救えるのは四人兄弟とカリビアン王子と そしてアスランだった。 だが頼みのアスランはなかなか現れ無い。 絶対絶命のなか、 ナルニア軍が取ったのは、 ピーターがテルマール国王に一騎打を挑むという方法。 その一騎打にピーターが勝利し戦いが終わったと思ったのに、 形勢が自分達に断然不利だからといって 国王の重臣達が陰謀をめぐらし、敗れた自分達の国王を謀殺し、 戦いを続けるあたりは、大人風味がたっぷり効いています。 まともにこの映画を観たら随分、 人が殺され残酷のような気がしないでもないが、 あくまでも自分の良心の戦いと捉えれば良いのでは と思いました。
やっと大人の鑑賞に堪えるレベルになったなという感じです。
前回とつながりがないのかと思っていたら、ペペンシー兄妹がまんま出てきたり、氷の魔女もちょこっと出てきたり、シリーズとしてのつながりを感じさせてくれました。でも、前作を見ていなくても充分に楽しめるでしょう。 本作は、前作のチープなところを大幅に改めて、スケールアップしていました。よかった点としては、カスピアン王子を登場させ、本格的な戦闘シーンを軸に持ってきたことです。主に二つの攻城戦は見どころたっぷりでしたね。 前作の最大の問題点は、ペペンシー兄妹がいきなり勇者となり、戦闘シーンにも参加して勇敢に戦うというところがどうにも違和感を感じてしまったことです。あれからこの世界で1年たち、兄妹も研鑽を積んだようなので、見ていて前作ほどの違和感を感じさせませんでした。やっと大人の鑑賞に堪えるレベルになったなという感じです。 ネズミのリーピチープはキャラとしてかわいく、気の強く誇り高いという点では、ストーリーにスパイスとなる存在でした。 あとルーシーとナルニアの民との交情は、なかなかほろりとさせてくれましたね。 但し今後もペペンシー兄妹+ゲストキャラのダブル主役でストーリーを組んでいくとき、どっちつかずになりやすいという危険性はあると思います。今回も微妙でした。 あとアスランをあまり万能の存在にしすぎるのも問題でしょう。今回も登場が遅すぎると思います。けれどもあの結末では、アスランを早く出してしまうと物語が終わってしまいますからね。つまり黄門さまの紋所のように、アスランの登場が切り札となってしまい、シリーズ各話の集結をワンパターンに持って行く可能性が高くなってしまったのです。 もう少しカスピアン王子を活躍させてもよかったのではないかと思いました。 それにしてもカスピアン王子は自国の兵を平気で殺していきます。中には友人や親類の兵もいることでしょう。どうしてあんなに平気で殺戮できるのかは疑問です。 ラストの砦の攻防で、一見守備が弱そうに見せかけて、巨大な罠が仕掛けてあったのには驚きました。ナルニア側の作戦面は、なかなかのものでしたね。
第3章が楽しみ
全体的には、とても良かったと思うし、ベン・バーンズさんもかっこよかったし、映像も前作同様、迫力があったけど、少し長い感じもした。 でも、全体的にはとても良かったと思う。 第3章が楽しみ。
次回が楽しみ!
戦いが本当にハラハラさせられました(;´Д`) 一瞬も目が離せないって感じです。 先の展開がまったく読めないので、大丈夫なのと心配に・・・。 そんなシーンを見た前に座ってた子供が大泣きでした 分かる私でも、本当心配だったもん。・゚・(ノД`)・゚・。 前作以上にシリアスで、少し大人向けな感じがしました。 戦闘シーンはハラハラドキドキなのはもちろんなのですが、圧巻の映像 見ごたえがある映画に仕上がっています。 ストーリーはもちろん面白いのですが、映像もじっくり観て欲しいです。 綺麗で壮大。これぞファンタジーって感じです(*´∇`*)
お兄ちゃんが東に見えたワ♪
予告編を見て…絶対に見たいって思ってました。 で、予告編を越えた映画は今までに無かったですが… 今回は…まぁ良かったんじゃないでしょうか? 4人の兄弟が皆成長してるし…カスピアン王子もまぁイケテルし… (でも本当にお兄ちゃんが東山に見えて仕方なかった(汗)) お話も分かりやすくて楽しめました。 ただ…結局このお話ってライオンが出てきたら全部解決しちゃうし… でも、ライオンに出てきて欲しかったら それは、彼を信じて子供の気持ちでいなきゃダメってことだよね。 邪念が有ったら(おとなになると)何も本質が見えてないってこと? だから…次はもうお兄ちゃんとお姉ちゃんの出番は無いのかな?? 原作読んでないんだけど… カスピアン王子とお姉ちゃんの恋はあれで終わりなのかしら? ちょっと淋しいね。
可もなく不可もなく
ストーリーも映像も可もなく不可もなく…なんともいえない作品。 大作なのですが、こうどこかで見たような気分になるし本当に微妙な作品 映画館で映画を見たという気分にはさせてくれますが、時間が2時間25分はあるのでお尻が痛くなる可能性も。 前作を見なくても見れますが、一応前作を見ておくといいかと思います。 カスピアン王子はイケメンでしたが、で?っていう感じ。
モフモフしたい
ルーシィがアスランを見かけてから会うまでに長かった。 その間に無駄な闘いもあったし・・・・・。 ナルニアの仲間がたくさん失われました。 そこのところがちょっとイラッとしてしまいました。 そして王同士の戦いの時、うしろで応援するクマが、ハラハラしながら見てる姿がおばちゃんみたいでおもしろくて目が離せませんでした。 アスランは前よりさらにフカフカで、ますますアスランのおなかにモフモフしたくなりました。 原作は未読だったのですが、そもそもなぜあの衣装だんすからナルニアに行けるのかと考えたら知りたくなって、原作を読んでみました。 未読のみなさん、読んだほうがいいです。 いろんな謎が解けます。
イケメンと野獣(^^;?
大ヒット・ファンタジーアドベンチャーシリーズ第2弾!前作の4兄妹は、どれ位成長してるのか?あの“しゃべるライオン”は出てくるのか?さあ、どんな感じなんでしょうか? “ファンタジーの続編”っていうより、何か“イケメン・パラダイス”って感じですな(^^;。カスピアン役のベン・バーンズ君は、間違いなくこの先大ブレイクするであろう、端正なルックスの持ち主ですし、ペベンシー家の長兄・ピーターを演じるウィリアム・モーズリー君も、前作から遥かに成長して、立派な“おっとこのこ”になっております。うん、女の子がほっときませんな、こりゃ。 映画的には、前作の戦闘シーンよりも、今回は遥かにリアルでございます。前作では、相手が獣人とかだったのですが、何せ今回は、“人間対人間”が剣で斬り合ったり、突き合ったりしてますので、ファンタジーにしては、ちょっと血生臭すぎるかもと思われました。子供にゃ、厳しいかな~? 前作の時も思ったのですが、今回もやっぱり“しゃべるライオン・アスラン”が最初から出てきてりゃ、みんな困らずに済んだんじゃねえのか?って思っちゃいました。まあ、こんなツッコミしてしまうと、この手の映画すべてが成り立たなくなっちゃいますかね(^^;。
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