「無駄にこりすぎ」相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
無駄にこりすぎ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アジアの危険な地域に支援活動に行っていた男が、テロリストに捕まる。
テロリストは日本国に身代金を要求するが、国は見殺しにする。
事件の数日前に避難勧告を出したのに無視したのが悪い、と、
マスコミを使って煽り、この男が悪者のようになってしまった。
しかし事実は違っていた。
避難勧告が現地に通達されるのが5日ほど遅れており、
この男は通達を知らないままに捕らえられて殺されたのだった。
その辺りの事情が国家の機密文書に書かれており、
この男の父親がこれを白日のもとに晒そうと事件を起こす。
結局マラソンの開催日を狙って事件を起こそうとするが、
水谷豊の鋭い読みの前に見破られ、捕らえれてしまう。
が、捕らえられたのはワザとだった。
この父親は余命幾許かで、早くに起訴され、
証言台で陳述することにより上記の目的を果たそうとしていた。
が、国はこれを知って起訴を引き伸ばしにかかり、父親の死を待つ。
もう駄目かと思った時、急に女弁護士が記者会見を開いた。
そして上記文書の存在とその内容を白日のもとに晒した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーん、犯人がチェスに見立てて犯行を行うとか、
あまりにも嘘くさくてアホみたい。意味ないやろ。
水谷演じるこの刑事はインテリっぽく、チェスを熟知してそうだが、
そういうキャラを定着させるためのものか?
おれ的には全くいらん茶番やったけど。
で、最後の弁護士の急な記者会見も意味不明。
こうなるなら、この親父のやってきたことって・・・・
あと、警察がテロの可能性が高いと知っていたマラソン大会が、
普通に開催されるってのもありえんやろうに。。