「自分がいつ死ぬか知りたいか、という質問に96%の人 が知りたくない...」最高の人生の見つけ方(2007) ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
自分がいつ死ぬか知りたいか、という質問に96%の人 が知りたくない...
自分がいつ死ぬか知りたいか、という質問に96%の人 が知りたくないと答えた。 カーターは残りの4%の方。その方が穏やかに過ごせ ると考えていた。 でも、実際に知ると決してそうではなかった。 それまでに漠然と書きためていた死ぬまでにしたいこ とリストも投げ捨てる。 おそらくそれどころではない気持ちになったのであろ う。 家族にたいしても、家族のためにしたいことを我慢し てきたと思ってしまった。 そのため、エドワードと共に現実離れをした行動に出 る。 そうすることで家族は自分を犠牲にしてきたものでは なく、安らぎを与えてくれていた存在だと気づく。 そういう話だと理解した。 この映画で大事なのは、 底にいるときに一緒の気持ちでいられる存在がいるの か。カーターにとってはエドワード。 家族が大切であることは自明の理であるけど一旦離れ てみて実感できたということ。 この二つがこの映画のテーマかと思う。
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