容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価
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3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ...
3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ障ってひとの演技がうまい。
そして天才コミュ障ならではの言動。
彼女と娘を助けるため、何のためらいもなく人を殺し自分のすべてを犠牲にする。見返りは求めない、いや、これだけのことをする理由は充分にあると、当然のように思っている。
普通の人から見たらおかしいけれど、いるんだよね、こういう人。
唯一の誤算は、華岡やすこが普通の人で、その普通の人の心理をわかっていなかったこと。
最後の絶叫は、ほんとに心底「なんで⁉︎」だったと思う。
完璧に終わって、あとは幸せになるだけだったのに、なぜ?っていうのと、彼女が自分なんかを気にかけることが理解できない。
ちょっと前に流行った、「彼女がその名を知らないナンチャラ」なんかより、ずーっと激しくて全てを捧げた愛だと思う。
ガリレオとやらの劇場版だからしかたないけど、これ福山いなくても全然良かったよな・・・まあ説明要員としてはいてもいいけど。柴崎コウはもちろん要らないし。
堤慎一のための映画だよ。
ガリレオで有る必要はない
テレビドラマ、ガリレオシリーズの一端として見始めたけど、想像していたのとは違い堤真一の映画だった。
素人の私にはこの事件に数学とか物理とか殆ど関係ないんじゃないかとしか思えないが、隣に住む母娘を守りたいという石神を演じる堤真一はとにかく素晴らしい。
全てのファクターが合致し相乗効果を生み出している。
隣人への想いのメタファーとして、数学者らしく四色問題を取り上げたことや言い回しが秀逸であった。
花岡の存在によって生かされていたから他人を殺めてまで庇った。言い換えるとそれ程花岡のことを愛していたということである。
後半から終盤にかけて石神の真意が明らかになり、このまま庇い続けて終わるかと思われたが、最後は報われない結果になりとても切ない気持ちになる。
主題歌である「最愛」の歌詞が石神視点で作られたものであり涙なしには観られないはず。
愛する人を助けること
自分が石神の立場であった時同じことができるかと考えたが無理だと思った。身代わりになることも警察の捜査をかいくぐることも。
日付をずらすトリックには驚かされたし、面白くもあった。
湯川と石神の会話を聞いていると凡人と天才の考え方の違いに圧倒するばかりだった。
最近ドラマを見て、その延長線上でみたけど、楽しく見れた。次の作品も楽しみだ。
原作未読、ドラマシリーズも一切見たことない状態で鑑賞しました。 す...
原作未読、ドラマシリーズも一切見たことない状態で鑑賞しました。
すごく良かった。
堤真一の演技力がとにかくすごかった。夜に天井で四色問題をイメージして「隣同士が同じ色になってはいけない」とかよかった。最後の慟哭する場面はすごい。松雪泰子も良かった。
嫌いとか悪いじゃなけど内海刑事がいらなかった、最後の最後は蛇足だと感じた。
最高です
私が今まで見た映画の中で1番リピートした映画です。
ガリレオシリーズが大好きで全部見ているのですが、この作品はずば抜けて好きです。
見ている側がバラバラに知り得た情報が、最後の最後でぴったりとパズルのピースのように重なって、最高にスッキリしました。
見終わった後にこの映画のタイトルの意味がわかるところも好きです。
個人的には、他のどのサスペンス映画よりも心に響きました。
堤真一さんの演技もさすがという感じです。
結末を知っていても何回も見たくなる映画です。
最高の俳優陣
大好きな作品。テレビでやってたのでまた見ました。
私の入りはガリレオドラマ→容疑者Xの献身原作→容疑者Xの献身映画という感じ。
この中ではもちろん?といっていいのか悪いのか原作が好きです。
というか結局は見るより読むことが好きなのかもしれない。
それをもったままでも最高だと思う映画です。
原作がよすぎてすきすぎて実写化に幻滅する作品がほとんどな中
これは原作と並ぶくらいで好き。大好き。本当にいい映画だと思う。
配役が堤真一と松雪さんっていうのがもう!
髪の毛むしってまで演じた堤さんのかっこよさに脱帽です。
福山さん演じる湯川学の苦悩する姿にも涙。。
原作読みながらも最後なんともいえない切ない悲しみに涙がとまらんかったんですが
それをこの映画でも思いっきり味わえます。というか泣き過ぎよ、私。と後で我にかえるほど泣く。
何度見てもいい映画ですが、見るのには心構えが必要です。
テレビでやってた
正直、東野圭吾はバカにしてたけど(^^;)
こーれは良かった!…泣かされたわクヤシー
堤真一がいつもの堤真一じゃないのもすごかったね
いや、左江内氏とかのほーが好きやけど
色男の方の福山くんもニガテ(^^;)
キャスティングに違和感!!
シリーズ初見ですが福山の大根演技に(古畑任三郎や杉下右京のようなネタキャラなのでしょうが)違和感を感じます。初めの殺害がやり過ぎだしトリックもかなり酷く、誰にも感情移入できません。堤真一だとイケメン過ぎるので、原作だと本当に冴えなくて外見も終わっているキャラクターなのでしょう。松雪だと強過ぎるので、命を賭けてまで尽くしたくはならないと思います。ダンカンも包容力のある穏やかな中年に見えないし違うと思います。堤真一は近年はコメディ俳優で味をしめてしまい、佐藤浩市に一緒にやろうと誘われても昔からあの人苦手だったと言い出してがっかりしましたが、本作のようにまたシリアス演技で活躍して欲しいです。
実に面白い! これは原作が素晴らしいんだと感じます。流石は超人気作...
実に面白い!
これは原作が素晴らしいんだと感じます。流石は超人気作家東野圭吾。
私はドラマは知りませんが、この映画の主役は福山雅治ではないですね。
堤真一、松雪泰子、この演技派二人が主役の物語です。真相はちょっと…の感ありですが、それさえも納得せざるを得ない素晴らしい演技でした。お見事!
全体的に良かった
全体的には良かった。特に脚本がよく、事件発生までを短くまとめ、そのあとも飽きさせず全体の流れを運んでいく手腕はすごいと思う。原作からカットされたシーンもあり個人的にはカットしてほしくなかったところもカットされていたが致し方なしかもしれない。ただ、それを承知で苦言を呈するとするなら、石神の教師の面をもっと描いてほしかったなと思った。演出はまずまず。ただ、「技師」が殺されていつもの通勤コースにいないという伏線はともすればトリックが気づかれてしまう危険性があるように思えたのであれほど露骨にベンチを写さなくてもいいと思う。
俳優の演技は可もなく不可もなくで堤が頭ひとつ飛び抜けていた。ただ、脚本の責任でもあるが石神がただの暗い人になりがちなのが残念。もっと愛情を感じさせる演技、脚本がほしかった。最後の石神の号泣シーンは感動した。
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