崖の上のポニョのレビュー・感想・評価
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子ども時代に必要なもの、それは友情と勇気と冒険!
もののけ姫以後、某らのメッセージ性を帯びた宮崎作品。 でも『崖の上のポニョ』は、友情と勇気と冒険を子どもたちに示してくれる物語だ。かわいさと無邪気さ、子ども時代にこういった経験が、本当の意味での心の豊かさと社会で生きていく力を育んでくれるのです。 子どもたちがこの物語を楽しんだ後、この夏休みに夢のある出来事に出会えることを願います。
素晴らしい
「キング・オブ・ほのぼの」!! 今までに無いほどの純粋でシンプルな映画!! 宮崎監督がどれほど子供たちの未来に期待しているかが 窺える映画でした。 単純に面白い!67歳のおじいちゃんがこれだけ子供たちの 事を想えるのなら、若い僕らが彼らの為に何ができるか考え られないはずが無い!! と、思わされる映画でした。 所ジョージが「見終わった後に気持ちよく家に帰れる」と言って いたのが納得です!!
♪ポーニョポーニョポニョ
誘っても付き合ってくれる連れが居なくて独りで見ましたよ…家族連れの中をorz………ええ、それが、何か? そんで、私は泣きましたよorz………ええ、それが、何か? というかね…一言いいですか? この映画を評する時にね、小難しい論評並べ立てて褒め称える評論家が多すぎるんですよね!マジでウザイです!何故に、ただ面白かった!と一言言えないのか…と思いますよ、私は。…あ、ここのレビュー書いてる方のことじゃないですよwちなみに… 原点回帰?手書きアニメーションの新しい挑戦?息子の作品に対してのアンチテーゼ?全部ね、下衆の勘繰りですよ!はっきり言ってね…監督がそんな意見を求めてるとは到底思えないんですけどね、私は… 今こそ私は訴えたいと思いました、このサイトでね… 面白いものを面白いと言うことに、あれこれ理屈を付けるな! すいません…取り乱しました<(_ _)>
子供に夢を!!
視覚のみで魅せる幻想的なオープニングで, 鷲掴みされたハートは,最後まで波打ったまま。 宗介とポニョの純真無垢な優しさ, 人が人が思う気持ちの心強さ, アクションのカタルシス, ファンタジーの創造性などが, 大きな泡となって,シンプルな物語を包み込み, 気持ち良く映画を満喫しました。 ハッピーエンドの絵本を観ている感覚。 大人は,子供に「大好き」と言ってあげよう。 説教臭さを裏に隠しながらも, メッセージはちゃんと滲ませる。 原点回帰というより, 「ハウル」以降の「新しい宮崎駿」幕開けの予感。
昔の宮崎アニメを思い出します・・・
「ハイジ」や「コナン」を思い出させる作りとなっています。今回は小難しいテーマを敢えて持たせなかったゆえ、純粋に子供向けの作品に仕上がったようです。ちなみに、宮崎監督は瀬戸内海で夏目漱石の『門』を読み、その中の主人公が「崖の下」に住む「宗介」だったことから、本作の主人公のネーミングが決まったと言われています。そこに妙に感心してしましまいました・・・。
人間ってすごい
大画面に映るオープニングの海のシーン、これを全部アニメーターが手で描いたのかと思ったら、人間ってなんてすごいんだと、泣きそうになった。 きっと同じものをCGで見せられてもなんとも思わないはず。 ただ鉛筆で描いた線に色がついた絵が動いているだけなのに、そこに宮崎監督のイマジネーションが加わると、それはCGなんてものをはるかに超えてしまう。 ハリウッドは2Dは古くてつまらないと思ってその技術を捨てたらしいけど、きっと彼らはこれを見たら後悔するはず。 お子さんがいる方で、うちの子わかるかしらと思っているひとがいたら、そんなこと考えずに、いっしょに見に行ってほしい。 宮崎監督は特集番組で「子供達はわかるんだよ、理屈で映画をみないから」と言っていました。「こどもにわかるか?」という時点で、理屈で映画を見る大人目線になってしまっています。子供達はきっと目を輝かせて見るはずです。 そして、いっしょに見たお父さんやお母さんたちは、宗介のように育ってほしいと思うはず。彼の存在は、この暗い世の中の希望でしょう。 最近のうんざりするような、漫画やテレビドラマの映画化の中にあって、巨匠と言われる人たちが真摯な気持ちで、子供達に向けて(もちろん大人にも)オリジナル映画を作っているなんて、もう他にはいないんではないだろうか。 しかも、俳優を使うことに「商業的」なんて批判もあるようだけど、その俳優達は宣伝目的でテレビに出まくることもしない。 最近の宮崎作品が公開されると、決まって俳優起用や物語がわからないことが批評の対象になることが多いけど、作品を見る目がそこだけというのは余りも悲しい。様々な機会で監督は、お決まりの論理で映画をつくることに興味はなくなってると言っているのだから、私たちも理屈なんて考えず映画をみたらすごく楽しめる心が洗われるような素晴らしい作品になってます。そう子供の目で。 そして、映画が終わって外に出たら、この世の中がすこし綺麗に見えるかも。
面白い!
試写会で一足先に観てきました。 まず映像の綺麗さにびっくりしました。 ジブリは空の映像が多いのですが、海もこんなに綺麗に!と関心しました。 話もとても面白かったです。 お子さんも大人も楽しめる素敵な映画に仕上がっていると思いました。 試写会はよく行くんですが、満員御礼と言う感じ。 注目度の高さを感じました。
だって元気な男の子と健気な女の子が頑張る話って悪くないじゃあありませんか!
ポニョや主人公の男の子の設定が5歳にしているなど、ターゲットをファミリーに絞り込んで、よりファンタジックな映像になっていました。とにかくポニョのキャラと声はかわいいの一言に尽きます。これならお子さんは大喜びでしょう。 懐かしい感じの絵柄だなぁと思ったら、CGは一切使っていないとのこと。 監督自身が「人魚姫」と形容したストーリーですが、もの凄く元気いっぱいの人魚姫でした。 トトロをはじめ、今まで森と空の話が多かった宮崎作品ですが、初めて海を舞台にすることで、ファンタジックさはより一層際だった映像を見せてくれました。 特にポニョが人間の女の子になるところでは、作り手の想像力の豊かさに舌を巻きましたね。よくまぁこんな発想が次から次へ思いつくものだとつくづく感心しました。 ファンタジックさというか売れ線を意識したのか、今までのジブリらしさは影を潜めています。宮崎監督のベースにははっきりしたアミニズムがあって、自然をないがしろにした人間は自然から祟られるという主張が色濃く表されて、作品のスパイスになっていました。しかし、今回はオブラートに包んでしまったようです。 ポニョがトロール船に追いかけられるとき、海底のゴミやヘドロが描かれるなどチラリとは触れられます。 けれども、なぜ突然水位が上がって街中が水没したのか、ほとんどネタバレしないで終わってしまいました。 宮崎作品らしい世界観や主張をオブラートに包んだまま、ポニョかわいかったねで終わらせているところでは、これまでのファンから酷評されることでしょう。 でも、そういううるさ型の宮崎ファンでなければ、大橋のぞみちゃんかわいらしい歌声とともにポニョのかわいい仕草に癒され、満喫できますよ(#^.^#)
アニメーションが進化した
試写会で観てきました。 試写会お決まりの音質の悪さはぐっとこらえ、それを差し引いても素晴らしいアニメーションでした。 ず~~~っとこういうアニメーションを観たいと思っていました。 ジブリ美術館ではこういう作品を作っていましたが、まさか劇場用長編で成立するスタイルだとは思わなかったので凄く嬉しいです。 ジブリが脱皮して、また一つ新しい場所にたどり着いたようです。 文句なく素晴らしいアニメーションです。 おそらく賛否両論で酷評されることもあるかもしれません。 しかし、この映画は間違いなく素晴らしく素敵な映画です。 整合性やダイナミズムばかりを追い求め、ロジックでつじつまを合わせるような映画ではない、本当の映画でした。 こんなに気持ちのいいアニメーションはありません。 テーマとかメッセージとかそういう低次元ではない、素晴らしく素敵な世界。 公開がとても待ち遠しい!! 何度観ても気持ちよくなれるアニメーションだと思います。
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