劇場公開日 2008年7月19日

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「愛とは何かを改めて考えさせられる作品だが空白の日々があまり描かれておらず物足りなさを感じる」あの日の指輪を待つきみへ Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5愛とは何かを改めて考えさせられる作品だが空白の日々があまり描かれておらず物足りなさを感じる

2008年8月31日

永遠の愛を近い戦争で死んだ相手を50年間想い続ける一途な女性とそれによって傷ついた者たちを過去と現在が交差しながら描いていて、永遠の愛とは本当にあるのか?本当の愛とは何か?約束を守り続けているのに周りを傷つけてしまう。それが愛なのだろうか?ということを改めて思わされる作品(>_<)

 改めて愛について考えることのできるいい作品ではある。しかし恋人が戦死してしまってから恋人の親友2人が彼女を支えていくワケなんだけど恋人が死んでしまって数日~50年後の時間が会話の中で少しは語られるものの子供が誕生したときの葛藤やどうやって心を閉ざしたまま生活していたのかが描かれていないからもの足りなさを感じてしまう(>_<)だから30代くらいの女優をもう一人キャスティングしたほうがよかったんじゃないかな??そういう部分を描いてくれるなら2時間超えでも全然いいんだけとね(._.)
 それにしても久しぶりに見たネーヴ・キャンベルの役はかわいそう!!何も悪いことなんてしてないのに邪魔者扱いされてるし、観ている側にまで邪魔に感じさせてしまっているからね(@_@)

 この作品で気に入らない部分があって、それはミーシャ・バートンが脱いでしまったこと!!ティーン・ムービーでもエロティック・スリラーでもないのに(@_@)だから個人的にはちょっと製作サイドの嫌な部分が見えてしまった。なんでかって言うと内容が堅苦しい大人向けなだけにまず若い観客をひきこめないという現実がある。だから「TheOC」のファン層でもあるティーン~20代を狙うにはミーシャ・バートンを起用し、またもう1ステップほしかったハズなんだよ(>_<)だから客寄せのためにトップレスシーンを入れたのではないかと考えられるんだよね(@_@)

Sp!ke-Y