「「忘れる」は、神が与えた能力」相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「忘れる」は、神が与えた能力
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映画「相棒-劇場版-」(和泉聖治監督)から。
事件が起こると、マスコミが先導(国民が先導?)し、
報道がどんどん過熱する。
その過熱報道は、加害者・被害者のプライベートなことまで、
暴き出す。(標的にされるとたまったものではない)
しかし、ひとたび、違う事件が起こると、
その過熱していた報道が、ぴた〜っとなくなる。
標的にされた人の心の傷の深さなど考えもせず・・。
その怒りをぶつけることもできず、さらなる事件を起こす。
今回の隠れたテーマは、
人は「忘れる生き物だから」かなと思わせるほど、
マスコミの標的にされた人たちの気持ちを軽く扱った気がする。
確かに「『忘れる』は、神が与えた能力」かもしれない。
しかし、ちょっと待って欲しい。
関係者は、簡単に忘れる事が出来ないほど、心に傷を残す。
言葉としては「なるほど〜メモメモ・・」なんだけど、
現実となると、ちょっとイヤなフレーズだな。
国民は「新型インフルエンザ」で、
「草なぎ君のこと」忘れちゃったかな、ちょっと淋しい気がする。
GWiに法事が続いたから、こんなこと思ったのかな。
故人だけは、いつまでも忘れたくない、お世話になったから。
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