劇場公開日 2008年4月26日

「ストーリーが惜しい・・・」少林少女 なおたんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ストーリーが惜しい・・・

2008年5月1日

興奮

まず娯楽ムービーと決めつけ期待せずに見ました
見終わった直後の感想は「おし~い、もったいない」
と言う感想と同時に映画館で見るほどの・・・

柴咲コウさんはこの作品の主役に適任でハマリ役でした
彼女は年々役者としての経験が積まれ1作1作見事に
演じきっている、1年間練習を積んできたアクションは
型がキレイ決まっているが・・・(肝心の演出が)

ほかの役者もかなり良い線行っています
江口洋介
 相変わらず良い味だしますね
 ひとつ屋根の下のあんちゃんみたいなノリでした
 あのロン毛、久しぶりに見ましたけどズラだよね?

岡村隆史
 キレ味抜群、むしろお笑いより向いている
 もともとダンスが得意で動きも機敏で好感
 最近微妙なお笑い番組辞めてこっちに専念すべき

仲村トオル
 ボスにはもう少し重みが欲しいが
 映画俳優の器では無いんだよね、何でだろうな
 演技が単調で全部の役が同じに見えるんだよね

ラクロス部員
 よくこれだけ可愛い子集めたな◎
 マニア度高いんじゃないの、とくにユニホーム好き
 の方は映画館よりDVDでどうぞ

この映画の欠点はズバリ、ストーリーです
映画の途中で成功と失敗の分岐点があったような気がします

残念ながら今回は失敗の道(ストーリー)を選んでしまったかな
少林拳+ラクロスと言う内容なんだけど、目の付け所はまずまず
良かったけど、途中で悪の組織と戦うストーリーを選んだ結果、
その戦いがかなり茶番です、ドイヒーですね(泣)
もっと生身のアクションを重視して欲しかったです
柴咲コウ、岡村隆史、少林サッカーの人など頑張っている役者
に対してVFX、CGを使いすぎ、要所要所スロー映像で嫌気がさす
1年もかけてアクションを練習したのにもったいないです
もうラスボスの戦いは・・・見るに堪えがたいですよ

逆に成功の選択とは、少林サッカーの路線を進むべきだったと
ラクロスというスポーツに注目したのは良いと思う、事実
少林拳とラクロスの融合は出来ていた、スピード+パワーが
映像で伝わってきた、あそこでVFX、CGを使うなら面白いけど
しかもラクロス部員に可愛い役者を揃えたのだからもっと
取り上げても良かった気がする、戦うなら悪の組織率いる
ラクロス部VS少林拳ラクロス部で決着を付けて欲しかった
こんな事なら少林サッカーの二番煎じでも良かったよ

エンドロールの作りは良かったです、でもここでラクロスを
取り上げるなら本編で・・・と言う気かどうしても
そう言った意味で「おし~い」映画でしたね

なおたん