劇場公開日 2008年2月2日

「時代の雰囲気がわかる」ラスト、コーション ゾルタンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0時代の雰囲気がわかる

2008年2月9日

映画の中盤までは、何が起きるのかドキドキしたけれど、お仕置きシーンには、何じゃこれ?
ストレス発散?愛欲シーンのトニー・レオンは、痩せすぎの上お尻がまっ赤で、とっつあんくさい。ヒロインがまたスーパーモデルな体格なのでよけい。
とはいえ、演技と演技のガチンコ勝負と思いきや、せっかくの熱演もボカシだらけ。R指定が付いていて何でこうなる映倫さん!

ヒロインは、ちょっと鼻ペチャだけど、宝塚の男役みたい。上海の街を歩くシーンや英語を喋るシーンは、堂々としてカッコイイ事この上ない。
「こんな女に抱かれてみたい!」とおっちやん身震い。
当時の上海と時代の雰囲気がよく分かる風景がすばらしかった。
無修正のDVDが出たら、もう一度鑑賞したい映画だ。
けっして、すけべ心からでは無く、俳優という物語を体言していく職業に尊敬と憧れを込めてである。

ゾルタン