トゥヤーの結婚のレビュー・感想・評価
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トゥヤーの逞しさ
内モンゴルの日常があまりにも日本と違っていてインパクトがありました。ラクダに乗って、たくさんのモフモフした羊の群れに囲まれた牧歌的な風景とは裏腹に、その生活は非常に貧しく厳しい。気候変動の影響なのか井戸の水も涸れてしまい、死活問題になっています。主人公トゥヤー(ユー・ナン)はさらに追い打ちをかけるような苦境に立たされています。が、全く悲壮感のない不思議なテイストに包まれています。次々と求婚者が現れるところも不思議です(汗;)。美人で働き者という村でも評判の女性という設定なのかもしれませんが、日本とは違うであろう価値基準を推し量る材料もなく、不思議な浮遊感に身を任せる感じがユニークで新鮮な味わいでした。しかしながら、冒頭とエンディングに重ねられるあるシーンだけが違っていて、だからこそ強く印象に残りました。誰ひとり彼女の本心を理解せず、自分の都合だけで色々なことをしていて、それでも気丈に生きていこうとするトゥヤーの逞しさを見つめるワン・チュアンアン監督の想いが感じられました。
世界は広い
世の中広いですね。お国柄が違うと、この作品で描かれる道徳的な事柄も許される。と言うよりも、お互いに助け合って生きていこう…って精神、考え方が第一になって行くのでしょうね。
確実に日本人には理解しきれない部分ではありますが、その根底にある人間性では共感出来るところもありました。
映画は、途中から何かとしゃしゃり出る濱田岳似のゼンガに肩入れして来てしまう反面で、重度の障害を持つ旦那の気持ちを思うといたたまくなって来ます。
特に病院でトゥヤーが旦那をなじる場面はちょっと観ていて辛かったですね…。
(2008年3月9日 Bunkamura ル・シネマ 2)
意味不明((+_+))
光。
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