劇場公開日 2008年10月4日

容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価

全198件中、81~100件目を表示

4.5原作よりおもしろかった

2008年10月12日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーの基本路線は、原作と同じなのだけど映画のほうが好き。愛があるから。原作には登場しない湯川の存在を考えたときに、愛を語る役にしか意味がなかったのだろう。それによって、冴えない数学バカの男の物語ではなくなった。
もちろん、堤真一の好演もあるけれど。生きていたけれど生きていなかった、花岡親子によって「生きる」ことができた孤独な中年男性を切々と堤真一が演じている。
それなのになんで最後に湯川と柴咲コウがあんな薄っぺらな「愛」について解説をするかな。蛇足という言葉がぴったりのセリフとカットじゃない、これって脚本家の案なんだろうか。最後の最後でがっかりしたよ。
でも、これはほんのワンカット。映画のおもしろさには影響していないよ。

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chocolate

4.5月9用のムダな脚色が今回はなくシリアスな雰囲気の作品でこれこそ「ガリレオ」本来の姿だと思う

2008年10月6日

観る前はどうせドラマの延長線上で変ににぎやかな作品になってしまっている駄作だと思っていたし、何より「大奥」「HERO」「西遊記」「アンフェア」などことごとくドラマの映画化作品を失敗に導いてきた逆ヒットメーカーのフジテレビ系ドラマということで不安がいっぱいだった(@_@)

 しかしそんな不安はすぐに吹っ飛ぶことになる(>_<)テレビドラマ版は何だか色々と脚色されてエンターテイメント色の強いものとなっているんだけど、この作品は実にシリアスで全体的に緊張感の漂うものとなっていて確かにドラマシリーズを観ていれば楽しめる部分は増えるが明らかに差別化をはかった作品だと言えるだろう(>_<)

 だからこの作品は「ガリレオ」というタイトルが付いていない。あくまで東野圭吾のひとつの作品として作られているからだ(._.)
そのため渡辺いっけいや品川裕などコミカル要素のキャラクターは登場するもののゲストキャラクターなみに出演シーンが抑えられている(>_<)

 普段は感情に流されない湯川がかつての友人の石神を調べる過程で色々とわかってきてしまうあまりにも悲しい事実に困惑する姿がすごくよく描かれていて、不器用な男同士の少し普通とは違った友情のかたちがなんとも言えないいい気持ち悪さを出している(O_O)

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Sp!ke-Y

4.5あんなにカッコいい物理学者なんて、居ないって。

2008年10月4日
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鑑賞方法:映画館

フジテレビで放映され、大ヒットした『ガリレオ』の映画化。って言うより、東野圭吾の探偵ガリレオシリーズの中の長編『容疑者Xの献身』の映画化と言った方が正しいんでしょうかね?

テレビの際も(元々原作には居なかった”内海薫”とか、”城ノ内桜子”とかの女性登場人物を除いては)、基本的に大体原作に沿った形での映像化でしたが、映画の場合にも、その方針は踏襲されています。まぁ、本であったなら、湯川・草薙の男と男のコンビでも良いかもしれませんが、映像になるとしたら、やっぱり花があったほうが見栄えはするわけで、その意味では、湯川・内海と言う組合せになったのは、間違いでは無かったと思います。(同じような手法は、『チーム・バチスタの栄光』でも取られています。)最終的に内海は、原作にも登場してきていますしね。

原作者の東野圭吾によれば、湯川学は佐野史郎をイメージして書かれていたわけですが、テレビそしてこの映画の影響で、圧倒的に福山雅治と言う印象が、一般には刷り込まれてしまったのでは無いでしょうか? テレビ化する際に湯川役を佐野史郎にしなかった理由は不明ですが、一部の人間には、彼には1992年 TBSドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦のイメージも無い訳ではないので、良かったのかもしれませんが。

映画の中では、あまり出演シーンは多くなかったですが、私に演技力を感じさせたのは、意外にもダンカンです。非常に少ない出演シーンにも係らず、芸達者だなぁと感心してしまいました。

あとは、言うに及ばず、松雪泰子ですかね。やっぱり彼女の演技は、一流だと思います。陰のある雰囲気とか、表情は見せますね。

柴咲コウは、テレビドラマ等多数出演していますが、微妙な感情表現を伴う演技は苦手と見ました。これまでの出演作品でも、微妙な感情表現を必要とする役柄が少ないのも、その傍証かと思います。

時間的制約や、物語の盛り上げ方などにより、完全に原作に忠実と言うわけでは有りませんが、それなりに原作にそっているので、原作を読んでいる人も、そうでない人も、楽しめると思います。

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勝手に評論家

4.0一つの傑作

2025年9月22日
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鑑賞方法:TV地上波
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おいおい

4.0昔、映画館で見た。今日はフジテレビで見た

2025年9月13日
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鑑賞方法:映画館、VOD

悲しい

知的

難しい

何度見ても面白い。
ただ、一つだけ残念(?)な点が。

堤真一さんがカッコ良すぎること。
もっとブチャイクな人だったら、
福山雅治のルックスに嫉妬するのも
分かるけど、堤真一さんは
爪を隠せない鷹だった。(-_-;)

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ぷぅ

4.03人がお互いを思い合ったがゆえの悲劇

2025年7月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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C・ゲバラ

4.0よく考えたら変なのですが・・・雰囲気で押し切りました。

2025年4月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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よし

4.0計算高い男が運命のいたずらの前に崩れる姿

2025年3月2日
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映画での犯人役の堤真一さんは, ドラマ“妻、小学生になる”や映画 “ダディ、フライ、ダディ”でも気の抜けたサラリーマン役でした. そういう演技が板についてる気がします.
良心の呵責に苛まれてホステスの女が自白し, 数学教師が発狂する結末は, “カラマーゾフの兄弟”のイワンの発狂に似ている気がします. “カラマーゾフの兄弟”でも, 計算高い男が運命のいたずらの前に崩れる姿でした.

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m_sawa

4.0底辺×高さ÷愛 愛の無いAIは答えられませんでした

2024年10月16日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.04色問題

2024年10月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

この映画を初めてみたのは大学生のときだった。当時劇場公開されていたがTVドラマの映画化だし、フジテレビ系だし、ということで正直色眼鏡で判断して全く期待していなかった。
でも、実際にみたらそんなことどうでも良くなるくらい素晴らしい作品だった。
特に好きなのは、石神が留置所の天井のシミで4色問題を解くシーンである。殺人ミステリーが題材なのにこんな美しいことってあるのか?というくらい当時感動し、今みても名シーンだと思う。
ガリレオシリーズは他にも現時点で2作制作された。確かにそれらも面白かったが、この作品は完成度がずば抜けている。

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タブロー

4.0いつ観ても切ない…

2024年4月20日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

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uni

4.0アリバイ

2024年4月16日
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天才物理学者の探偵vs天才数学者の犯人という高次元の頭脳戦が面白かった。なんかデスノートみたい。Lも夜神月を最初に疑った理由として「逆にアリバイがありすぎる」「逆に目立った行動をしてなさすぎ」みたいな感じだったので、湯川の推理と重なる所があったと思う。天才探偵相手だとアリバイありすぎるのも考えようだね。今後僕が事件に巻き込まれたらアリバイあっても言うのやめとこうかな。もはやアリバイある方が怪しいみたいになってるもん。「アリバイあります」=「私が犯人です」ってレベルまで行っちゃった感あるよね(ない)

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真平

4.0殉愛

2024年4月11日
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鑑賞方法:TV地上波

ほんとはイケメンなのに、ブサイクに見せる堤真一。なりきりぶりがすごい。全身全霊で愛する人を守り、そのために手を汚した。献身。泣ける。主役の福山雅治が主役に見えない、堤真一劇場であった。

フジテレビの放送を視聴。

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ぷにゃぷにゃ

4.0東野圭吾ということで

2024年3月24日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

知的

観てみることにした。
冒頭に犯行の始終が描かれ、犯人が分かっているという、刑事コロンボのパターンか?と思ったが、単純にそういうことでもなく、良かった。石神の心境には共感を覚えることがあり、引き込まれた。最後の堤真一演じる号泣のシーンには、非常に感動した。

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A.Camelot

4.0残酷で美しい

2024年3月23日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

難しい

ラストを知らない家族と観た。
久しぶりに無の気持ちで。

とにかく金澤美穂さんのカワイイ事

おまかせ弁当 600円 安い

土曜プレミアム・映画「容疑者xの献身」 2週連続映画ガリレオ<第一弾>
2024年3月23日(土) 21:00~23:25 放送

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七色姫

4.0誰も救われない

2024年1月21日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD
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琥珀糖

4.0純愛

2023年12月31日
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プライア

4.0謎のままが良いということもある

2023年11月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

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Don-chan

4.0

2023年8月28日
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泣ける

悲しい

知的

伏線が至る所にあり、見返すとなんで気づかなかったんだろうと思うところが沢山あります。ミスリードを誘わせる展開にまんまとハマり衝撃の展開があって、あっという間に時間が過ぎ去りました。名作と言われる理由がよく分かり、記憶をなくしてもう一度観たいです。

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ナギサ
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