人のセックスを笑うなのレビュー・感想・評価
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ロマンティック
計算された美しい構図の連続は良かった。でも、しつこくて30分で飽きた。
なので、このお話しは週刊文春で取り上げられた2人の真相です、という勝手な設定を加えて見ることにした。
文春を支持する結論に至りました。
松山ケンイチが良い
美大生が20歳歳上のユリに惹かれて、付き合うことになったけど、ユリには夫がいた。
松山ケンイチが、歳上女に溺れる初々しい学生を演じていて、不器用で繊細な演技がとても良い。
永作博美が年齢差を感じないほどみずみずしい。2人が戯れる様は幸せそのもの。
不倫でも暗い感じはなくて、とにかく好きで好きでたまらない気持ちが溢れる作品。
恋愛ってこんなかんじ
キャストの演技が自然でいい。上手い。恋愛って、こういう感じ、って思わせる。
モラトリアムとか恋愛の浮き沈みとかどーしようもない閉塞感とか、それを上回る恋愛の醍醐味とか… つぶさに感じられた。
長い… 途中だらだらした感じがあったかも。
長いシーンは会話とか些細な行動のやりとりとか、雰囲気が出ていいな、と思うことは多いけど、退屈な場面も結構あった。
永作博美の演技力
永作博美の演技が役にハマっていてよいですよね。この映画で好きになりました。ただ長い。尺半分にできる。邦画にありがちですが長回し使いすぎ。それがいい影響を及ぼしているところもあるのですが全体的にたるい作りになってしまっているかなと。あと音楽はよかった。美大生のモラトリアム感だしたいのはわかるのだけど、空気感に頼るのではなくもっとキャラの心情によって欲しかった。僕も美大生だったのであの手のモヤモヤ感には共感できました。
魅力的な配役、キャラクターだったが、長さは感じたかな
「ニシノユキヒコの恋と冒険」で井口奈己ワールドは体験していたので、作風のユルさにある程度耐性は出来ていましたが、でも相変わらずユルい、ユルかったですねぇ~ホント。
好きな方はこう言うの本当に好きなんでしょうが、私的にはどうしても間延び感が否めずで、まあ嫌いではないのですが、やっぱり嵌るところまではいかなかったと言うのが正直なところでしょうか。
それと井口奈己監督の真骨頂とも言える長回しの多さも、好みが分かれるところですよね。
まあそれによって役者の演技は十二分に堪能できましたし、妙に生々しくてほとんどアドリブかと思わせるようなリアルさ(キスシーンが特に)も堪能できたところは良かったのですが、無駄に長いのが難点で、そこは一長一短と言ったところでしょうか。
まあその長い空間の中で細かい心理描写は感じ取れましたから、通受けしそうな気はしましたけど、万人受けはしなさそうな・・・。
ただ話自体は結構好みで、誰もが経験したであろう年上の異性への憧れと言う点では共感した部分も多々あって、思わず見入ってしまいました。
永作博美が演じた39歳の自由奔放な美術の先生がまた小悪魔的な魅力があって、それは学生なら間違いなくイチコロですよね。
あの自由さ、憎たらしいぐらいの余裕感、まだLっぽい雰囲気の若い松山ケンイチが年上女性に溺れるのは妙に納得の一幕でした。
この頃から松ケンは年上女性が好きだったのか(笑)
松ケンを追いかけるも相手にされない蒼井優、友人を装いつつも蒼井優へ秘めた思いを募らせる忍成修吾、この構図もいかにも青春って感じで何か良かったですね。
皆気だるい感じの若者だったのも、ある意味映画的ではないリアルさを感じれて良かったような、ユル過ぎてダルかったような(苦笑)
しかし何だかんだで一番印象に残ったのは蒼井優だったかな、最後の笑顔もいいし、クッキー爆食いのシーンは最高でした!
ゆるーやかに時間が流れていきます。 妙に長いカメラ回しなどが随所に...
ゆるーやかに時間が流れていきます。
妙に長いカメラ回しなどが随所に見られます。
それによりリアル感は感じます。
原作読んでないのですが、
この映画じゃタイトルを人のセックスを笑うなにした意味がよく分かりませんでした。
永作さんはとてもかわいいです。40手前には見えません。
大学生ならそら好きになってしまいますよね。
そして蒼井優さん演じるえんちゃんがいい味出してました!
マツケンと永作の掛け合いがとても自然で良かった。 旦那さんとわらび...
マツケンと永作の掛け合いがとても自然で良かった。
旦那さんとわらび餅食べるシーンと、エアベッド膨らませるシーンが好き。
日常をそのままカットしてきたような映画だったけど、少しさらっとしすぎていたような気もする。
とても自然な映画
恋愛映画だが、本当に普通のわれわれの生活でも十分あり得るようなストーリーでした。
たまにはこういうのを見ると落ち着くというかほんのりしていいと思う。ただ、展開がほとんどないので飽きてしまう人も多いだろう。演技派の俳優が多かったのでこの映画が救われているところもある。
ゆるい映画
インパクトのあるタイトルが妙に印象つよく、どんなストーリーの映画かと思ったら純な恋物語。
人のセックスを笑うなとは、恋を笑うなということで、なんとも素敵な表現だな〜なんて思った。
単調なシーンが続いて、寝そうになったけど、学生の頃の恋愛を思いだしました。
ま、不倫なんだけどね。
個人的には、ラストが好きだな♪
キャストの演技がいい
キャストの演技はとてもいいと思います。
松山ケンイチ萌えました。
途中であがた森魚が出ててびっくりしましたが笑
だけど、もう少しまとめて欲しかったなあ。
だから、邦画のラブストーリーって嫌なんだよ!って思いました。
非常に残念
ゆっくりした時間の流れの中にちょっと個性的な恋愛ストーリーという、甘酸っぱさに溢れる設定で、俳優陣も役に合っていたと思います。
でも、明らかに必要のないシーンや無駄な長回しが多く、それが逆に監督の狙いであればどうしようもないですが、鑑賞中にあくびが出ました。何度早送りしようとしたか(笑)
作品の素材が良いだけに、無駄な長さが非常に残念でした。
天真爛漫なアラフォーを演じた永作博美のキュートさが魅力的
永作博美に尽きる。自分も、こんな魅力的な小悪魔に振り回されたい(笑)。人の思いはスレ違い、錯綜し、付いたり離れたりする。タイミングもある。難しいね。でもそれが人生。楽しまなくちゃ損。
みるめってなんだよ
美大生 みるめ と美大講師 ゆり との まー不倫のお話です
どこにでもありそうでなさそうなお話しです
似たようなことが起こるとは、実社会では、mixiニュースみたいなところに出て事件の扱いになるでしょうね
批判とか羨望とか無責任なコメントが乱発されることでしょう
確かにあのだんなさんじゃ、マツケンに触ってみたくなっちゃうかもしれませんな
触られるなんて羨ましいですな
確かにだらだら感があります めがね 級です
だらだらな映画が嫌いなかたには あまり お勧めできないかも
途中で飽きちゃう
マツケン、元気なくした最後の方は L みたいなカッコしてました
劇場は夢見る女性でいっぱい、でした
平日の昼間にも関わらず残席僅少との掲示に驚きながら映画館に入ると、満員の客席の九割が女性。男ひとりなど私くらい。ちょっと異様な光景に見えたのだが、映画を見終わってその理由がわかった。この作品は、恋をすることを楽しめる、女性たち皆が夢を見られる時間が体験できるのだ。
この作品は、永作博美演じる39歳の美術教師と松山ケンイチ演じる21歳の男子生徒との、歳の離れた恋愛が成就するか否かという物語で、それ以上は何もない、それほど内容のある映画ではない。しかしそれでも面白い、と感じられたのは、歳の離れた男女が恋をする、恋することを楽しむ様子が、じっくりと描きこんでいる、この作品の監督井口奈巳の演出手腕の確かさによるものだ。
この作品で井口監督は、長いワンシーンワンカットを多用している。つまり、それだけ映画に流れる時間がゆるやかなのだが、そのいくつもの長いカットの中で秀逸だったのが、主人公の美術教師と男子学生とが徐々に心が惹かれあっていく様子を実に小気味良く、そしてじっくりととらえていたことだ。つまり、長いカットの中で恋する時間がゆっくりと流れていて、見ている者たちもお互いに感情移入しながら一緒に恋をする瞬間を感じさせてくれる。そこに、この作品が多くの女性たちに人気を集めている要素がある。
ただし、多くの女性たちがいくら感情移入しても、この作品で描かれた恋愛模様は、コケティッシュな魅力を存分に発揮した永作博美と、シャイでいながら女性の心を惹きつける魅力を醸し出す松山ケンイチという二人でないと、ちょっと成立しそうにもないとは思う。映画に奥深さを求めたり、監督に主張を求める人にはこの作品の評価は低いかもしれないが、映画館とは夢見るひとときを楽しむ場所だとすれば、多くの女性たちを恋する時間に惹きこませたこの作品は、ある意味、とても映画らしい映画ではないかと思う。
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