「待った甲斐あった!まずは及第点」20世紀少年 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
待った甲斐あった!まずは及第点
自分、原作は連載当初からスピリッツで欠かさず読んでおりました。
そしてよく想像したもんです…実写でやったらどうなるのか…実写でやってくれないか…
配役もよく想像しました。ケンヂは誰だ?ユキジは誰だ?オッチョは誰だ?ヨシツネは?マルオは?ケロヨンは?フクベエは?サダキヨは?キリコは?…そして、カンナは?
正直、全部ピッタリとは思いませんでした。ケンヂも正直、「え?唐沢さん?」とか思ったし…で、一体どうなることやらと、期待半分不安半分で劇場へ…
うん、良かったと思います。唐沢さんも違和感なく、あの世界観に溶け込んでて、ストーリーに関しても、原作知らない人にも丁寧に分かり易く作ってた気がするなあ…
只、ちょっと気になったのは、堤さんの癖が少し出てたことかなあ。あの人の映像表現嫌いじゃないんだけど、それが露骨に分かると何か、『そこ、20世紀少年じゃない!』とか思ったりして…トータルで言えば満足なんですけどね!
原作本5冊分を見事に2時間22分に、タイトに納めた製作者に、まずは及第点を上げたいです。
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