「日本が犯した「罪と罰」」ラスト、コーション septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
日本が犯した「罪と罰」
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哀しい愛の物語。
その原因は、第2次世界大戦。
本当なら、中国でなく、
日本が、作らなくてはならない。
でも日本では作れない。有名無名の
言論統制が敷かれているから。そして、
それだけの器の大きさがないから。。。
性描写が、あまりにも激しく、
R18に指定されている。事実、
性シーンでは、ぼかしが入りまくっている。
しかし、不必要なシーンは皆無だ。
このシーンがなければ、愛の深さは伝わらない。
そして、この深さが更に悲しみを増幅させていく。
ラストシーン
「逃げて」と彼女は殺すべき相手に囁く。
そう、全身全霊を持って彼女は彼を愛し、
誰もが知らない、彼の心の闇を知ってしまったから。
邦画では此処までの美しさは出せない。
此処まで掘り下げることもできない。
経済力だけでなく、
芸術面でも、中国に抜かれる日は
近づいているのだろう。争うことなく、
双方がいいものを保管しあう関係に
なって欲しいと、切に願わずにはいられない。
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