ハッピーフライトのレビュー・感想・評価
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つまんね
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バードストライクで墜落の危機に陥った航空機内を描く。
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はっきり言って好きではない映画。
序盤のうちにテーマをはっきりさせて、その目的をどう達成するのか、
もしくはその問題をどう解決するのか、の過程を見せるべきである。
この映画みたいに中盤を過ぎるまで特に何も起こらず搭乗員たちの日常を描き、
最後急に事件が起こって、すぐ解決というのは中途半端すぎる。
こういうのはTVの連続ドラマでやれば?と思ってしまう。
これで喜ぶのはその俳優・女優のファンだけではないのか?
また、コメディにするなら徹底的にコメディタッチにすべきだと思う。
いずれにせよ中途半端で面白くはなかった。
時差以外もボケた映画。つまり、脚本が破綻している
ドライブ・マイ・カーの女優さんが出ていますね。
しかし、飛行機の中で洗濯しますかね。にわかでデザート作るかなぁ?
台風を考えれば、関西空港じゃないかなぁ?
結果オーライは良いが、一か八か?まさかフィクションでしょ?
こんな間違い重なる保安体制は無いと思うが。この業界に限ったことではないが、一か八かは無い。僕も保安で仕事していたので、工具の事だけでも、ありえない。手を怪我するなんてそれだけでも駄目でしょ。また、試験を兼ねた飛行なのだから、試験管も含めて、複数人登場するはずだし、ハイジャク対策で、操縦士がコックピット外に簡単に出られる?それに絶対に関空だ。
だいたい『正露○』はどうなった。
機長が『おはようございます』ってブリーフィングするから朝だ。つまり、提供される食事は朝食なのだろうか?それでいて、フルコースとか言っている。また、出発する時は風一つないのに、着陸する時は、台風が通り過ぎる。なんか、おかしいし、映画が終る時は雨一つ降っていない?それに、まだまだ日は高い?時間の感覚が無くなっている。細かい事言うが、保安の映画だけに先ずはヒアリハット位は認識して、制作してもらいたい。だから、普通に見ると、緊張感が全く無い。
皆生き生きとしていて楽しめた!!
矢口監督作品の中でも上位の面白さだと思います。全く知らない分野ですが楽しめました。沢山のキャストが皆生き生きとしていました。脚本も凄く勉強して書かれたのだと思います。退屈させないよう作り込んであり、お客を楽しませようとする姿勢が伝わってきました。出だしのBGMは長年よく聴きますが、何という曲でしょうか。中盤、機転を利かせてデザートを作るシーンで、タルトタタン完成後の綾瀬はるかのカットがキマっていました。終盤の落雷アナウンスは笑えました。
邦画コメディの最高傑作
まだ小学生くらいの頃に初めて土曜プレミアムで初めて観てそれから毎年は観てるくらい何度見ても飽きない一作。
この映画の凄いところは一度見終わっても登場人物の名前を覚えていないところだ。(ギリ原田機長くらい)なのに楽しめてしまう。コントを観てるのとはちょっと違うけど、一つの飛行機を巡って奮闘する人や振り回される人たちを2時間内に描き切ったハイクオリティな映画だと思う。
また、前半はコメディ色強め、後半に展開が気になるようなドラマを持ってくる。テルマエロマエや謝罪の王様のような邦画コメディの典型的な作り方だが、これの難点は後半パートが主人公中心に描かれすぎることだ。前半にたくさんのクセの強いキャラクターがいるにも関わらず、後半は全く出ないそんな弱点がある。しかしハッピーフライトは総脇役大活躍、そして主人公がそれらを一心に背負った期待をなんとか着陸させようと奮闘する。まるでエンドゲームのクライマックスを観てるかのようなそんなクライマックス。文句なし!2時間楽しませてくれっぱなし!最高の映画です!
個人的に好きなキャラは前半ただのだらしないおっさんだったが、後半になって頼りになるかっこいい上司にキャラ変する岸辺一徳!
秀作!
コメディと言われればコメディなのだろうけど…技アリな作り方だった。
なんちゅうか誇張満載のバタバタコメディなのだろうなと思ってたのだけど、全然違う。
出だしこそ、そんな匂いがプンプンするのだけれど、終わる頃には手に汗握る展開になる。
かなり秀作だと思われる。
時任さんとかいい仕事してたわー。
物語というよりは、群像劇なのだろうな。それにまつわる様々な人達が楽しい。
まぁ、主要キャストが多い。
主軸は田辺氏なのかなと思うのだけど、彼の持ち味なのだろうか主役に見えない。いとも容易く群衆に溶け込んでしまう。なので…バランスというウェイトというか突出しない事に驚きだ。
勿論、個々のエピソードはふんだんに盛り込まれていて、ちょっとぶっ込み過ぎじゃないのかと思うけど、案外綺麗にまとまっていく。
監督の演出力の賜物なのだろうと思う。
その物語とは別路線くらいの勢いで、航空会社の裏側がいっぱい挿入される。タイアップする上での条件なのかもと思うのだけれど、これがまた興味津々なのだ。
普段は見れない業界の裏側。
前奏としてはすこぶる長いのだけれど、結構見てしまえる。コレはコレで楽しかった。
公開当初は綾瀬さんの印象が強かったのだけれど、綾瀬さんのエピソードはほぼほぼない。
ないが…やっぱ華なのだろうなぁ。
その華があるが故に、そんな状態でも霞む事はなかった。監督のバランス感覚は見事だ。
ライトな感覚ではあるものの、飛行機の不調ってのはそれだけで恐ろしい。きっと本能が感じるのだろう。
その本能が感じる恐怖を知性と経験で克服していく空港スタッフ達の頼もしさ。岸部さんも素晴らしい。
物語の筋は単純なのだけれど、そのデコレーションが秀逸といおうか…技アリな作品だった。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。一般的に余り知られていないし、描かれる事の少ない航空業界の裏側満載のコメディをANAの全面協力により実現。コメディと云う括りで云うなら、盛り沢山に詰め込んだ幕の内弁当的で、ともすればやや散漫で大味な三谷幸喜作に対し、本作の矢口史靖は焼肉弁当・唐揚げ弁当と云ったテーマを絞った一品豪華主義的弁当の印象で、本作でもその持ち味が充分に活かされている。トラブル対処やプロットの細部描写を否定して“航空通”ぶるのも結構だが、単純に娯楽作として愉しめた。65/100点。
・“清水利郎”役の菅原大吉、珍しくヒールなクレーマー役で印象に残る。他にも運航部門指導教官“原田典嘉”の時任三郎やチーフパーサー“山崎麗子”の寺島しのぶ、ライン整備士“小泉賢吾”の田中哲司、管制官“水野頼子”の江口のりこ等、嫌われ役や仏頂面で無愛想なキャラクターの造形とソレに応える無理の無い演技が佳かった。
・鑑賞日:2013年5月15日(水)
ヒコーキ飛ばす、プロフェッショナルたち
DVDで5回目の鑑賞(社員旅行のバスにて)。
ノベライズは未読。
パイロットやCAだけでなく、裏方的な部署にもスポットを当て、取材に基づいた描写と専門用語を多用したセリフなど、とことんリアリティーを追求した作風が特徴の本作。
飛行機を1機飛ばすのに、多くの人たちが関わり、安全が守られている。あまり知られていない内幕をこんなに面白いエンターテインメントに仕上げた矢口史靖監督の手腕がすごい!
新人CA役の綾瀬はるかがとてもキュート。仕事の厳しさを痛感しながらも奮闘する姿に癒されました。彼女を指導する先輩CAの寺島しのぶもいい味わいで天下一品でした。
個性豊かなプロフェッショナルたちがそれぞれの持ち場で全力を尽くし、奮闘する姿が描かれていました。社会人になった今、とても共感出来る部分があったりもして、観ると「明日も頑張ろう!」と思え、力が湧いて来る。大好きな映画です。
[以降の鑑賞記録]
2024/04/07:Netflix
※修正(2024/04/07)
楽しかった
テレビで観ました♪
一便の飛行機が飛ぶのにどれだけの人が関わって支えているのか、という視点で描いた作品。
誰かの成長期というよりドキュメントぽい感じでした。
でも面白かった!
CAやパイロットみたいな花形だけでなく空港の受付や管制、整備の人々のそれぞれの苦労も描かれてて。
最後の「私やっぱりCAになりたいです」「厳しいわよ~ウインク」が好きです。
中学の職業紹介の授業に使えそう(笑)
"良い着陸とは"
1機のジャンボジェット機と、空港業務に携わる人達の群像劇ですが、よくぞここまで纏め挙げたものだと感心した。
どれ程の職員達がそれぞれの役割を果たす事で、数多くの業務を潤滑油の如く滑らかに機能して行くのかを詳しく教えてくれる。
まだまだ新人のCA綾瀬はるか。中堅だけど何も良い事が無く、辞める決意の受付業務員田畑智子。昇格試験中の副操縦士田辺誠一。最新式のPCに強い肘井美佳と、アナログ人間の岸部一徳。その他整備員達にバードさん。東京タワー詰めと、羽田飛行場の管制官達の違いと役割や、その他多数の職員達。
これに、それぞれの飛行機オタク達が絡まり会い、あわや大惨事と成りかねない事態を乗り切ろうと奮闘する。
それぞれに努力する姿は、全てに於いて一つの方向を全員が向いて業務に当たっているからに他ならない。
作品中に“それ”をはっきりと明言するのは、直接お客と接する業務の者だけだ。だからと言って、だれも自分本意の仕事等していない。
全てが“お客様第一”との考えで仕事に付いているのだ。
作品の中でその想いを代表して、寺島しのぶ演じるチーフの毅然とした姿が全てだと思える。
どんなに上手く行かずに「こんな筈じゃなかった…」と思っていた者でも、いつの日かスキルは上がり、やがては新人職員から頼りにされ手本となって行くのだ。
ただ、ジェット機の運行業務に当たる人達の仕事振りに大半を割いた群像劇である為に、乗客のドラマはクレーム男に笹野高史。高所恐怖症の新婚妻と夫。それとCAに憧れる女子高生のほぼ4組に絞られる。
現役のCAさんから見たら「本当はもっと戦場なんだよ〜」等の意見は出そうですけどね。
それと正露丸が転がってしまう前後の場面では、臭いに関するセリフのやり取りがあっただけに、正露丸の強烈な臭いで乗客がパニックに陥ってしまうのか?と、一瞬思っただけにちょっとだけ拍子抜けはしましたが…。最低限あの新婚さんだけでもその後のワンカットは欲しかった感じかな。
だからと言って、この作品が面白い事には間違いが無いのですが。
題名に《ハッピー》と入っているのに、作品中に描かれる事柄にはハッピーの欠片も無い。
職業病云々と話す場面等は本来悲しいまでの場面でありながらも、まるで詰め将棋を指している様に描かれて笑いに代えているのを見ても、映画を観終わってこれほどまでに《ハッピー》な気分にさせられてしまう。それって何て素晴らしいのだろう。
だからこそ、思わずラストに流れるシナトラの歌声では、不覚にも涙がこぼれてしまった。
「良い着陸とは何か」
それは乗客を安全に送り届ける事に他ならないのだ。
「いいとも」出演の際に撮影秘話として、転ぶ場面で鎖骨を骨折したと語っていた田畑智子お疲れ様でした。
「めざましテレビ」で紹介されていた、どうしても作品中に入らなかったと言う飛行機の墓場映像が何とも勿体無い。
ひょっとしてDVDの特典映像で見られるのだろうか?、まだまだ入れ切れなかったエピソードも多そうな事だし、それらの映像を加えて改めてディレクターズカット版で公開する…なんてどうだろうか。
(o^-')b(o^-')b(o^-')b
(2008年11月15日 日劇2)
プロたちのチームプレイ
飛行機を飛ばすのにこれだけ多くの人が頑張っているんだと教えてもらった映画でした。
普段なにげなく乗っているだけなので、全然知らなかったです。
おつかれさま!と言いたくなりました(笑)
ほんとに笑いあり涙ありです。
社会人の方がみたら、そうそう。とうなづけるところ多々です(笑)
5分以内で食事をとるシーンに、うげっ!;;となりました。
食べながら足ツボふみふみで笑いました。どんだけ(笑)
楽しみながらお勉強にもなる作品です。
イマイチ
フジはなんでこの映画に力を入れて宣伝していたのかよくわかんないです。
終始淡々と進むストーリー。
最後に大どんでん返しみたいな事もないし、「あ、終わったんだ」って感じでした。
唯一良かったのは、航空機ってこんなに多くの人が関わって、それぞれにプライド持って働いてるって解かった事。社会に出ていない僕にとっては、とっても勉強になりました。
怖いか怖くないか
矢口監督作品は平均以上の安定した作品を我々に提供してくれる数少ない映画監督だ。
そして今回も安定かつ独特の笑いで私達を楽しませてくれる。スコアはBだが矢口監督作品の中ではBという事。
今回のテーマは旅客機。そして空港。ありふれたとこが残念だが、個性豊かな俳優人達でカバーしている。中でも、時任三郎と寺島しのぶは特に良い。逆に綾瀬はるかはイマイチと感じられた。時任三郎のクールな演技にかっこよさを感じ、寺島しのぶは本当のCAやってたんちゃう演技に感心した。しかし、幾つか欠点ありで、大人数な客なのに少ないと感じるとこ、一部分の客しか映してないからお客さんが少なく見える。綾瀬はるか役がドジ過ぎる、こんなんではお客さんの前に出れないだろう。整備士達のいらないシーン多すぎ、綾瀬はるかが落とした正露丸、次のシーンで生きてない。などの目につく欠点が残念。
だが、旅客機の大きさや飛ぶ迫力はありで矢口監督としては普通に楽しませてくれた。
私は旅客機に乗った事ないが、この作品を観て、こんな事あるなら怖いなと思ったが逆にこんな事でも安全なんだと2つの意味を教えられました。次の矢口作品に期待です。
ハッピーなフライトにはなってなかったです。
以前EVメンテの仕事をしていたから、乗り物に携わる仕事の責任の重さはよく知っていた。自動車も同じだと思うが、小さなミスが命取りになることもあり、まして、飛行機となれば、被害は計り知れない。
一つの機体を無事に飛ばす為に、関わる全ての人間が、プレッシャーと緊張の中、プロ意識を持って臨んでいる姿が映画から伝わってきた。機長を支える各部門、部署の活躍が盛り込まれており、監督の取材力には感心した。
ただ、キャラクターや演技で笑いを取ろうとしているが、そこは、過剰すぎて白けてしまったので、魅力は感じなかった。
鑑賞側は、前半はまるで工場見学的な感覚で映画を見ることになるが、飛行中の機体の損傷から羽田に引き返す後半は、ある程度ストーリーに緊迫感が生まれコメディの要素は薄くなる。むしろ無事に戻れたことで、見終わった後は疲労感さえ生じる。
タイトルが“ハッピー・フライト”だから、アクシデントを乗り越えて、せめて経由地に着陸するくらい、飛行機の進路を伸ばしてもいいのでは?と思ったのが正直な感想である。
予告のまんま
ん~~つまらなくは無いのですが、、予告が映画の目玉を流しすぎ。
笑えるポイントや面白いポイントが、予告以外ありません。
予告で、全部みたな~~って感じの内容。
綾瀬はるかのボケっぷりが可愛くて面白いんだけど、後半は機長メインで機長室ばかりが写るので何だか眠くなります。
もっと、CAメインでの方が良かったなぁって感じです。
次々と降り掛かる 大きな災害に
ウォーターボーイズ、スィングガールズの矢口監督と言ったら、
コメディですよね、笑えますよ。今回も。
それも命に関わる飛行機が舞台ですからどんな風になるのかな?
と思っていたのですが、要所要所に笑えるシーンを取り入れていて
スクリーンから目を離すことはなかったです。
ただ、ANAの協力的なバックアップがあったのか、専門的な語句や
細かい操縦シーンが長過ぎたようにも感じます。
飛行機に全く乗ったことがない、知識が全くない人が見たら
なんのことやら、「ふーん。」で終わるシーンも多いのでしょうか?
もちろん、専門家から観てもきっと正しい知識や専門用語を
使用しているのでしょうけど。
いいなと思ったのは、OJTの最終試験を受けているパイロットが
操縦し、次々と降り掛かる問題に対処していくという点。
飛行機を操縦しているという「逃げられない環境でどう対処していくか。」
頼りなかったパイロットの成長ぶりには清々しい気持ちになれました。
期待度が低かった割には観てよかったなと思える作品です。
でも、大きなスクリーンで観なくてもTVでいいかな??
気分爽快になる映画
群像劇を描くと、内容が散ってしまい全体としての流れが上手くまとまっていない
作品が多い中、この作品は撮影時、ばらばらに撮影されていたにもかかわらず、
全体としての流れが上手くまとまっており事前予想よりは内容が良かった。
もちろん、綾瀬はるかの天然っぷりは最高でしたが!!
こういう時は、まず笑えって教えてる
映画「ハッピーフライト」(矢口史靖監督)から。
予告でも登場しているこの台詞、迷ったけれど選んでみた。
というより、これだっていう気になる一言が少なかった。
キャストが揃っているわりには、全体的に、ドタバタに終始。
何を伝えたかったんだろう・・と最後までわからなかった。
いくら最近、コメディが流行っているとはいえ、
なにかその中に、なるほどなぁ・・というものが欲しい。
「メモしないでいい、私も時には冗談も言います」とか
「ただのビーフがございます」など、面白いところなのだろうが、
お笑いブームの現代、これくらいのことでは笑えない。
「書くことが見つからない時は、まず笑えって教えてる」
なんて書いたら、また怒られそうだし・・(汗)
実は、場内アナウンスの
「札幌からお越しの伊丹弥生様」が一番受けた。
まるっきり同じ名前の人を知っているから・・。(笑)
キャストが好きな俳優さんたちばかりだったので、許します。
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