「たて笛ならあるんだけど。。」ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
たて笛ならあるんだけど。。
これを観るまで、あんまり大作を観ていなかったせいか^^;
やっと映画らしい映画を観たぞ!というのを味わいました。
ディズニー?子供向け?…まぁ確かにそうですけど。。
今回は4兄妹が大いに成長した姿が見られて、嬉しかったな。
ハリポタ…もそうだったけど、ホントに子供の成長は早い^^;
今回は次男と次女!ですね~。
特に次男くん、ずいぶん精悍な顔つきになって♪←オバサン。
そっか、タムナスさんはもう出ないんだなぁ…と
やや寂しくはありましたけど、その代りにカスピアン王子が!
演じたベン・バーンズの顔?(イケメンと思う派・思わない派)
私は普通だと思いましたが^^;カッコ良いですね。
ただどうしても彼だけ、うんと歳を食ってるように見えて(爆)
(設定が違うんだから仕方ないけど)
彼らの中にいると、ひとりだけ浮いて見えてしまいました。
まぁ…スーザンもお年頃になって、お似合いでしたけどね~。
原作は未読なので、シーン毎の思い入れはないのですが、
とにかく景色が素晴らしくて、木々の緑も、川の透明度も、
本当に見事でした。
ロード~以来、こういうファンタジー系がどんどん増えて、
その度にVFXやCG処理効果が進歩してきましたけど
そういう視覚効果の上になお、物語としての興味というか、
魅力的な話の展開があってこそ、ファンタジーは面白いと
思っている方なので、今作のつくりはやはり良かったです。
現実世界との折り合いを考える、という部分も
子どもから大人へなろうとする成長段階を描いているし、
普通の子供達が体験する、タンスの奥の王国。なんて、
こういう発想は、珍しくはないけど詩的で夢があります。
ファンタジーとはいえ、やたらと血なまぐさい戦闘モノが
多い昨今において、安心して観られる娯楽大作ですね。
(角笛を吹くシーン、もっと見たかったな♪というか欲しい^m^)